6すみれさんとプール
「それでは移動しますね。」
すみれさんに見送られて移動する、私空間の部屋に転移開始、1点消費。
自分の部屋だ、最初は強く思考しなくては発動しなかった転移も今は自然に発動できるように成って慣れてきた、機能が補助してくれるので不意に転移と思っても誤作動しない。
最初の分体が横になっている、少し離れて中指の青い半透明の指輪に意思を伝える、青い可愛いペンギンソファーが出てくる目が眠そうで可愛い。
姿勢が横向きでヒレが背もたれに成っていた、触れている場所のフワフワ感が抜群だ。
座りながら画面に小さな銀河を映す、んー凄い光景だ、さっそく生命維持文化促進法則を銀河に組み込む、250億5000点消費。
せっかくだ色々(いろいろ)やってみよう、まずは生命体は居るのかなっ、検索すると該当1億惑星。ふんふん、更に条件を変えて検索、知的生命体は該当1億惑星。んっ?もしかしてと思い検索、人型知的生命体は該当1億惑星。
おお~、これは凄い事になった、好みの惑星はあるだろうか。
文化段階は江戸時代ぐらいを複数種類の人種が居て美人率、美人女性が多い所、なんとなく面白そうに感じる場所と曖昧な検索をした、該当9000万惑星。
となれば俺が一番楽しく過ごせる惑星と条件を入れて再度検索、該当1惑星。
考える、調べて行けるが調べれば調べるほど最初の未知と出会う楽しみが減りそうだ、行くなら知らないままが一番楽しめそうだ。
惑星に名前を付けよう、最初の作った星系は地球1~20で検索して最後に残った星を地球21番で今はいいかな。
予定を立てる、まずはすみれさんとプールだ、すみれさんの事だ毎回違う水着で、あの水着と同じではないだろうが遊びたい気持ちは強く残っている。
それから星に遊びに行こうかな、大体こんな感じで、そうだ空間庫を広げとこうかな、どうせなら使った事の無い単位で空間拡張、1不可思議点消費。
これは満杯になる事はないな。
明日になるまでは本を読もうかな、すみれさんお勧めのくノ一本をはじめに読もう。
1冊読み終わる、従者にくノ一良いかも、影に寄り添い裏切らない忠誠心と可憐な容姿は好みだ。
左手をかざして指輪の万能機械からテーブルを出す、ペンギン君が頑張ってテーブルを下で支えていた、板は透明でペンギン君と目が合うと片目で瞬きしてくる。
瞬きを気にせずに空間庫からコップを出す、あまりペンギンだらけにしたくない。
可愛いクマちゃんコップだ、画面を見ながら果汁と選びブドウ150パーセント果汁を注ぐ、注いでいる間クマちゃんは身体をモジモジしながら頬が赤くなり上目使いで此方を見ている、手を伸ばすと元気良く俺の指をギュ~と抱きついてきたクマちゃんに口を付けた美味い、クマちゃんの両手が俺の頬をグニグニ押してちょっと飲みずらい、クマちゃんをテーブルに置くとクマちゃんがうつ伏せになりペンギン君と見つめ合っている、果汁はこぼれない、この光景は可愛い。
優雅に読書時間の再開だ、小説を出し、あとがきから確認する内容が変更しない型だ。
3冊読み終わる、当たりしかないと言うのも中々新鮮だ、止め時を見失ってついつい読んでしまう。
寝ていたクマちゃん起こし腕で目を擦るクマちゃんを俺の指でお姫様抱っこして、そっとクマちゃんの頭のコップに口を付ける冷たくて美味しいので飲み干す、身体をクネクネして頬を赤らめるクマちゃんナデナデして空間庫に仕舞う。
