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属する者  作者: 酒井順
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第5章 内側

第5章 内側


第1話 嬉しい検索


 昨日、生物学についていろいろ調べてみました。

嬉しい事に、知りたい情報にバタバタと出会いました。

それもそのはず、僕達の時代では、想像も出来なかった事が、

高校教育(生物Ⅰ・Ⅱ)で行われている事を知りました。

 そして、大学の講義内容を見ると、僕の知りたかった情報が、

見つかりました。

(知り得たのは一部ですが)


 今、何について書こうか?

悩んでいるところです。


 キーワードがあります。

『内側にこそ、複雑性がある』

です。


そして、

『宇宙は、内側に拡がる』

です。


 凹型になれば、なるほど複雑性(質)が増す。

この事を主軸におきたいと思います。

「根拠は?」

と、聞かれたならば、「これから考えます」と、答えます。


 この物語?を書き始めた時に主題に持って行きたかったのが、

「象」「質」「順番(配列)」でした。


 しかし、前章で「陥入」に辿り着いて「喜び」そして行き詰っていました。

物語?の展開をどうしたならばいいものか?

悩んでいました。

 そうしたならば、ネット検索で多くの事が引っ掛かってきました。

前々日までは、まるで引っ掛からなかった事がです。

これを運命(巡り合わせ)と言わずして、何と言うのでしょうか。


 喜び過ぎでしょうか?

でも、これが僕の「心」への最高の薬なのです。

そして、数日後にまた悩むのでしょう。


 「象」は、図形だけでなく、集合体、色などを含めた「重さ」以外の

事を対象として考えていました。

当面は、凹型に嵌まり込むのでしょう。


 「質」は、この世界を決定付けているのは、「重さ」ではなく、「質」

だと考えています。

前章での独り言で「質」には、量があると述べましたが、真剣に考えています。

現在、表現する方法が見つかりませんが、間違いなく「質」には量があり、

流れもあると思っています。

(結果として、間違っているのかもしれませんが)


 「順番(配列)」は、物質も含めて、その「個体?」が情報を知り得るのは、

隣接し合った「個体?」のみしかないと考えています。

「個体?」は、うまい表現が見つからないための苦肉の表記です。

触媒は、何らかの手段おそらくバイパスのようなを使って、他の情報を

知り得るのだと考えています。


 例えば、化学反応でも、反応する相手の「個体?」情報を知らなければ、その「個体?」は、

反応する事が出来ないと考えています。

自然界での反応が、情報の全くない相手と無節操に行なわれているとは考えたくないのです。


第2話 反応と干渉


 始めに、前話で述べた「個体?」に仮称を付けたいと思います。

「個質」としたいと思います。

これは、一定の条件下で纏まったものと定義しておきたいと思います。

そして、「個質」は異なる質を持つ「個質」と反応できると仮定したいと思います。


 また、反応(化学反応を含む)と干渉を纏めて「合質」と仮称したいと思います。


 「合質」は、基本的に次の手順で行われると考えています。

任意の「個質」は、

① 隣接する「個質」を探す。

② その「個質」の情報を得る。

③ 自分自身ともっとも「合質」に適した「個質」を選択する。

  この「適した」が自然の法則に相当すると思っています。

④ 選択した「個質」と「合質」を行う。

⑤ その結果、異質の「合質」が出来る。

  「合質」は、「個質」となる。

  この時、生成される「個質」の数(種類)は、未定だと思います。

  これも、自然の法則に従うと思っています。


 そして、「合質」は2つの「個質」でのみ行われる。

と、条件を付けたいと思います。

3つ以上の複数による「合質」は、行われないと仮定します。

仮に、適した「個質」が複数存在した時は、内側の複雑性に潜む順番に、

従うものと考えます。

 更に、潜む順番が同順番だった時、予測できない何かが起こるのだと考えます。


 以上の事は、当然ですが、僕の稚拙な仮説です。

そして、問題が4つ出来ました。

① 「合質」に適した「個質」を選択する自然の法則は何か?

② 「合質」の結果、生成される「個質」を決定する自然の法則は何か?

③ 内側の複雑性に潜む順番はどのように決定されるのか?

④ 同順番の時に、何が起こるか?


