3、1人で考えた
「転移完了します。」
広さほ20畳くらい、普通の木の床に壁、照明器具が無く直接天井が光ってる以外は特徴がない部屋だった。
部屋の真ん中で万能機械からソファー作る、沢山の子供ペンギンで作られたソファーに座る、どうやら、この万能機械の製作者はペンギンが好きなようだ。
今一人に成れて良っかった、考えをまとめたい、星系を自分の持ち物できるとか自分にとって良い事だマイナスはない。
次元派の大人達は全員、星系を持っているのが普通、星系を増やす場合点数は2万点、1日1点だから20000÷365=54.794でおおよそ55年、人生が不死だから充分達成できる。
惑星1000個持つには一つの星系が地球型惑星が20個あったとすると、1000÷20=50で55年×50回=2750年で充分可能だ、ただ一つの惑星に1年滞在すると考えた場合に1周するのに、1000年だ1000個は持て余す。
資料の画面が現れる、惑星作っちゃいました、目を通していく、なるほど他の人達は漫画やアニメ、小説の登場人物を配置している、初期の惑星数では工夫して星まるごとではなく国境で自然法則を書き換えて1国ゲームの舞台にしてるとか夢があった。
自分だったらどうしたいだろう?ほのぼの系の登場人物を自分の家の周りに配置したら、近所付き合いをして自分がほのぼのした人物の家に遊びに行くのが想像出来た、そこに天才を何人か近所に配置したら、ほのぼの系の人物と天才がすぐに友達に成って行くのがアリアリと想像できる、うん想像したら凄く楽しそうな関係だ。
そうだ、好みの小説書いてくれる人も居て、好みの本、好みのゲームも作ってもらえる人が居れば良い感じだ、想像するだけで凄く楽しく成って来た~そういう星にしようかな一つは~。
楽しい気分に俺の顔は自然と笑顔に成った、自分の記憶を元に登場人物を作るにしても星一つにしては人数が足りない、小説から読む事にしよう、空間庫から俺が好みそうな1位から小説を出す読書開始だ。
1冊を読み終わった凄く面白かった、好きに成った登場人物は6人の魅力の在る女性で自分の近くに居たら明るくて優秀で物事に取り組む姿勢が凄く努力していて、そんな姿を近くで見られたら凄く元気な気分に成れる刺激を受けられると思う、良い物語に出会えた読み終わりの凄く良い気分で思う、気長にやって行こう、なにせ一つの星は男性は自分だけ住民全部女性の大奥惑星にするつもりだから、みんな不老にしてしまう予定だ。
そうでもしないと全員に会えないし付き合えないだろう、人数は何人が適切だろう一年で何人と付き合えるか365人から考えてみる、365人は多過ぎだ、なぜなら1日1人に会うとすると1周するまで1年会わないからだ、それでは恋人とは言えないだろう、では30人はどうだろうか、一緒の家に住み常に1日3人ずつならば10日で1周する、この人数がギリギリな線ではないかと思う、これを一年続けると。
つまり300人全員と付き合えば1周するのに10年必要だ、そうするとその間は女性同士で恋愛を推奨する必要がありそうだ、うーん、一つの惑星に300人は少ないが付き合う人間は30人で多いくらいだ。
1年で300人全員と付き合えるだろうか?巨大な家は用意できる、1日一緒に何かやるとして300人と一緒にやれることか~~何かの大会でもするのかなー知的や運動など日替わりで、そうだ温泉大会なんか良さそうだ洗っいこ部門とか、してもらうのも、するのも眺めるも良しだ。
それから1日10人の相手をすると30日で1周か、30日も待たされるとかないな。
やはり、その間は女性同士で恋愛してもらって相手をしてもらったほうが良さそうだ、男と女、女と女は別の恋愛の楽しみがあるのですとか言って横で女性どうしの恋愛を眺めるのである良さそうだ。
そこに2人で仲良くしている所に自分も~と入れてもらうのである、そうして一緒に2人で1人を愛でて2人に自分が愛でられるのである、想像したら凄く良い。
これでみんな一緒に幸せになれそうだ。
画面が現れ人口の増やし方が書いてある。
なるほど女性同士で人口を増やしつつ増えた人口に関しては大奥は意識しないでいた方がいいかな、不老だし10億人くらいになるまで自然に増やして文化を育んでもらおうかな。
という事はこの星は女性同士の恋愛が常識になるのか、、、有りだな、女性しかでない漫画、小説、ゲーム、うん凄く良い。
女性同士の物語「あの子は友達なの恋人なの?」詰め寄られる女の子、詰め寄る女の子、言えない私から、あの女の子と口付けした事は、それに相手から了解の返事を貰っていない、
だから口からでる言葉は「まだ、友達だよ。」
友情の中で育まれる愛情、この心が愛おしいと気付いた時に情熱は動き出した止まらない衝動のままに口付けした。