すみれさん水着動画を作り保存する、1人広い部屋の中でニヤニヤする、全部で20時間が経っていた自分の身体が食事も睡眠も不要とは不思議で便利だ。
「空君~一通り終わったよぉ~プールで遊ぼうー。」
すみれさんの声が聞こえてくる。
「遊びますー。」
「場所はココだよー」
急いで画面から生地は青く木の柄が茶色の水着を選ぶ、一瞬で装着、場所の画面を見て転移開始する、1点消費。
「転移完了します。」
触れる空気がムワッとする湿度が高く暑い、青空が見えた遠くに巨大な壁が見えるので室内だ、巨大な滑り台が見える此れは勇気がいるやつ、滑るのを想像するだけでヒッヤとする。
すみれさんを見つけた、桜の花びらが沢山張り付いたような可愛い水着だ、身体に紐の部分が無く隠している部分は少ない、ほとんどがすみれさんの綺麗な白い肌だ。
ちょと遠いのでヤシの木の横を小走りで近づく、画面がすみれさんの身体を下から映す、下から見たすみれさんの身体が綺麗で魅力が凄っかった。
「空君顔がにやけてるよー。」
笑顔のすみれさんが迎えてくれる。
「すみれさんの水着が凄すぎるので、その水着似合ってますよ。」
「そうでしょ~一目見て可愛いと思ったんだー、それと今日の分の点数9999無量大数だよ。」
「はい受け取りました、でも超高次元連結器があるので点数はもう受け取らなくてもいいですよ。」
「そうだよね~、私も思ったもん進化情報で進化したら点数を稼がなくてよくなるってねー。」
手を引かれて笑顔で巨大な滑り台に向かって歩いていく、丸いちょとした溝の中心に乗ると透明な丸い板が空気に浮かぶ、溝と同じ大きさの丸い板は2人を乗せて滑り台の頂上に着く。
「ここが一番のお勧めー高さ500メートル長さ2キロ横の幅は1キロの慣性制御付、大人の滑り台だよ~。」
「下を見るとゾクッてするんですが高すぎませんか?」
透明な丸い板で運ばれる最中の下を見て地面が遠く背中がゾクッとして高さは充分に理解していた、慌てて、すみれさんの水着を見る事で癒された。
「空君、怖いの?だったら一緒に滑ろう~一緒なら大丈夫だよ~」
すみれさんと滑ると何が大丈夫なのか謎理論だ。
すみれさんの胸の頂しか隠していない桜の花弁達を見る、胸の膨らみのほとんどが見えて綺麗な白いあの肌に一緒に滑れば触れるかもしれないと思い至る、好機到来すみれさんの肌に触れられる、ここで前に出るのが男心だ胸が熱く成り無限の勇気が湧いてくる、この思いの前には高さから来る恐怖など笑って吹き飛ばしてくれる、もはや、すみれさんとに仲を遮るものは無い俺の男理論を見よ。
「怖いです、抱きついて滑ってもいいですか?」
「いいの?抱きついて滑ると遊具使えないけど~もの凄く加速するよ~。」
「だ、大丈夫で、です」
「じゃあ後ろから抱きしめて~」
くくくっ計算道理だ俺は自然に笑顔に成って、そっとすみれさんを後ろから抱きしめる、綺麗な白い肌に触れる事に成功する、フヒヒッそのまま滑り台に腰掛けた。
すみれさんの肌は柔らかく熱く素敵な感触だ、良い匂いがして思わず深呼吸する、目を開けると滑り台の頂上の眺めが高過ぎて凄すぎて慌てて視線はすみれさんの胸へ、ぁぁ良い~こんなに近くで見れると感動ものだと刹那の時間を堪能して笑顔でいると、すみれさんの手が床を押して、すみれさんの身体が前に動いた、すみれさんのお腹に手を回している俺も前に動いて頂上から滑りだした。
