表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
属する者  作者: 酒井順
3/67

第3章 細胞

第3章 細胞


第1話 確認


 前章で述べた事を纏めておきたいと思います。

そして、後回しにした項目も確認しておきたいと思います。


 一人の人を全体集質とした時、次の階層の全体集質=部分集質となります。

原子だけは、全体集質となるか未定です。


・器官(心臓、胃、脳など)

・組織(上皮組織、結合組織、筋組織、神経組織など)

・細胞(幹細胞、血球、神経細胞、受精卵など)

・分子(タンパク質、糖、ホルモン、DNAなど)

・原子


 次に、1つのコドン・セットが1種類のたんぱく質の設計図の元になります。

そして、発現によってタンパク質が、設計図を元に産生されます。


※後回しにした項目

① DNAに対し「発現せよ」と命令するのは誰か?

② DNAの構造について

③ 開始コドンについて

④ コドンの組み合わせが1対1のアミノ酸のもう1種類について


第2話 細胞


 僕の身勝手ですが、後回しの項目はそのまま保留にしたいと思います。


 生物学の事を勉強して行くと、全体像がぼやけてしまいます。

部分的な機構や分析は詳しく?調べられるのですが、生命体としての全体が、

見えて来ません。

 僕の知識不足、理解不足なのかもしれません。

あるいは、現存する生物学でも明らかにされていないのかもしれません。

 いずれにしても、僕に全体が見えていない事は同じです。


 僕には、調べる事、考察する事、仮説を立てる事ぐらいしか出来ません。

その行為が、何かを産み出さないとしても、

自分自身が納得いくものであればいいと思っています。

自己満足の世界ですね。

 但し、くどいかもしれませんが、自己矛盾の世界には陥りたくないと思っています。

パラドックスも避けたいのですが、未だこれを避ける方法が分かりません。

違和感という勘に頼るしかありません。


 さて、本題の「細胞」に移りたいと思います。

細胞をいくつかの方法で分類できるようです。

① 構成原料(素材)

② 細胞小器官

③ 原核細胞と真核細胞


③は、細胞内に核を持つか否かで分類されるそうです。

今回のターゲットは人なので、真核細胞のみに焦点を当てたいと思います。


第3話 構成原料


 厳密に言うと違うのかもしれませんが、元素=原子として扱いたいと思います。

細胞は、15種類以上の元素から構成されるそうです。

これは、どの種類の細胞を構成するためにも、最低15種類の元素が必要であると

解釈したいと思います。細胞種が異なれば、異なる元素も必要である事は理解できます。


 主要4元素があるそうです。(%は重量比です)

酸素(64%)

炭素(18%)

水素(10%)

窒素(3%)


 加算すると約95%が、これらの元素で構成されているようです。


次に必須の元素は、

カルシウム

リン

ナトリウム

カリウム

塩素

マグネシウム


微量元素として、

亜鉛

マンガン

ヨウ素

が、あるそうです。


 14種類ですね。これは、必須元素なのだと思います。

もう1種類以上は、細胞種を決定付けて行くために必要な元素なのだと思います。


 分子レベルで構成要素を現わす事ができるそうです。

主として糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)・核酸の4種類だそうです。

それぞれが、分子化合物です。


 疑問に思うのが、ここにタンパク質が含まれる事です。

DNAを介在させないで、タンパク質を産生できる事を示していると思います。

しかし、確信が持てない事と、確認も含めて受精卵についても調べたいと思います。


第4話 細胞小器官


 細胞小器官を1つ1つ列挙する事は、無意味なのかもしれません。

何故なら、全ての細胞小器官が同定されていないからです。

今日でも、既に同定され名称を付けられた細胞小器官以外の細胞質基質から、

新たな小器官が発見され続けているらしいからです。


 ここで、どの小器官が重要か、そうでないかを僕には判断できません。

という事で、かなり思いこみの入った小器官の列挙になります。

 更に、気付いてしまいました。

この小器官の事を調べ出すと、相当数の時間が必要になります。

簡単にして、過ぎ去ろうと思います。

① 核…核膜に覆われている。外部との情報交換は、核膜孔を通して行われる。

  内部に、DNA、核タンパク質、RNA、核小体を持つ。

② リボゾーム…タンパク質(素材)の製造工場

③ ゴルジ体…タンパク質の修飾(素材の加工と解釈します)

