第11章 ステップ
第11章 ステップ
第1話 中枢神経系
神経系は、「中枢神経系と末梢神経系の2つに分けられる」事を
前章で知りました。
今日は、中枢神経系について調べたいと思います。
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以下 Wikipediaより
神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている領域である。
脊椎動物では脳と脊髄が中枢神経となる。
脊髄は背側の体腔に位置し、脳は頭蓋腔の中にある。
どちらも髄膜に覆われている。
また脳は頭蓋骨、脊髄は脊椎骨にも守られている。
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そして、神経解剖学から見ると脳は、次の2つに分けられるそうです。
① 前脳
② 脳幹
①と②は更に分類されて行くそうです。
僕の目的が「分類する事」では無いので、取り敢えず省略します。
さて、脳の事を調べようと思いましたが、思い直しました。
脊髄の方が、手始めとしては、取りかかり易いのでは?
安直な判断で、脊髄から始める事にしました。
脊髄は、脊椎の脊髄腔の中を通り、全身に枝を出すそうです。
そして、延髄(脳の一部)と繋がるそうです。
では、終りの方は?
第一腰椎と第二腰椎の間の高位で脊髄円錐となって終わり、
終糸と呼ばれるひも状の繊維につながっているそうです。
そして、人は脊髄円錐と終糸に機能を持たないようです。
つまり、延髄と反対側の端は機能しないみたいです。
退化したという事でしょうか?
今、挫折感のようなものを味わっています。
難し過ぎます。
僕の頭が、内容を消化しきれていません。
少しずつ進む事にします。
第2話 細胞
脳と脊髄を構成する細胞は同じもののようです。
大きく分けると次の2つのようです。
① 白質…神経細胞体がなく、神経線維ばかりの部位
② 灰白質…神経細胞体で構成される
また、中枢神経系(脳と脊髄)の神経組織は、
神経細胞とグリア細胞とによって構成されているそうです。
グリア細胞は、後述します。
現在、正体が全く分かりません。
白質は、中枢神経系のどの部位にも、ほぼ均一に存在するそうです。
対して、灰白質は、各部位によって、形状が異なり、塊として存在するそうです。
その塊を神経核と呼ぶそうです。
白質は、灰白質よりも髄鞘 (ミエリン鞘)を多量に含むそうです。
髄鞘は、ニューロンの軸索の周りに存在する絶縁性のリン脂質の層だそうです。
コレステロールの豊富な絶縁性の髄鞘で軸索が覆われることにより、
神経パルスの電導を高速にする機能があるそうです。
髄鞘はグリア細胞の一種であるシュワン細胞と,
オリゴデンドロサイト (乏突起または稀突起グリア細胞) からなっているそうです。
シュワン細胞は末梢神経系の神経に髄鞘を形成し、
オリゴデンドロサイトは中枢神経系の神経での髄鞘を形成しているそうです。
ここまで、自分なりに解釈すると、白質が絶縁性を持つ事により、
信号の通り道を作る。
通り道は絶縁性を持つため、外界からシグナルへの影響を隔絶できる。
そのため、通り道は何者にも阻害されない道となる。
シグナルは電荷の流れである事が予測される。
この解釈が正しいとして、残るのは、グリア細胞とは何者?