滑りだしてからは凄っかった加速する身体ときゃあきゃあ言うすみれさん、すみれさんの肌の感触に笑顔でいる余裕がない、景色が高すぎるし終始ゾワゾワする感覚に時々(ときどき)身体が空に浮き落ちそうな錯覚にが連続する、とりあえず気持ちの癒しを求めて、すみれさんの肌を見る事に集中して恐怖を忘れようと努力した、跳ねる綺麗な白い胸が水飛沫で濡れてすみれさんはとても綺麗だ。
すみれさんが左手をターンと床に叩きつけると右にお尻2個分横滑りする、ターンターンターンどうやら右の小さい山に向かっているようだ。
その小山はーと思ってる内に一瞬で空に向かって飛翔していた、今までで一番身体が宙に浮いた滞空時間が長く全身に風を感じた流れる景色が落ちていく。
「ひゃぁぁぁぁぁぁああああ、あははははははっ、あははっ。」
今までで一番すみれさんの歓声が大きく楽しそうだ、こっちはそれどころではなっかた冷や汗で背中が冷える。
ターンターンターン右に大山が見えている大き過ぎる、すみれさんのお腹をギュと抱きしめる手に自然と力が入る。
すみれさんはお腹の感触で了解としたようにギュと抱きしめた瞬間からターン、タン、ターンと加速しはじめた、山をお尻で登り傾斜が斜め上に成り景色が空で満たされる高さが高過ぎる、大飛翔ぅぅぅぅ~2階立ての家の屋根よりも高い高さから空を飛ぶ、風ですみれさんの髪が空中で遊び、空の中の視線は相当な高さから地面が遠くに見えて此れから落ちていく高さを俺に知らせた感覚がゾワッゾワッした、視線を逸らして上を見る数秒間青い大空を感じた空が遠ざかる、身体が重力に従って落ちていく下から強い風が吹き上がる、覚悟を決めて着地の瞬間を待つ。
慣性制御で姿勢が崩れない着地はポヨンと小さく跳ねて思ったのと違い床が柔らかく痛みもなく大した事は無かった、キャキャと、すみれさん楽しそうだ、すみれさんは楽しそうなのに俺はどうだ楽しんだか?
俺は恐怖してばかりだ、俺の気持ちは何だ?そうだ、すみれさんと一緒に楽しい思い出を作るのだ、すみれさんの胸が一番大きく揺れた瞬間は一番の大きな山からの落下だったではないか、恐怖さえ乗り越えれば最高の思い出に成るのではないか?
頭を埋め尽くすのは素敵に笑うすみれさんと揺れる胸だ、覚悟を決める、すみれさんとなら何処までも。
「うぉぉぉぉぉぉぉお。」
「うひぁぁぁぁぁぁぁ。」
俺が大声で吼える、すみれさんも可愛いい声で大音量にして叫ぶ。
「あははははははっ。」
2人で笑い気持ちが1つに成った気分で楽しく滑っていると。
大きい崖が見えた、お、落ちる、いやいや、これは無理でしょう、自分の顔が引き攣るのが解った、どう見ても反対側が見えない、前方の景色を見ながら勇気を貰うために画面にすみれさんの顔を映す、すみれさんは凄い楽しそうに目を輝かせてニヤリと笑うと両手でダーン、ダン、ダーン、と力強く床をたたき出した、凄い加速感だ。
今まで一番風を強く顔に感じて流れる景色が速く成って行く、凄い胸が跳ねてるポヨンポヨンって、いや、凄いけど自然の驚異が迫ってる~~崖の縁に着いちゃうよーー、風圧と驚愕で自分の顔の形が変わる。
ついに大飛翔ぉぉぉぉ~反対側の見えない崖からの飛び降りだ。
「あははははははっはははははっ。」
