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属する者  作者: 酒井順
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第20章 拾いもの

第20章 拾いもの


第1話 内側(6)


 O(n)について調べて見ました。

O(n)は、ランダウの漸近記法による記法だそうです。


 取り敢えず「ほっ」としてます。

NTMを基本から理解して行く事が困難に感じていたからです。

おそらく、嵌まってしまい、身動き出来なくなったと思います。

 NTMは保留にしたいと思います。

永久に保留かもしれません。


 「O-記法はアルゴリズムの効率を解析するのに有用である」とされています。

例えば、T(n)=2n^2 + 3n + 4 の時、n を次第に大きくしていくと

n^2 の項ばかり大きくなり、他の項はほとんど無視できるようになります。

(^は乗倍の意味です。n^2は、nの2乗倍を現わします)

 n = 1000 としてみると、

2n^2の項は、2,000,000

3nの項は、3,000

4の項は、4

となります。

[項は+と-が境目です。()付きの式は展開して()を外してから考えます]

 nの値を大きくすると項の値の差は、拡がって行きます。

式全体から見ると、 + 2n + 2は意味を持たなくなります。

又、2n^2の最初の2も意味を持たなくなります。

(たかだか数倍と考えます)

 つまり、nが大きくなればなるほど、

T(n)=2n^2 + 3n + 4 は n^2と同程度となります。

[T(n)=は、あまり意味を感じませんね。数学の流儀のようです。

でも、重要な意味があるのでしょう]


 O(n)のOは、「程度」(オーダー,Order)の事のようです。

つまり、上例のオーダーは、n^2となるそうです。

表記は、O(n^2)となるそうです。

この表記は、アルゴリズムの(計算量の)解析の際によく使われるそうです。


 オーダーの例を少し調べて見ます。


① O(log n):二分探索

② O(n):線形関数

③ O(n^2):二乗関数

④ O(n^c),c>1:多項式関数

⑤ O(c^n):指数関数(現在最も速い巡回セールスマン問題の厳密解の解法)

⑥ O(n!):階乗関数(NP完全問題の全探索による解法)


 つまり、O()の()の中の式が大きな意味を持ちます。

項の中でnを大きくした時、最も値を増加させる項が()の中の式です。

いくつかの情報(記述内容)には、O(n)とだけ記述されています。

その意味は「多くの計算量が必要だよ」と言う事だと思います。

線形関数を意味しているのでは、ないと思います。

 この問題へのチャレンジャーにとって、大切なのは()の中の式だと思います。


 この問題の研究者は、2通り存在するようです。

① 計算量理論の研究者:NP完全とNP困難の違いについて重要な意味を持つ。

② アルゴリズム論の研究者:NP完全とNP困難の違いについて

              それほど重要な意味を持たない。


 僕は②です。

但し、研究者ではありません。

個人的に興味を持っただけでした。

「一生涯の課題」だと思って25年くらい、取り組みました。

この事に対して、対価を貰った事はありません。

ただ、僕への一生の命題だと信じていました。

 その内アルコール依存症になりました。


 そして、2回目の入院の前に、①に気付き、②を知らなかった事が、

自殺願望のつけ火となりました。(再飲酒のきっかけ)

僕自身が25年やって来た事の無意味さに、絶望したのかもしれません。

②を知っていれば、O(n)を知っていれば、今日の僕はいなかったのかもしれません。

 おそらく、別な道を歩んでいたと思います。

1番可能性のあるのは「断酒」出来ずに、余命を縮めた事です。


 1つ「心」の棘がとれた感じです。

結果往来なのかな?


 尚、意識せずに検索と探索を混合して使っていました。

今後は、探索に統一します。

2進木も2分木に統一します。


第2話 シナプス(2)


 化学シナプス(小胞シナプス)について調べて見ます。

神経細胞が「細胞体」「樹状突起」「軸索」の3部位から構成される事は学びました。


 Wikipediaの記述内容を纏めて見ました。


 神経伝達物質は、1方向にのみ伝わるようです。

伝える側を前シナプス細胞と呼ぶようです。

伝えられる側を後シナプス細胞と呼ぶようです。

 前細胞の軸索の先端と後細胞の樹状突起の間には、

20nm程度のシナプス間隙があるそうです。

この間隙にシナプス接着分子があり、前細胞と後細胞を接着させているようです。


 典型的な伝達手順は次の通りです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以下 Wikipediaより