次章に持ち越しという事でお願いします。
第3話 巡回セールスマン問題
この問題に触れると、僕の青年期が思い出されます。
「生涯の課題」とまで思った数学の問題です。
その頃は、結末が訪れるとは思っていませんでした。
一生を費やしても、解決できるとは思っていませんでした。
ところが、解決は出来ませんでしたが、進展させる事が出来ました。
そして、その進展はそれ以上の進展を産み出さない事に気付きました。
喜びと脱力感が同時に僕を襲いました。
僕の青年期(僕にもあったのです)の最初から、巡回セールスマン問題に
取り組んだのではありませんでした。
最初の課題は、「有限個(数十万個)の矩形から、ある矩形の範囲に含まれる矩形を、
抽出する事」でした。
僕は、自作のCADをつくりたいと思っていました。
また、それが職の一部でもありました。
それを、当時のPC上で行いたいと思っていました。
当時のPC上で、順検索で矩形を抽出する事は、実質的に無益を意味しました。
有益な矩形の検索手段を必要としました。
当時の知られた技術に2分検索や2進木がありました。
有限個の点(座標)を任意の矩形内に抽出する技術はありませんでした。
2年くらいの歳月を費やして「象限分割法」を考えました。
名称は、自分で勝手につけたものです。
点(座標)の検索を高速で行う事が出来る様になりました。
矩形の検索は出来ませんでした。
今でも解決出来ていません。
そして、興味も無くなりました。
何年かして、この問題が巡回セールスマン問題に酷似している事に気付きました。
そして、興味は巡回セールスマン問題へと移って行きました。
ところが、巡回セールスマン問題をいくら調べても解法が見つかりません。
(当時はネット検索はありませんでした。
ほとんどが、書籍によるものです。)
この問題は、数学の未解決問題の中に含まれていたのです。
それに気付いたのは、随分後の事だったと思います。
結局、CADはある仕事で専用CADとして日の目を見る事が出来ました。
ですが、僕の中でそれは「誤魔化し」のCADでした。
それが、敗北感だったのか?前に進む原動力だったのか?
今でも分かりません。
ですが、巡回セールスマン問題が僕の人生に決定的な影響を与えた事は、
事実として残りました。
第4話 ジャンル
僕は、この文章を小説投稿サイトに投稿しています。
ジャンルは?
と、聞かれると返答に困ってしまいます。
目的は?
と、聞かれたならば答える事が出来ます。
① 僕自身のリハビリ
② ①と共通するかもしれませんが、頭の中を整理する事
つまり、書く事、それを続ける事が薬となります。
アルコール依存症は、現代の医学で治癒させる事ができません。
必然と、対症療法となります。
対症療法も必然と「断酒」となります。
様々な「断酒」が、考えられ、行われています。
以下は、あくまでも僕の見解です。
僕はこの病には個体差が有り過ぎると思っています。
その理由で、対症療法も個人によって異なると考えています。
「断酒」する事は、簡単です。
1日、2日の短期ならば簡単に行う事が出来ます。
しかし、これを一生続けるとなると、困難さが付き纏います。
僕は、丁度3年になりました。
今、思うと節目が半年単位くらいであったように思います。
今も、節目に当たっているのだと思います。
このサイトに投稿を始めたのは、昨年の11月です。
半年が節目とすると、今年の4月。
「断酒」してからだと今年の6月。
その頃に、なんらかの成果が出ればいいなと思います。
もちろん、成果とはその頃まで「断酒」が続く、という事です。
そして、次のステップに進めたならばいいなと思います。
もちろん、ステップとは「断酒」を続ける事です。
ステップが上がる毎に「断酒」が、楽になります。
退院直後の苦悩から比べれば、今のステップが遥かに楽です。
しかしながら、辛いのは今です。
過去は辛くありません。
辛かった記憶があるだけです。
アルコール依存症は、統計によると20~30人に1人の割合で
存在すると言われています。
僕自身は、懐疑的ですが。
そして、軽重の差もあると思います。
自己申告するアルコール依存症者も、いないと思います。
しかし、飲酒可能な人ならば誰にでもなれる病だそうです。
僕は、これ以上誰にもアルコール依存症者になって欲しくありません。
そして、アルコール依存症者も軽度の段階ならば、
対症療法が有効に働くと思います。
僕は、自分が病となって、他の人の不幸や悲劇を見たいと、
思わなくなりました。
他の人の不幸や悲劇が、現実感を伴なって僕を襲うからです。
だからと言って、僕に何が出来るわけでもありません。
僕自身を維持する事だけで、精一杯なのも事実です。
日本史は、次章に持ち越しにしたいと思います。