すみれさんの楽しそうな笑い声を聞きながら笑い声で震えるお腹を両手でギュと抱きしめて落ちていく、心の中でやちゃたよー大丈夫なのコレと思いながら風の中すみれさんに抱きつく事しか出来ない、巨大な景色の中で、すみれさんが右手で空を叩くと手を強く叩くようなパーンと長い音が響いて身体が左に大きく動き遠くにあった左側の大きな崖の斜面が迫ってくる、ぶつかるーっ!と思っているうちに身体の傾きはおおよそ90度真横に右に落ちながら着地し、なお加速して滑っている、凄い落ちてる感覚がしているのに視界が横のまま滑っていく、前から来る風圧が凄い頬がっ風にっ叩かれる、すみれさんは大喜びだキャアキャア楽しんでる、巨大な景色が凄い人間がこれでもかと小さく感じるぐらいに周り景色が巨大だ、前方を見ると、そのでっぱりはっ!と思った瞬間に当たる、ドーンと崖の真ん中まで真横に凄い速さで飛ぶ、頭頂から下半身までに風圧を感じながら姿勢を保ったまま右に向かって下に落ちてゆく、凄い速さで景色が流れて行く中どこまで落ちるんだと思って、癒しを求めて、すみれさんの揺れる胸を見ていると急激に下半身が崖の側面側に落ちる感覚が生じた、斜めに上りながら加速している、その感覚は落ちているのと変わらないので崖の壁に落ちるーと感覚がゾワっとしていると、とんっと柔らかく着地した、もう胸はドキッドキッである。
やがて見えてきた光景は崖の底に開いている巨大な新円の穴である、ふふふっ水色の光が漏れていてなかなか綺麗だ、底が見えないけどね、、、あー角度がほぼ真下なのかー、ふふっ、なんだか無性に楽しくなってきた、もはや笑うしかない状況だ、この胸のすみれさんへの情熱はこの程度では衰えぬわ来るなら来いと、すみれさんの綺麗な揺れる胸を見る、勇気が湧いてくるのを感じた、
この胸の熱さは本物だ、ギュとすみれさんのお腹を抱く、すみれさんは楽しそうに笑いながらターン、タン、と加速して行く、俺の気持ちが自信に溢れ感覚が物足りないと訴えてくる、ふふふっ遅い、えーい来ないなら自分から行くまでよ、熱い気持ちに自分もターンと左手で加速した、
ほぼ真下に加速してトンネルの壁に沿って巨大な円を滑りながら、その跡で螺旋を描いてゆく、景色に飲み込まれそうなほど天井は遥か彼方だ、床は幻想的な淡い水色の光で満たされ何処までも広い、
水が立体的に盛り上がり可愛い感じの2頭身の動物になって楽しい感じの音楽を奏でだす、その音色は三味線の激しく力強い連続した音と低音のドン、ドーンという2つで構成された2つで、可愛い声が大音量で聞こえてくる、なぜか音楽が途切れて聞こえない、今は落ちている最中で音を置き去りにするはずが、俺の身体が揺さぶられる視線を周りから腕の中のすみれさんを見るとノリノリで腕を動かして歌っていた、今聞こえてる可愛い綺麗な声はすみれさんの歌声だった。
美声だ、もう俺は訳がわからないほどの熱い調子で、すみれさんが「い~まぁ、直ぐに会いにきてよね~♪」と歌うと空かさず「いくーいくー。」
とノリノリで大絶叫する、楽しくなってきた~俺を抑圧してきた落ちる感覚から開放されて今やこんなものじゃ物足りない気分だと気分が高揚した。
すみれさんの歌声でノリノリになった俺は音楽に合わせて床を叩いて加速するダッダダダンッ、歌声に合わせて空間が彼方此方波紋の様に幾つもの球体で光、1つの球体の中で幾つもの光が中心から外へ光の波紋を作って綺麗に光の量子を撒いて消えてゆく、加速した俺とすみれさんの身体は水で出来た動物達の身体を突き抜け、時には駆け上り空を飛んだりして、すみれさんは歌の途中で笑いながら歓声をあげ。
「い~まぁ、い~まぁ、輝く時は、あはははははっははっ、ひゃぁぁぁぁぁあ!」
俺は冷や汗を量産しながら胸を熱くさせ「すみれぇー素敵だーだぁぁぁぁぁぁぁあ。」