口付けしされた相手も意識する、この気持ちは、、、急接近する二人の雰囲気に気付く恋人、好きな人は毎日良く見てるから。
女性が女性に嫉妬する、そのままでは恋人を失う、その事に気付いたとき独占欲は消え1人しかいない人を失わないために共有する気持ちに変わる。
2人で居るよりも3人で居た方が倍楽しかった、変わりはじめる3角関係、3人が3人を愛し始める。
「なんだか最近、私よりも仲が良くないか2人とも。」
「仲いいよ、でもちゃんと、あなたの事も大好きだから。」
「それなら良いか。」
うん、うん、そこで自分が混ざれたら凄く楽しそうだ。
俺は自然と微笑んだ。
今まで、こんなに真面目に大奥の事を考えた事はなかったなー、男性1人は自分だけ凄い独占欲だと思う、お気に入りの女性や理想の女性を配置したら自分で恋愛してみたい、横で他の男性と仲良くするの見るとか無理だ、
好きな分だけ思いは募る、だからこれで良いだろう、この方法が心地良い好きにやっていこう、基本を考えて徐々に決めていこう。
「空君~ご飯だぞぉ~一緒に食べようー。」
すみれさんの声だけが聞こえてくる。
「今行きます。」
「場所はココだからねー」
画面を見ながら転移開始『決定。』
「転移完了します。」
側面に川が流れていた、家の中を貫通しているように見える、川の上を小さな船が数隻上って壁の中に消えて行く。
壁には苔が生えて小さな大樹が無数に生えて森を形成していた、横から見ると木の頂上が壁に対して平行に生えている。
正面の船の形をしたテーブルに居るのは美少女だった、黒髪茶目、髪は短く、日本人顔の味のある美少女、小柄で網の目の露出の多い服を着ている、画面で3方向からなだらかな胸を見入ってしまう。
隣にはニコニコ顔のすみれさんが居る事から、たぶん家族だろう。
「やっ空、大人になったんだってね、おめでとう、僕はかえで、君の父だ。」
予想外、ォ。ト。コ。。声まで女性の美声に聞こえる、男の胸に視線を奪われていただとっ。。。くっ解って見ても色っぽい、負けた気分だ。。
「二人とも随分若い姿ですね、なにか理由があるんですか?」
とりあえず適当な事を聞く。
すにれさんが答えてくれた。
「可愛いから~~。」
かえで君が続いて。
「若い方がホルモン代謝が活発だから思考が元気に成れるんだよね。」
すみれさんが指差してハンバーグ定食を出しながら席を勧めてくる。
「お喋りは食事をしてからにしましょう、そこに座ってね。」
「そうですね。」
お盆の上にはハンバーグ、梅干、瓜と茄子の漬物、味噌汁、ご飯が並んでいた。
二人共に食事を食べ始めるのを見て、自分も箸を手に取りハンバーグを一口の大きさに割って口に入れる。
うまっ!と思った瞬間に一噛み二噛みで肉が溶けて消える物凄く肉が柔らかい、どれを食べても絶品で食事が終わるまで無言だった。
食事が終わると、すみれさんが上機嫌で話しかけた。
「空君のDNA情報のおかげで3人で別けても今の時点で1人頭9853無量大数の点数になったんだよぉ~今送るね。」
「おお、それは凄いね。」
二人は嬉しそうに話している。
「無量大数って何ですか?」
すみれさんが腕を組んで立ち上がり説明してくれる。
「数の単位で下から万、億、兆、京、垓、禾予、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由多、不可思議、無量大数になるんだよ~たぁ~」
可愛い叫び声で興奮していた。
自分の点数を見る確かに凄い桁数だ何でもできそうな点数の多さだ、何となく、すみれさんが興奮している理由を理解した。
「全人類はみ~んな取得するんじゃないかな、だから点数はもっと増えてくよ~。」
「人類の総人口はどのくらいなんですか?」
「分からないよ、基準宇宙のこの空間に今も星系を作って増えていくだろうし知らない星系は沢山ありそう、更に自分の私空間と基準宇宙の間を行ったり来たりすると減ったり増えたりで私空間から出てこない人もいるけど、少なくとも数えきれないほど沢山いるんじゃないかな~、この点数は一人5点使っていて高密度情報の送り受け取りで2点それぞれの星系中央情報核に1点私達の取り分が2点がだから。」
確かにそうだろうなと思う、少なくとも無量大数より上の桁で人口があるのだろう、そうだ惑星の作り方を聞いてみよう。
「惑星の人口て何人ぐらいが丁度いいんですかね?」
かえで君が話す。
「はじめから作ると1人に1点使うから、はじめは200人ぐらい用意して自然に増やせば点数を使わないから自然に増やしてくのが一般的だね。」
すみれさんが話に加わる。
「何をしたいかに因るけど町が形成できる人数が丁度いいと思うよー、だいたい周りに人がいて閑散としていないようにするには最小で1000人くらい、全部の町で最大で100万人ぐらいいれば充分だね。」