第14章 意味
第14章 意味
第1話 意味
前章で、「生きている事自体が生きる意味だ」と、述べました。
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以下 Wikipediaより
意味とは、次のような概念である。
① 言葉(単語・用語など)が持っている概念のこと。
例えば、「雨」は、音声的には「ア」と「メ」が組み合わさっただけのものであるが、
そこには「空から水滴が落ちてくる現象」「空から落ちてくる水滴自体」
というような意味が備わっている。
② ある行動や発言が持つ必要性、もしくはそれが行われた理由のこと
③ ある物(物体やシステムなど)が存在する必要性や理由のこと
④ 意味論が対象とするものである「意味」
意味に関しては、多くの研究において問題とされ、例えば、次のような問いがみられる。
⑤ 言語やそれ以外の手段によるコミュニケーションにおいて意味はどのように伝わるのか。
(あるいは伝わらないのか。)
⑥ ある行動や発言における意味はどのように知ることができるのか
⑦ 物事や言動において隠された意味を明らかにする方法にはどのようなものがあるか
⑧ 意味の出現
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僕が、興味を持つのは、②③です。
「生きている事自体が生きる意味だ」は、②③に直接該当しません。
今、思うのは、意味を意味付けするのは、自分自身であり、他の人でもあるという事です。
自分自身にとっての意味は、意味付けした結果ではなく、その過程が大切なのだと思います。
残念ながら、他の人の意味付けを、知る方法が見つかりません。
⑥⑦を学ぶ必要があるのかもしれません。
⑤は歴史を学ぶ上で大切だと思います。
①④⑧は、取り敢えず考慮外です。
第2話 内側
「内側ほど検索に手間を要する」
この例を述べたいと思います。
ここに、N個の数値があったとします。
このN個の数値から、1個の数値にもっとも近い数値を検索するとします。
この手法は、コンピュータ・ソフトに携わるエンジニアならば、初期の段階で学ぶと思います。
2分検索、2進木検索です。
両方とも、考え方は同じです。
2分検索から説明します。
最初に、N個の数値を昇順か降順に並べ替えます。
今回は、昇順にしたいと思います。
つまり、数値の大小を基準として数値の順番を並び変えます。
N個の半分の位置にある数値と検索したい数値を比較します。
この時、その位置にある数値が検索したい数値より小さい時、
検索したい数値は、その位置の下部の数値群に必ず存在します。
検索対象から上部は除外されます。
これを繰り返すと、最大で、LOG2Nの検索回数で検索出来ます。
2進木検索を説明します。
N個の数値を木構造にします。
1個目の数値を頂点ノードとします。
2個目を1個目と大小の比較をします。
2個目が1個目より小さい時、ノードの左側の新しいノードとして配置します。
大きい時は、右側に配置します。
これをN回繰り返せば、2進木が構成されます。
注目したいのは、この構成で、末端のノードの検索にもっとも手間がかかる事です。
(手間=検索手順回数=時間)
そして、昇順(降順でも同じ)に並べ替えたN個の数値をこの2進木に投入したとします。
すると、2進木は1直線の構造を形作ります。
つまり、2進木は均一なノード構造をとらない可能性があるという事です。
検索手順回数は、必ずしもLOG2Nになりません。
均一なノード構造の2進木を作る事が可能です。
いくつか方法があります。
僕が考えるもっとも単純な方法は、1度昇順に並び変えます。
そして、僕は「ばらす」と表現しているのですが、均一なノード構造の2進木に
なるように、再び並び変えます。
そして、2進木に投入します。
この時「再び並び変え」した数列は、一見しても二見しても、他の用途には、
意味を持ちません。
少なくとも、僕には利用価値が思いつきません。
さて、N個の数値は1次元と考える事が出来ます。
2次元の座標を並べ替えてみます。
残念ながら並び変える事は、出来ませんでした。
但し、4進木を構成する事は出来ました。
最大で、LOG4Nの検索回数で検索出来ます。
この4進木も2進木と同じように1直線の構造を形作る事があります。
前置きが長くなり過ぎました。
続きは、次章以降でお願いします。
この話題の結論として言いたい事は、
「内側にも境界があるのではないか?」
と、言う事です。
そして、その境界を決めるのは、その部分の外側にいる者なのではないか?