すみれさんのひゃぁぁぁに合わせてだぁぁぁぁと声を大音量で出してノリノリで楽しむ。
すみれさんの揺れる胸で癒され勇気を足しつつ、すみれさんの歌声で高揚して楽しくなり、穴から抜け出し視界が開けると50メートルの高さから落下して水面に着地すると物凄い水飛沫が起る、水の上をゆっくり滑りながら、やっと終わったのかと思うとじわじわと終わったのだと実感が胸に染み込んで来てほっとした。
「楽しかったね~~あのゾワっするのが癖になるんだよね~。」
「俺は正直ここまでと思わず苦手でした、すみれさんの歌上手でした、俺の気持ちが凄く楽しくなってもう一回歌ってくれませんか?」
「いいよお~、じゃぁいくよぉ~。」
すみれさんは、その場で跳ぶと着地する時には一瞬で服が着替え終わっていた、桃色の薄い生地が身体を覆い胸の頂点の桃色の桜の花弁が複数ついて隠している水着が透けて見えて綺麗で、下半身も桃色の薄い生地で出来たミニスカートで透けて見え水着の桃色の桜の花弁が複数肌に張り付いているのがはっきり見えて、そのままの水着よりも色っぽく見える。
ごくっ俺は唾を飲み込んだ。
ドン、ドン、ドンドンドン低重音が響き、ベンベンべべべンと激しく高みに上る三味線が最初から最高潮に響き亘る、更に高みへ其処からまだ高みへ限界を超えて高みを目指し続ける、音に合わせて俺の気分も最高潮だ。
「ありのままでいい~ 私は~あなたを愛してる~ありのままぁ~どこまでも~高みに行こうぉ~、今私は~あなたに出会うぅ~ 今あなたは~私に一目惚れ~ 私の気持ちは熱く高鳴りぃ~♪
愛してる気持ちはたぁだぁ~嬉しくてぇ~♪見詰め合うだけで気持ちが触れ合った気がしたぁ~~~♪思いは弾けて思いのままに触れ合えたら素敵ぃ~~♪だぁかぁらぁ~~い~まぁ、直ぐに会いにきてよね~♪」
すみれさんの周りには大小無数の光の玉が浮いて小さなキラキラした光の粒を溢しながら淡い太い光線を出して、すみれさんの肌を照らした、腕を振り足で軽快に動かして動く度に、すもれさんの綺麗な胸の形がフニョンフニョン弾んだ。
「素肌に触れ合う(しゅんかん)ん~嬉しくてぇ~私はあなたを抱きしめたぁ~~♪あなたは強く~私を抱きしめてえぇ~~♪触れ合う気持ちが~一緒の時は~嬉しくてぇ~~♪い~まぁい~まぁ輝く時は
楽しく2人で笑い合うぅ~。」
空間全体から、すみれさんの可愛い美声が大音量で響き亘る、俺は楽しくなって万能機から青く光る棒を取り出すと、すみれさんの歌に合わせて光る棒を振りまくる。
空間全体が暗くなり光源が光の玉と光る棒だけになって、すみれさんの肌を色とりどりの光が照らして、すみれさんの魅力をとても綺麗に最大限に引き出す。
「すみれぇ~素敵だぁぁぁぁぁ~。」
周りの大音量に負けないように俺は大絶叫で対抗し勝つ、すみれさんが俺に手を振ってくれた俺は大喜びでその場で大跳びする。
「いっくよっ~~、私についてこれるかぁ~。」
「追い越すくらいに行けるぜぇ~~。」
「あはははははっ良く言った空ぁ~ドンドン行くぜぇ~、次は戦いの歌ぁ~だぁぁぁぁぁぁぁ↑~~!」
すみれさんが腕を振り上げた瞬間ドンと低重音と共に極彩色の光の花火が花開く、スッと俺の身体と、すみれさんの身体を突き向けて行く光の幻だ。
「ダンダンダン、ダッダンダン、ダッダッダッ、ダァッンダッダッン、ア”ア”ア”ァァァ!」
