表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
属する者  作者: 酒井順
40/67

第40章 回路(2)

第40章 回路(2)


第1話 拠り所


 どうしても、行き詰まりを突破出来ません。

これは当然ですね。

1日2日で突破出来たならば、行き詰まりとは言えないのでしょう。


 考え方を換えて見たいと思います。

そもそも、科学(特に物理学)は、実証主義をとって来たと認識しています。

ですが、最近の科学は、実証主義から離れて行っているように感じます。


 いつも、途中で「断り」を入れてしまうので、今回は先に述べておきます。

これから、僕が記述する内容は現代の科学を否定したり、非難しているのではありません。


 僕が望むものは、納得感です。

これは、自己満足に繋がると思います。

ですが、納得できないものを「学びました」とは言えないのです。


 確かに、現象や実験結果が示す事象を「説明出来る理論」はあると思います。

しかし、事象はその通りでも「説明出来る理論」が自然界の法則である保証はないと思います。


 例えば、結果が3だとします。

これを説明するためには、1+2でも1×3でもいいはずです。

つまり、事象が3で、理論が1+2や1×3です。

あれっ!これじゃ言いたい事が表現されていません。


 言いたい事は、事象の説明は幾通りもあると、言う事です。

そして、その説明が自然界の法則だと証明する事は事実上、不可能だと思うのです。


 あれっ?

今日は「あれっ」の連発になります。


 もしかすると、組み合わせの問題と関係しているのかもしれません。

理論の組み合わせが、大切なのかもしれません。

その組み合わせが幾通りあるのかは、見当もつきません。


 しかし、素晴らしい発見も理論も部分でしかないように思います。

この部分の積み重ねが、科学の進歩という事なのでしょうか?


第2話 電位


 電位について調べると、無限遠点という基点が出て来ます。

さらに調べると、電位は定義または概念だと、言ってます。

確かに、電子の持つエネルギーは、電位ではありません。

 電位そのものは、実体を持つものではなさそうです。

ならば、活動電位をどう捉えたならば、いいのでしょうか?


 やはり、この項目は、しばし保留でお願いします。


 実は、ベクトルやら積分、何とかの法則、何とかの方程式が出てきて理解不能なのです。

直感で、表現化出来ないとグラフ化する事が出来ません。


 よって、回路については、先延ばしとさせてください。


第3話 神経グラフ(5)


 シナプスについて学びます。

もしかすると、電位の理解が無くても先に進めるかもしれません。

淡い期待なのかもしれませんが、とにかく突破口を見つけなければなりません。


 自分自身の記憶力の低下に唖然としています。

ネット検索をすると、以前訪れたサイトに直撃しました。

そして、以前書いた記述を読み返して見ると、シナプスを学んでいました。


 この事象が、記憶力の低下が原因なのか?学びの理解が不十分だったのか?

いずれが原因なのか?分かりません。

再度、シナプスについて理解度を深めるために学びたいと思います。

それでも、忘れるのならば、記憶力は諦めます。


 今まで学んだ事を纏めて、次へ繋げたいと思います。

化学シナプスと電気シナプスに大きく分けられました。

電気シナプスの特徴は、化学シナプスより伝達速度が速い事でした。

そして、伝達方向の正確さは、化学シナプスより劣るという事でした。


 化学シナプスは、3種類に分類されました。

① 興奮性シナプス:興奮性シナプス後電位(EPSP)という信号を発生させる。

② 抑制性シナプス:抑制性シナプス後電位(IPSP)という信号を発生させる。

③ シナプス前抑制性:興奮性シナプスが起こす(EPSP)を減少させる働きを持つ。


 その他に、イオンポンプという強制伝達手段もありました。

これで、5つのエッジの種別の候補が出て来ました。


 このからの作業のために、電位の理解を後回しにしたいと思います。

シナプスの特性をエッジの特性に変換する作業を行いたいと思います。


 トポグラフィックマッピング「神経地図形成」が、ありました。

これと僕が勝手に言っている「神経グラフ」「回路」とは、ゴールが同じかもしれません。

 しかしながら、僕の知りたい情報はネット検索で見つかりません。

空想や妄想になる可能性が、高いのかもしれませんが、独自に歩んでみたいと思います。


 ちなみに、ネット検索で得たトポグラフィックマッピングの情報は次のようなものです。


① 神経発生学において、軸索誘導、シナプス形成が重要な問題である

② 間違った神経回路を除くというステップがある

 (軸索側枝の除去、軸策剪定、シナプス廃止、細胞死)


