終わりと始まりを
今回初投稿。
拙い文章ですが宜しくお願いします。
誤字脱字、疑問点ございましたら指摘・質問等宜しくお願いします。
世界に生命なるものが誕生した。
曰くこの世界では「72柱の大精霊」と呼ばれる存在。
この世界で初めての生命。
そしてそれらは絶対的な力を有した神の如き生命体。
しかし、そんな彼等にも畏怖すべき存在がいた。
「彼等」の力を全てを尽く打ち砕き、自分等を脅かすものが。
そして「彼等」と「それ」はそのどちらかがが滅びるまで永遠に反目し合う。
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絶望に打ちひしがれる声は鳴り響く。
それでも諦めない男は、
半身を吹き飛ばされた少女の骸を両腕で抱きながら、
決意する。
自分たちを迫害した奴らを、
罪の無い「彼等」の同族であるはずの少女をを葬った奴らを、
たった1人の想い人であり、理解者だった彼女を殺した奴らを、
一匹たりとも残さず殺してやる、と。
その眼に「狂気」を抱きながら。
男は眠る。深い眠りに。
「彼等」にしてみればこれが精一杯、決してその男を滅ぼすことは、絶対的な「彼等」にとっても不可能だった。
だがこれで幾らかの時は平穏に過ぎ去るだろう。
「彼等」と「彼等」に祝福されるべき生き物達にとって。
しかし、何れはどの世界にも終わりはくるのだった。
そんな1つの世界を滅ぼす物語。
まあ最初は軽くで