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属する者  作者: 酒井順
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第3章 細胞

第3章 細胞


第1話 確認


 前章で述べた事を纏めておきたいと思います。

そして、後回しにした項目も確認しておきたいと思います。


 一人の人を全体集質とした時、次の階層の全体集質=部分集質となります。

原子だけは、全体集質となるか未定です。


・器官(心臓、胃、脳など)

・組織(上皮組織、結合組織、筋組織、神経組織など)

・細胞(幹細胞、血球、神経細胞、受精卵など)

・分子(タンパク質、糖、ホルモン、DNAなど)

・原子


 次に、1つのコドン・セットが1種類のたんぱく質の設計図の元になります。

そして、発現によってタンパク質が、設計図を元に産生されます。


※後回しにした項目

① DNAに対し「発現せよ」と命令するのは誰か?

② DNAの構造について

③ 開始コドンについて

④ コドンの組み合わせが1対1のアミノ酸のもう1種類について


第2話 細胞


 僕の身勝手ですが、後回しの項目はそのまま保留にしたいと思います。


 生物学の事を勉強して行くと、全体像がぼやけてしまいます。

部分的な機構や分析は詳しく?調べられるのですが、生命体としての全体が、

見えて来ません。

 僕の知識不足、理解不足なのかもしれません。

あるいは、現存する生物学でも明らかにされていないのかもしれません。

 いずれにしても、僕に全体が見えていない事は同じです。


 僕には、調べる事、考察する事、仮説を立てる事ぐらいしか出来ません。

その行為が、何かを産み出さないとしても、

自分自身が納得いくものであればいいと思っています。

自己満足の世界ですね。

 但し、くどいかもしれませんが、自己矛盾の世界には陥りたくないと思っています。

パラドックスも避けたいのですが、未だこれを避ける方法が分かりません。

違和感という勘に頼るしかありません。


 さて、本題の「細胞」に移りたいと思います。

細胞をいくつかの方法で分類できるようです。

① 構成原料(素材)

② 細胞小器官

③ 原核細胞と真核細胞


③は、細胞内に核を持つか否かで分類されるそうです。

今回のターゲットは人なので、真核細胞のみに焦点を当てたいと思います。


第3話 構成原料


 厳密に言うと違うのかもしれませんが、元素=原子として扱いたいと思います。

細胞は、15種類以上の元素から構成されるそうです。

これは、どの種類の細胞を構成するためにも、最低15種類の元素が必要であると

解釈したいと思います。細胞種が異なれば、異なる元素も必要である事は理解できます。


 主要4元素があるそうです。(%は重量比です)

酸素(64%)

炭素(18%)

水素(10%)

窒素(3%)


 加算すると約95%が、これらの元素で構成されているようです。


次に必須の元素は、

カルシウム

リン

ナトリウム

カリウム

塩素

マグネシウム


微量元素として、

亜鉛

マンガン

ヨウ素

が、あるそうです。


 14種類ですね。これは、必須元素なのだと思います。

もう1種類以上は、細胞種を決定付けて行くために必要な元素なのだと思います。


 分子レベルで構成要素を現わす事ができるそうです。

主として糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)・核酸の4種類だそうです。

それぞれが、分子化合物です。


 疑問に思うのが、ここにタンパク質が含まれる事です。

DNAを介在させないで、タンパク質を産生できる事を示していると思います。

しかし、確信が持てない事と、確認も含めて受精卵についても調べたいと思います。


第4話 細胞小器官


 細胞小器官を1つ1つ列挙する事は、無意味なのかもしれません。

何故なら、全ての細胞小器官が同定されていないからです。

今日でも、既に同定され名称を付けられた細胞小器官以外の細胞質基質から、

新たな小器官が発見され続けているらしいからです。


 ここで、どの小器官が重要か、そうでないかを僕には判断できません。

という事で、かなり思いこみの入った小器官の列挙になります。

 更に、気付いてしまいました。

この小器官の事を調べ出すと、相当数の時間が必要になります。

簡単にして、過ぎ去ろうと思います。

① 核…核膜に覆われている。外部との情報交換は、核膜孔を通して行われる。

  内部に、DNA、核タンパク質、RNA、核小体を持つ。

② リボゾーム…タンパク質(素材)の製造工場

③ ゴルジ体…タンパク質の修飾(素材の加工と解釈します)