 また、神経の可塑性は次の3つによるそうです。


① 脳が発生していく時や発達していく段階にみられる可塑性

② 老化や障害を受けた時などに神経の機能単位が消失するが、それが補填・回復されていく場合

③ 記憶や学習などの高次の神経機能が営まれるための基盤となっている


※ 可塑性:神経系が外界の刺激などによって常に機能的、構造的な変化を起こしている事


 結論からいうと、トポグラフィックマッピングの情報から学んだ事は次の事です。


 グラフG:(V,E)のV,Eの個数は増減する。

つまり、既存のグラフ理論は適応出来ない可能性があります。

そして、VもEも異なる種別を持っています。


 最初の作業は、前述のように「シナプスの特性をエッジの特性に変換する作業」を

行いたいと思います。


第4話 空間と座標


 空間は何で、構成されているのでしょうか?

そこに存在することは、認知出来ます。


 しかし、自分の周りに物質がなにもなかったならば、認知できるでしょうか?

出来ると思います。

何故ならば、自分が存在するからです。

 では、自分がいなければ空間は、存在しなくなるのでしょうか?

それは、分かりません。

何故ならば、自分が存在しないからです。


 止めにします。

苦手な哲学の分野に入りそうです。

当面(永遠かも?)空間は、空間として認知します。


 生命体(ここでは人に絞りたいと思います)に、座標を適用して測定する事は有益なのでしょうか?

これは「Yes」とも「No」とも言えると思います。


 姿形(特に顔やプロポーション)には、この座標が働きかけます。

位置座標が、美男や美女を産み出したりします。

 しかし、生命活動を見てみると、必ずしも厳密な座標が必要でない部位が多いと思います。

座標そのものよりも、相互の細胞や器官の位置関係の方が重要だと思います。

そして、脳を構成するネットワークも座標より、抽象化されたグラフの方が有益と思います。


第5話 太陽系


 気付いてしまいました。

向心力を利用しないと説明出来ないものが、空にありました。


 星です。

惑星(地球を含む)は、太陽の周りを周っています。

衛星(月を含む)は、惑星の周りを周っています。


 引力だけならば、僕がここに存在する前に衝突して、太陽系は一つの物体になるか、

砕け散っていたと考えられます。


 しかし、僕には「作用・反作用の法則」が、どうしても受け入れられません。

これを受け入れるという事は、引力を出力する物質は、反対方向に斥力を出力する事になります。

しかし、物質は全ての方向に引力(重力)を出力していると考えられます。


 また、ニュウトンさんではありませんが、リンゴは地上に落下します。

何故、リンゴは月のように地球を周らないのでしょうか?


 「作用・反作用の法則」には、働く時とそうでない時の条件があるのでしょうか?

円運動がその条件ならば、電子には「作用・反作用の法則」が働かないように思えます。

量子力学によると、電子は円運動をしていないからです。


 誰か、何か、解決の糸口を教えてください。

祈っています。

運命(巡り合わせ)が僕に味方するならば、この疑問は消えるのでしょう。


 あれっ!

反対方向に斥力を出力する事は、ありえませんね。

出力するのならば、引力です。

そして、物質は反対方向以外にも、全方向に引力を出力していると考えられます。

 

 突破口が見つかったかな?

本当かな?


第6話 章の最後に


 新しい疑問は、気持ちがいいですね。

以前は、この疑問をトラウマに換えるまで悩み、飲み、

そして、

「狂気こそ発想の原点だ」とまで思っていました。

そして、生活にまで影響を与えました。

今は、純粋に「知りたい」という気持ちだけです。


 生活は、生活として疑問(学び)とは独立させたいと思います。

それどころではありません。

つい最近、無職になり、残金が2、3万円しか残っていません。

生活が最優先です。


 しかし、以前の物質的に豊かだった頃より「心」が軽くなりました。

その理由は、先日の出来事が大きな転機となったためと思います。

もちろん、それだけではありません。

多くの人に支えられた事やこの文章を書いている事も大きな理由です。

もちろん、読者の方々にも感謝しています。


 もっと「心」を軽くするために、この文章を書いて行こうと思っています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