① 前シナプス細胞の軸索を活動電位が伝わり、

  末端にある膨らみであるシナプス小頭に到達する。

② 活動電位によりシナプス小頭の膜上に位置する電位依存性

  カルシウムイオンチャネルが開く。

③ するとカルシウムイオンがシナプス内に流入し、

  シナプス小胞が細胞膜に接して神経伝達物質が細胞外に開口放出される。

④ 神経伝達物質はシナプス間隙を拡散し、

  後シナプス細胞の細胞膜上に分布する神経伝達物質受容体に結合する。

⑤ 後シナプス細胞のイオンチャネルが開き、細胞膜内外の電位差が変化する

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ここで、カルシウムイオンが登場しました。

このイオンは、+2価の陽イオンです。

カルシウムは、骨の構成以外にも、重要なのですね。


 化学シナプスは、3種類に分類されるそうです。


① 興奮性シナプスは信号を受け取ると、興奮性シナプス後電位(EPSP)

  という信号を発生させる。

  EPSPは神経細胞の分極状態が崩れる電位となるため、脱分極と呼ばれる。

② 抑制性シナプス(シナプス後抑制性)は信号を受け取ると、

  抑制性シナプス後電位(IPSP)という信号を発生させる。

  IPSPは神経細胞の分極状態が強化される電位となるため、過分極と呼ばれる。

③ シナプス前抑制性は、興奮性シナプスが起こす興奮性シナプス後電位(EPSP)を

  減少させる働きを持つ。


 分極が登場しました。

おそらく、電荷の正負と係りがあると予想されるので、

電位と同じ様に保留にしたいと思います。


第3話 縄文時代(5)


(埼玉県)

① 神明貝塚…縄文時代後期の馬蹄形貝塚。東西約180m、南北約120mに広がる。

       貝塚はヤマトシジミを主体とする。

(栃木県)

① 篠山貝塚…縄文海進により、現在の古河市まで東京湾だった。

       南北100m、東西70mに達する大きな馬蹄形貝塚。

       ヤマトシジミの淡水性貝が中心であるが、

       カキ・サザエ等の海洋性貝も見られる。

(茨城県)

① 南高野貝塚…縄文時代中期・後期・晩期の貝塚。面積は、30,000平方メートル。

        横穴墓34基など古墳が出土


 縄文海進について調べて見ました。

縄文時代は現在より海面が2~3m高く、現在の平野部の多くが海底だったようです。

また、気候は現在より温暖・湿潤で年平均で1~2℃気温が高かったようです。


 西方と比べ、遺跡の面積(規模?)が大きくなってきました。


第4話 パラドックス


 ネット検索で、奥まで入り込むと時々「パラドックス」という言葉に行きあたります。


 いくつかの辞書から引用しました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 一般に容認される前提から、反駁しがたい推論によって、一般に容認し難い結論を導く

論説を逆理(パラドックスまたは逆説)という。

一見正しそうでも、よく考えれば間違った前提や欠陥のある推論を用いている場合は虚偽

と呼ぶべきだが、これも広い意味では逆理に含められる。


 日常感覚的に理解し難い事実を導く科学的(数学的)推論もしばしば逆理といわれる。

このようなものを擬似逆理であるとして、論理的な矛盾を導く二律背反を真性の逆理と

する立場がある一方で、二律背反は単に矛盾であって逆理でないという見方もある。


 言葉のもともとの意味では〈パラドックス〉とは一般に受け入れられている見解に

反する命題という。

論理学でこの言葉を厳密な意味で用いるときは、証明されるはずのない矛盾命題が、

妥当な推論によって、あるいは少なくとも一見妥当な推論によって導かれることを

〈パラドックス〉と呼ぶ。


 常識的見解に矛盾するように見える見解、あるいは真理に矛盾するように見えて、

実はそうではない説。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 よく分かりません。

次のように解釈しておきます。

「受け入れるか?否か?は、自分で判断しなさい」


第5話 アルコール依存症(3)


 本日は、意外なところで、拾いものをしました。

学びの効果なのでしょうか?

たまたまなのでしょうか?

深く考えない様にします。


 やはり「自分自身で気付きたくない」トラウマを潜在的に持っているのだと思います。

今回は、前進的に受け止める事が出来ましたが、そうでない時は、どうなるのでしょうか?

深く考えない様にします。



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