死にたがり
生きていても苦しいだけなのに生かされるのはどうかと思う。
死にたいと思い続けながら生きているのは気が狂っていると思う。
僕は気が触れた死にたがり患者、
今日も世界一不幸ぶって泣いて喚いた愉快な道化師
誰かがいてくれるだけで生きてられるなんて言ってる馬鹿はどこのどいつですか お生憎様 僕にはその誰かもいないもんで
死にたいなんて毎日思っているのに、自分で死ぬ度胸はありません
誰か殺しちゃくれませんか 死にたい、早く。
カチカチカチカチカチカチカチカチ
贅沢者でしょうか
いいえ、きっと誰だって思う
僕はそれが多少、多々、過度なだけで
ちょっとばかし頻度が高いだけで
助けてくれとは言わないから、せめてこの叫びを聞いてくれお願いだ
わかってるって。粗大ゴミだろ、僕の声なんて。でもどうせ焼却炉で処分するなら 最期に聞き届けてくれたって構わないだろう
「寂しい」
カチカチカチカチカチカチカチカチ
死にたい。こんなにも死にたいのに何故死ねないのか。
あんなにも生きたい人が何故死ぬのか。
カミサマは不公平だ。
神様なんていないけど。結局人が作り出した幻影だけど。馬鹿じゃないの。
カチカチカチカチカチカチカチ……ポキ。
折れた音は、心ですか?
誰のでしょうか 皆か僕か あぁ今日も変わらず死にたいな
初めて自殺をしてみました。まぁ、結局は、未遂だけど。
結局今日わかったのは、僕の覚悟の無さと、ドアノブ自殺の難しさ。
死ぬのはいつになるんだろう
頼むから今すぐ殺してくれ 死ねない死にたがりのために 殺せ 殺せ
バキ、バキ。バキバキボキ。
今朝のゴミの中身は僕の体です。
死に損なった心は今日も今日とて息をする
……体が息を吹き返してしまった
カチカチガチガチガチガチガチガチ!
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
ガチガチガチガチバキッ
僕が息をするたびに地球上の貴重な酸素が失われる
僕が生きをするたびに人間の大切な資源が消費される
生きているだけで迷惑をかける僕はどうして死ねないのでしょうか わかってますよ 弱いから。
死にたいのに、痛いのも苦しいのも嫌だから。
自分で絶つのは怖いから。
待ってれば誰か殺してはくれないかと思って、賠償金だ葬儀代だと適当な理由こじつけて、待ち続けて生き続けて。
あぁ、もう、くだらない。
死にたい死にたいと叫んで不幸ごっこをする自分が気持ち悪くて汚らしい。
誰か聞いてくれと泣いてる自分は、なんて価値の無いイキモノ。
価値がなきゃ助けてももらえないのに それすら解らない愚か者
ドクドク脈打つ耳障りな心臓が今すぐ止まればいいのに
目に映るものすべて呪わずにはいられない
耳に入るものすべて妬まずにはいられない
他人の幸福を祝うフリをして裏では嫉妬、嫉妬、嫉妬
汚いでしょう?これが僕です
他人の才能が欲しくて欲しくて欲しくて欲しくてでも妬むだけ、羨むだけ、努力もせずに見てるだけ
こんなんじゃ一生底辺でしょう
そんな僕でも消えたら寂しいと言ってくれる偽善者さんへ
寂しくなるかもしれないが 貴方の日常は何も変わらないでしょう
ねぇそうでしょう
カチカチカチカチ……カチ
偽善者を偽善者と呼んで遠ざけたのは僕なのに、いなくなると辛くなりました
死にたがりな構ってちゃんなんてぞっとしませんね 自分の存在が、あぁ気持ち悪い。
自分勝手でごめんなさい。我儘でごめんなさい。馬鹿でごめんなさい。鈍感でごめんなさい。気持ち悪くてごめんなさい。依存してごめんなさい。弱くてごめんなさい。
ごめんなさい。
でもこれで偽善者さん、あなたは幸せになれますから。どうぞ、こんな不幸患者には二度と関わらずに、日向を歩んでくださいな
僕はあなたの幸せをこれ以上邪魔したくないもんですから 嫌われてむしろ嬉しいのです
幾ら優しいあなたでも 嫌いな相手を救おうとして自分も不幸になるなんてヘマ、しないでしょう
あなたが幸せなら僕も幸せなんですから
僕が不幸になる分世界が幸せへ向かうのなら、僕は満足なんですから
グチャグチャグチャグチャグチャグチャ。
孤独になった僕が、唯一心が救われるのは小説を書くとき。
小説の中では僕は自由になれる どんな世界もどんな人も生み出せるから
キャラクターに台詞を言わせれば、ほら、存在肯定。ぼっち脱却。
『大丈夫』『私たちはあなたが大好きだよ』『何があっても味方です』
なんて、……あぁ。
馬鹿みたい馬鹿みたい馬鹿みたい。
ひたすら自分で打ち込むだけの肯定を
他人に言われたものだと勘違いして なんて惨めな
キャラクターに命なんか無い。キャラクターとの脳内会話も勝手に動くのも皆ありえない。存在しない。
所詮は僕の駒でしょう 所詮は僕自身。
唯一の救いだと錯覚していた悪夢を 僕は失くすことにしました
紙上の文字列に命があってたまるか
紙上の文字列に意志があってたまるか
ビリビリビリビリビリビリビリビリ
どこからか泣き声が聞こえた。
今までの作品を焼却炉にぶち込んだら 頭の中の声が鳴り止みましたが
周囲の他人が楽しそうに喚くから
煩わしいのは変わらない
耳を塞ぐのは疲れました
手をどかしましょう 諦めたんだ
体が死ねないのならせめて心を殺して、楽に生きたいと、思うのは悪くないですよね
おはよう、大嫌いな世界
おやすみ、大好きな……
大好きなものなんてそういえばありませんでした。さようなら。