すみれさんの今の歌声は低い凄く低くて中性の男っぽい声だ、うん?女性の声か男性のの声かの分かれ目ぽっい声だ、おぉぉおっ俺はすみれさんを追い越すぞぉ~。
「ダッダッダッア”ア”ア"ァ。」
ノリノリで語尾は完璧に真似する俺は大絶叫だぁ~。
「戦う戦う~どこまでもぉ戦うぅ~勝って勝って、どこまでも勝利だぁ~~!!」
すみれさんは戦うの所で俺から見て左の正拳突き、次の戦うで右の正拳突き、どこまでもぉ~で左右の連打正拳突き、勝ってで俺から見て左足を高く上げて、次の勝ってで振り落とした、どこまでも勝利だぁ~~で俺から見て左の手が高く振り上げられた。
正拳突きの度に、すみれさんのプルプル震える胸を見て俺の気分は最高潮で一緒に光る棒を持ったまま正拳突きを真似して繰り出し、最後に腕をすみれさんに合わせて振る上げる。
「勝利だぁ~~。」
ふっ決まった。
「疾風、風纏ぃぃ台風起こす私はぁ風神んん~。」
青い風が台風のように、すみれさんの腕に纏わり付き、すみれさんの身体の周りにも青い小さな台風が顕現する。
「大河ぁぁぁ、水操りぃぃ~全てを飲み込む私はぁぁ~水神んん~。」
すみれさんの頭上に青色に淡く光る巨大な水球が出現すると球体の表面が渦を巻き、球体の下のほうから細長い水の螺旋を空間に3っつ描きながら小さな台風にそれぞれ吸い込まれて水の球体が体積を減らしながら消えていき、風の青と水の青が螺旋の中で交じり合い幻想の美しさを作り出す。
「雷光ぅぅぅ、空駆けてぇぇ音すら遅い私はぁー雷神んん~。」
すみれさんが両腕を上に向けて挙げた瞬間、3っつの青い台風から3っつの青い雷が地上から天に向かって迸る瞬間に轟音が響く。
俺は小さな台風に身体事吹き飛ばされそうになりながら、万能機の力場操作で身体を支えて、この場所に留まり凄く楽しくて光る棒を振りまくる。
「まだまだ行くよぉ~楽しんでるかぁーーーー↑!!」
「楽しぃぃぃーーー!!」
「よっっしゃぁぁぁぁぁああ!行くぜぇ~↑!!」
「おおおおおおおお!!」
途切れない低重音がドドドドドドドと連続で肌を震わせて、すみれさんが宙に浮き光る球体がすみれさんに集まると、すみれさんが光で見えなくなり瞬間光が弾けて黒の光沢を放つ肌に張り付いた服に変わった、
横向きの三角形は細長い先端で、すみれさんの胸の頂をギリギリ隠して三角形の先端が胸の中央で2つ向かい合う、胸の盛り上がりに沿った黒の光沢が艶かしく存在を主張して俺の下半身を熱く揺さぶる、
下半身は黒の光沢を放つ三角形の上がお腹を目指す様に上を向き、すみれさんの綺麗な白い肌に張り付いて溝が出来ている、ぉぉぉ驚く程に下半身の三角形は面積が小さい見えそうで見えない所を隠し周りの盛り上がった部分は、すみれさんの綺麗な白い肌色でブハッ俺は息を噴き出した、さっきの水着より面積が小さい、ぉぉぉぉぉおお素晴らしい熱い、この胸が熱い、この熱い思いを込めて俺は我武者羅大音量で叫ぶ。
「すみれぇぇぇぇ!愛してるぅぅぅぅ。」
「はぁい、ありがとうぅ、今日は応援が気合入ってるので私も気合入れていくよぉ~♪」
すみれさんは自信のある顔で軽く俺の魂の雄叫びを受け流す、大人の余裕だ。
「熱い思いは、いぃまぁ~今に、瞬間、身体の底から吹き上がりぃぃ~、天は焦がれて熱い夏だぁぁぁぁぁ♪」
すみれさんは跳んで跳ねて宙を蹴る、綺麗な肌に汗が浮き熱い生命がの躍動が伝わってくる、すみれさんの笑顔がとても楽しそうで、俺も凄く楽しくて自然と俺の顔は笑顔に成った。