④ ミトコンドリア…おそらく、詳細は未解明だと思います。

  生体膜に覆われているそうです。

  酸素呼吸(好気呼吸)を行うそうです。

  独自のミトコンドリアDNAを持っているそうです。

  そして、このDNAは、母親のDNAだけが子に受け継がれるそうです。

⑤ 細胞質基質…同定された小器官以外の部分

  タンパク質(酵素を含む)などから構成されているようです。

⑥ 中心体…詳細不明。細胞分裂の時活躍するらしい。


第5話 受精卵


 大きく分けて、5段階あるそうです。

① 卵割…細胞分裂

② 胞胚期…細胞数が増えて、それを細胞膜で覆う。

  内部に細胞間の空洞が出来る。

③ 原腸の形成…陥入が起こる。

  これは、表層の細胞が内側に入り込んでいく現象だそうです。

  人の場合、2つ出来るそうです。

  1つが、口になるそうです。

  1つは、肛門になるそうです。

④ 胚葉の分化…陥入によって、内側と外側に分かれた事になるそうです。

  僕自身は、もう少し納得いかないのですが、境界が出来た事は認めたいと思います。

  そして、内側と外側の中間に中側が出来るそうです。

  これで、3つの領域が出来ました。

  (1)外胚葉(外側)…主に表皮と神経が形成される

  (2)内胚葉(内側)…消化管が形成される

  (3)中胚葉(中側)…筋肉、血管系、体腔(隙間)が形成される

⑤ 形態形成…各器官が形成されていく

  

第6話 受け入れ


 調べた内容は、Wikipediaが主となっています。

捕捉として、他のサイト、書籍も参照しています。


 調べた内容に対して、僕は受け入れるしかありません。

反論する根拠は、何1つ持っていません。


 しかしながら、納得する事も出来ません。

疑問点が、いくつかあります。

①②③については、疑問を持っても回答を得られそうにないので、止めにします。

1つだけ、「DNAを介在させないでタンパク質(酵素も含む)を産生する事が、生命体には出来る」

と、解釈していいのでしょうか。

④については、3つの領域に分割された事は、認めます。

しかし、細胞⇒器官へと分化、成長させる原因子は何なのでしょうか。


 疑問は、後回しにしたいと思います。

「またかよ」と、言わないでください。

解決する目途が全く立たないのですから。


 しかし、面白い事をみつけました。

解決に繋がるか?

は、分かりません。


 「凸図形は単純だが、凹図形になると複雑さが急激に増える」

これは、僕の副産物です。

 つまり、③の陥入によって、細胞が複雑性を持ったのではないかと考えられます。

敢えて、「複雑性」を「複雑質」と呼ぼうと思います。


 ⑤になると、凹図形が更に増えます。複雑質が増えます。

凹図形は、表現として美しくありませんね。

凹図様器官とします。


以下の文章は、独り言という事にしてください。

(この事を書く事に躊躇いがありました。

僕自身が、よく記憶していないからです。(病が原因かな?)

凹図形を凸図形化するために「負の距離」の概念を想定した事があります。

う~ん。思い出せるかな)


第7話 僕自身


 こうして、頭の中を文章にして行く事が楽しくあります。

これが、日記等だと、3日坊主になりそうです。


 何人かの読者の方に読んで貰えるという事は、刺激にもなり、

いい加減な事は、書けないなと思ったりもします。

そして、僕のリハビリにも繋がっていると思います。


 僕自身は、諦めているつもりはありません。

しかし、医療関係者から見れば、墓場まで持って行く荷物なのでしょう。


 僕は、何を求めているのでしょうか。

名誉も地位もお金も欲しいと思いません。

ただ、平穏に日々が送れたならば幸せだと感じます。


 心が暴走する日も無くなって来ています。

不毛であっても、疑問を持ち、考え、悩み、日々を送る事が願いなのだと思います。

もちろん、不毛にさせないように努力はして行きます。


 少し、分かったような気がします。

僕の頭の中を全て吐き出したいのだと思います。

それで、充分なのだと思います。


 少し前までは「精神疾患(特にアルコール依存症)の事を正確に

世の中に認知して貰いたい」という気持ちを強く持っていました。


 今では、それも陰を潜めたようです。

怠惰になってしまったのでしょうか。 

世の中からの影響を少しでも減らしたいと思ったのでしょうか。


 ただ、今は平穏な日々を送っています。

朝、起きた時に今日も1日始まったなと、感謝しています。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