と、言う事です。
(部分=N個の数値)(外側にいる者=検索したい者)
言い方を変えると、外側の者の見方が固定されないと、部分は変化して
見えるのではないか?
と、言う事です。
第3話 活動電位
一言でいうと「面白そう」です。
難解である事は、確かですが、突破口はいくつかありそうです。
何回かに分けて、学びたいと思います。
分かった事と学ぶ事を列挙して見ます。
列挙出来なかった事は、僕が解っていないという事だと思います。
① なんらかの刺激に応じて細胞膜に生じる一過性の膜電位の変化である
② ナトリウムイオン(Na+)とカリウムイオン(K+)によって活動する
③ イオンチャンネルにより制御される
④ 神経系以外の器官でも存在する
⑤ 静止電位から変化した電位差がある閾値を超えると伝達が始まる。
⑥ 細胞膜は、コンデンサの機能を持つ。
④以外の事から学びたいと思います。
ただ、気掛かりな事が1つあります。
それは、実験が「平衡状態」で行われている事です。
少し、話題が逸れます。
神経細胞の消費するエネルギー比が大きいそうです。
それは、脳の重さが全体重の2%なのに、ブドウ糖の消費量が、
25%もあるのだそうです。
つまり「脳は身体の他の細胞の10倍以上のエネルギーを必要とする」
と、言う事です。
糖は、エネルギーの源で複数の種類があるそうです。
そして、その理由は、静止膜電位の維持と活動電位からの回復のために、
莫大なATPを消費しているためだそうです。
僕は、2年くらい前に植物の事を調べるため「生化学」の本を読みました。
その時、得た知識があります。
但し、それが的を射ているのかは分かりません。
それは、生体の活動の基本が次の2つの分子化合物によるという事です。
① ATP…エネルギーの元になる
② NADP+…材料の元になる
第4話 エネルギー
エネルギーは、物質を移動または変化させるために存在と考えます。
20世紀初頭にアインシュタインさんが、特殊相対性理論を提唱しました。
その中に「等価原理」というものがあります。
それは、物質とエネルギーは同じものである。
という原理でした。
E=mc^2 が原理式です。
その原理が使われ数十年前の戦争で、日本で2つの原子爆弾が爆発しました。
悲劇です。
そして、今現在その悲劇が繰り返されようとしています。
そうです。福島の原発の問題の始まりはここだったと思います。
この原理は正しく理解、検証されているのでしょうか?
想定外の事が起こったとすれば、それは「正しく理解、検証されていない」
としか考えられません。
正しく理解、検証されていなくとも、実験結果が有益だと思えば、
技術化する事は可能です。
有益に動かす事が出来れば「原理」は遠のいても影響を与えません。
不慮の事態に備える事が出来ないと、いう事は「いたずら」と、
同義だと考えます。
以前、エネルギーの単位について調べた事がありました。
全てのエネルギーがJという単位に換算出来るそうです。
基準は「仕事量」だそうです。
つまり、物質に与える影響度の大きさでのみエネルギーが計測されて
いる事になります。
別な見方をするとエネルギーの単位は、破壊度を示すものでもあります。
エネルギーは、いくつかの質を持った形態で現出します。
それを、同じ単位に換算する事には、どのような意図があるのでしょうか?
そして、今回の原発問題も、何をどのように破壊し、質変化をさせたのでしょうか?
物質とエネルギーが同じものなら、今回の問題は既に解決出来ているはずです。
我々に悪影響を及ぼすエネルギーを物質に戻せばいいのですから。
こういう事からも科学に対する懐疑が産まれてしまいます。