④ ミトコンドリア…おそらく、詳細は未解明だと思います。

  生体膜に覆われているそうです。

  酸素呼吸(好気呼吸)を行うそうです。

  独自のミトコンドリアDNAを持っているそうです。

  そして、このDNAは、母親のDNAだけが子に受け継がれるそうです。

⑤ 細胞質基質…同定された小器官以外の部分

  タンパク質(酵素を含む)などから構成されているようです。

⑥ 中心体…詳細不明。細胞分裂の時活躍するらしい。


第5話 受精卵


 大きく分けて、5段階あるそうです。

① 卵割…細胞分裂

② 胞胚期…細胞数が増えて、それを細胞膜で覆う。

  内部に細胞間の空洞が出来る。

③ 原腸の形成…陥入が起こる。

  これは、表層の細胞が内側に入り込んでいく現象だそうです。

  人の場合、2つ出来るそうです。

  1つが、口になるそうです。

  1つは、肛門になるそうです。

④ 胚葉の分化…陥入によって、内側と外側に分かれた事になるそうです。

  僕自身は、もう少し納得いかないのですが、境界が出来た事は認めたいと思います。

  そして、内側と外側の中間に中側が出来るそうです。

  これで、3つの領域が出来ました。

  (1)外胚葉(外側)…主に表皮と神経が形成される

  (2)内胚葉(内側)…消化管が形成される

  (3)中胚葉(中側)…筋肉、血管系、体腔(隙間)が形成される

⑤ 形態形成…各器官が形成されていく

  

第6話 受け入れ


 調べた内容は、Wikipediaが主となっています。

捕捉として、他のサイト、書籍も参照しています。


 調べた内容に対して、僕は受け入れるしかありません。

反論する根拠は、何1つ持っていません。


 しかしながら、納得する事も出来ません。

疑問点が、いくつかあります。

①②③については、疑問を持っても回答を得られそうにないので、止めにします。

1つだけ、「DNAを介在させないでタンパク質(酵素も含む)を産生する事が、生命体には出来る」

と、解釈していいのでしょうか。

④については、3つの領域に分割された事は、認めます。

しかし、細胞⇒器官へと分化、成長させる原因子は何なのでしょうか。


 疑問は、後回しにしたいと思います。

「またかよ」と、言わないでください。

解決する目途が全く立たないのですから。


 しかし、面白い事をみつけました。

解決に繋がるか?

は、分かりません。


 「凸図形は単純だが、凹図形になると複雑さが急激に増える」

これは、僕の副産物です。

 つまり、③の陥入によって、細胞が複雑性を持ったのではないかと考えられます。

敢えて、「複雑性」を「複雑質」と呼ぼうと思います。


 ⑤になると、凹図形が更に増えます。複雑質が増えます。

凹図形は、表現として美しくありませんね。

凹図様器官とします。


以下の文章は、独り言という事にしてください。

(この事を書く事に躊躇いがありました。

僕自身が、よく記憶していないからです。(病が原因かな?)

凹図形を凸図形化するために「負の距離」の概念を想定した事があります。

う~ん。思い出せるかな)


第7話 僕自身


 こうして、頭の中を文章にして行く事が楽しくあります。

これが、日記等だと、3日坊主になりそうです。


 何人かの読者の方に読んで貰えるという事は、刺激にもなり、

いい加減な事は、書けないなと思ったりもします。

そして、僕のリハビリにも繋がっていると思います。


 僕自身は、諦めているつもりはありません。

しかし、医療関係者から見れば、墓場まで持って行く荷物なのでしょう。


 僕は、何を求めているのでしょうか。

名誉も地位もお金も欲しいと思いません。

ただ、平穏に日々が送れたならば幸せだと感じます。


 心が暴走する日も無くなって来ています。

不毛であっても、疑問を持ち、考え、悩み、日々を送る事が願いなのだと思います。

もちろん、不毛にさせないように努力はして行きます。


 少し、分かったような気がします。

僕の頭の中を全て吐き出したいのだと思います。

それで、充分なのだと思います。


 少し前までは「精神疾患(特にアルコール依存症)の事を正確に

世の中に認知して貰いたい」という気持ちを強く持っていました。


 今では、それも陰を潜めたようです。

怠惰になってしまったのでしょうか。 

世の中からの影響を少しでも減らしたいと思ったのでしょうか。


 ただ、今は平穏な日々を送っています。

朝、起きた時に今日も1日始まったなと、感謝しています。


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