「止まらない止められない、流れは激しく思いは熱く、すべてを置き去りに時間が在る限り加速するぅぅぅ~~♪」
俺は兎に角、光る棒が壊れてもいいぐらいに残像を残して力の限界に挑戦するかのように光の棒を振りまくる。
「すみれ♪すみれ♪」
「今、瞬間、刹那を感じて途切れること無い意識で現実を連続で感じてぇ~~♪答えは常に自分に在るからぁ~~~、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「すみれぇ最高ぅぅぅう!!」
ぱっと暗闇が晴れて光る球体も消えて、すみれさんは一瞬で桃色の桜の花弁が張り付いた水着に成った、俺はそれを見て終わりを知った燻る胸の余韻は未だに熱い、光る棒を
空間庫に入れてから歩いてすみれさんに近付く。
「すみれさん素敵でした、凄く楽しくて惚れました。」
すみれさんは、きょとんとした顔をしたら急にニヤニヤ笑い出して。
「空ぁ~惚れちゃたの~わ、た、し、に、ふふふふっっ、」
胸の熱い思いは未だに俺の下半身をも熱くしていた。
「見てください、この下半身を俺の熱い棒が水着の中から生地を押し上げて盛り上がっているでしょう。」
俺は得意顔で腰を前に突き出した。
「あっははははははははははははは、あっはははははははははははははははははははははは、ははぁ、あはっあはっ、ちょっと、あっはははははは、はは、ははっ。」
凄く楽しそうに、すみれさんは笑っていた、俺の笑いの心得が発動する、腰をクイッと下半身の水着を中から押し上げている盛り上がりを強調した。
「あはははははははははははは、だぁはははははははははっは、あっはははははは、あっははは、お腹、苦しい、あっはははははははっははっは、はあ、はあ、はぁ。」
俺の笑いの心得は満足したのでニヤリと笑って、すみれさんの呼吸が整うのを待つ。
「っぷっ、空、あのね、いや、いくらなんでも、さすがにそれは無いよぉ、すくなくとも私はそれじゃあ惚れないよ?ぷっあっはははは。」
「そうですよねぇ~なんというか勢いで。」
「あっはは、はぁ、それじゃあ、少し休憩してからプールで遊ぼうか?」
「そうですね、熱い棒が水着に擦れるので椅子に座りたいですね。」
「っぶっあはははは、っちょあっはははははは、くっくっくっくぅあっはははははははは、あはははは。」
すみれさんが笑いのツボに嵌たので責任は俺に在る?ので万能機から椅子を2つ机を1つ出して座る、此れで一応は俺の下半身はすみれさんからは見えないはずだ念のためペンギン柄のタオルを腰の上に掛ける
此れで俺の熱い棒の盛り上がりは目立たない、椅子はペンギンが変形したかの様な感じで肘掛がペンギンの腕だ、座るとペンギンの大きな嘴が日光を遮る屋根になっている、
机は4体のペンギンが向き合って、それぞれの腕と嘴が机の天井の板になっていた、4っつのペンギンの頭が可愛く簡略化されていて思わず可愛いペンギンの頭を撫でてしまう。
「きゅぃぃぃぃ。」
可愛いペンギンの嘴が動いて鳴いた、俺は目が点になった気分でペンギンの頭を撫でていた右手を止めた、え、である。
「きゅぃ、きゅぃ、きゅぃ。」
他の3体の可愛いペンギンが鳴く、ぁぁ解る頭を撫でて欲しいのだろう器用に頬は赤く染めて上目使いで目が潤んでいるように見える、無駄に高度な技術だと思った、机に可愛さは必要だろうか?そんな疑問が頭に浮かびつつも潤んだ視線に耐えかねて左手をもう1つの可愛いペンギンの頭に乗せて撫で撫でしてみる、うわぁ♪可愛いペンギンの目が嬉しそうに三日月になった、可愛いペンギンを撫でている俺は今どんな風に見えているんだろうか?くっ自分の頬が熱くなるが解る恥ずかしい。