 こう考えると、順番は優先順位なのかもしれません。

順番を一意に決定する事は出来ないと思っているからです。

完全な一意性を持つ自然の法則が思い浮かびません。


第3話 展開


 次章から、次の話題で物語?を展開したいと思います。


① 受精卵から、個体(生命体)への変遷の過程について

  これが、知りたかった事です。

  おそらく、僕に与えられる情報は、その過程の観察の情報だと思います。

  何故、各器官が観察されるように、分化されていくのか?

  は、未解明なのだと思います。

② 器官、または上位の「個質」について

  上位の「個質」とは、多くの「質」を持ったものです。

  曖昧な表現になりますが、現在そう表現する事しか出来ません。

③ 「個質」について

  少ない「質」を持ったものに焦点を充てたいと思います。

  これも、曖昧ですね。

④ 仮説の修正、追加について

  現段階で、断言できるものは、ほとんどありません。

  仮説を育てて、成長させたいと思っています。

⑤ その他

  生物に関する事以外で、僕が考えている事など。

  アルコール依存症の事など。


第4話 膵臓


 次章からと思っていましたが、早速1つの器官について調べてみました。

この器官は、僕にとってとても馴染み深いものです。


 急性膵炎で2回入院した事があります。

これは、アルコール依存症と診断される前の事です。

その内の1回は、致死率40%と言われました。

致死率としては、微妙に高いのでしょうね。


 さて、膵臓についてです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以下は、Wikipediaより抜粋


2つの機能を持っているようです。


内分泌機能 - いくつかのホルモンを分泌する内分泌器

外分泌機能 - 膵液を小腸(十二指腸)に分泌する消化器


膵臓の体積の95%が、外分泌部。

残りが、ランゲルハンス島と呼ばれる内分泌部

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 膵炎が怖い病気とされる理由は、次の通りです。

① トリプシン(タンパク質分解消化酵素)が、膵臓自身を消化(分解、溶解)する。

  本来、膵臓の外分泌部から分泌されるトリプシンは、食物の消化に用いられます。

  しかし、膵臓が炎症を起こすと、何かを勘違いして自分自身を溶かすのだそうです。

② 炎症が、ランゲルハンス島に影響を与えると糖尿病を併発する。

  ランゲルハンス島は、インスリンを分泌しています。

  糖尿病の原因として、インスリンの枯渇、減少があります。

  糖尿病が進行すると、血が止まり難くなり、手術が困難になります。


 僕が、急性膵炎を起こしたのは、10~15年くらい前の事です。

「治療薬は無い」と言われました。

3週間くらい、絶食と飲水の不可でした。

そして、自己免疫に頼るしかないと言われました。

点滴が24時間中、僕を繋ぎ止めていました。

幸い、糖尿病は併発しませんでした。

手術は、拒み続けました。


 現在の急性膵炎の治療方法は、進んでいるのでしょうか?

今のところ、3回目の急性膵炎の予定はないので、興味無しとしておきます。


 付加情報として、最小のタンパク質はインスリンだそうです。

これは、51個のアミノ酸から構成されているそうです。


第5話 難解


 生物学に取り組んだ時から覚悟は、していました。

しかし、予想を超えて遥かに難解です。

 何処から学べばいいのかが、まず分かりません。

何を解決すればいいのかも分かりません。


 僕の目的を再確認して見ると、上記の事はあまり重要でない事が分かりました。

僕の目的は、成果をあげる事ではありません。

そして、何かを分類する事でもありません。

また、何かを深く掘り下げる事でもありません。


 僕自身が納得いく説明を見つける事が、目的です。

そして、見つける過程が楽しいのです。

見つけてしまうと、つまらなくなります。


 自己満足させてあげる事が、僕に対しての最高の薬です。





保留項目一覧


① DNAに対し「発現せよ」と命令するのは誰か?

  最低でも、分化が行われる直前にいくつかの発現が必要だと思います。

  器官が完成する前に発現が終了している必要があります。

② DNAの構造について

③ 開始コドンについて

④ コドンの組み合わせが1対1のアミノ酸のもう1種類について

⑤ DNAを介在させないでタンパク質(酵素も含む)を産生する事が可能か?

⑥ 細胞⇒器官へと分化、成長させる原因子は何なのか?

⑦ 肝動脈と門脈から受け取る栄養の中身は何なのか?

⑧ 肝臓外に流れる血流に乗る細胞外基質は何なのか?

⑨ 胆管に流れる細胞外基質は胆汁だけなのか?

⑩ 肝細胞と小葉が内部的に行っている機能は何なのか?

⑪ 細胞内基質を細胞内に産生しているのではないか?



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