「あっははははは、空可愛い。」
上機嫌のすみれさんは笑いながら対面のペンギン椅子に座りニコニコ顔で俺の瞳を見つめてきた。
「そっそんなんじゃないし。」
すみれさんの瞳を見ながら素っ気無さを狙って答えてみる。
「ぷっふ~~あっははは、似合わないぃ~~。」
「なっ似合わないは無いだろう!っふ、ふん。」
俺は自分でやって、あっこれは本当に恥ずかしいと思った、照れ隠しに怒った風に会話を強引に斬りにいく。
「あっ本当に照れてる可愛いぃー。」
だぁーー見抜かれてる、身体の力を抜く恥ずかしさを俺の心で受け止める。
「降参です、すみれさんは、どんな男が好きですか?」
「おっ恋の話しかね、そうだなぁ~やぱっり、お尻だね、お尻が好きだから、こう、こんな形の。」
すみれさんが空中に手でお尻の丸みを表現しようと手を色っぽく動かしてお尻の形を説明していた、好意を抱いた相手がいきなりお尻の話をするのは少々意外だった、聞いている内に、ああ本当にお尻が好きなんだなと気持ちが解る様に成り、俺も熱くお尻について語る、話は盛り上がりに上がり最後は2人で握手する。
「「同士よ。」」
2人の声が重なり熱い思いは瞬間で共感し合う、可愛いペンギン達は目を閉じて寝ているようだった。
「時間が経つのは早いね、もうこんな時間だプール遊びは終わりにしようか。」
すみれさんは椅子から立って背伸びをすると笑顔で終わりを宣言する、俺は終わりが近付いたのを感じ胸がざわめいた。
「そうですね名残惜しいですけど終わりにしましょうか。」
「ねぇ空、本当に私の事好き?」
静かな風が肌を撫でて優しい声が耳にそっと入り込む、俺の気持ちは熱く、ふにゃ、ふにゃ、に柔らかく1部分は硬いので、強気の部分が走り出す。
「好きです。」
熱い思いは短い言葉に込められて上ずった。
「ふふっ証明出来る?」
すみれさんは俺をじっと見つめて目を閉じた、好機は突然に現れて俺の胸を高ならさせ心臓がドキドキと存在を主張した、俺の行動の選択肢は1択で歩いてゆっくりとすみれさんに近付いていく、目を閉じているすみれさんの顔は綺麗で睫毛は長く鼻も綺麗で唇は桃色で瑞々(みずみず)しく見えて美しい、深呼吸して落ち着こうとするが落ち着かなった、ついにすみれさんの前に着きすみれさんの肩に俺の両手をそっと乗せて、すみれさん顔に俺の顔を近付けて行く、もう少しで唇に。
「ふふっ空の鼻息がくすっぐたいよぉ。」
すみれさんが目を開けて至近距離で見つめ合う、俺が動きを止めるとすみれさんの顔が近付いてきて、柔らかい感触が一瞬唇に生じて離れていった。
「空の気持ちは解ったよ、もっと男を磨いて良い男になってね。」
「はい。」
俺はただ返事をした。
「これから沢山の星の中から1つ選んで遊びに行こうと思っているけど空もそうだよね?」
「ええ。」
俺はコクコク頷く。
「じゃあ、なるべく毎日連絡してね?」
「ええ。」
俺はコクコク頷く。
「大丈夫?それじゃ転移するね?」
すみれさんは一瞬で目の前から消えた、ジワジワと心の中から達成感が溢れてきて。
「おっしゃぁぁぁぁああああ!!」
両腕は腰に頭は天に向けて喜びの雄叫びを上げた、今なら何でも出来そうな気分だ、この心地良い気分のままに俺の星の1つへ転移するぜ。