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属する者  作者: 酒井順
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第10章 前進?

第10章 前進?


第1話 大工さん


 前章まで生物の事を少し学んで来ました。

もの凄く複雑で、奥の深い分野だという感想です。


 今後、何処から、そして何から学べばいいのか検討中です。

また、顕微鏡が欲しくなりました。

いくらぐらいするのでしょうか?

(貧乏なので直ぐには買えません)

倍率は、どの程度必要なのでしょうか?


 また、生物の事を少し学ぶまでと、僕の認識が変わりました。

「DNAが生命の設計図」だと、ずっと思っていました。


 現在は「DNAは部品の設計図」だという認識です。

あるいは、工具か薬剤の設計図だと思っています。


 仮に、DNAが木材や釘を作る設計図だとすると、「大工さん」は、

何処にいるのでしょうか?

現在の僕に考えられるのは、細胞の中しかありません。


 僕が僕として存在するのは、細胞とDNAによって構成されている

からだと思います。

 身体に補給する食物は、設計図が必要とする部材と、

エネルギーなのだと思います。

 今まで、漠然と考えていた事が少し明瞭になった気がします。

「栄養バランスは、大切だな」と、考え始めています。

僕にとっては、もの凄い進歩だと思います。


 生物についての学びが、栄養への学びと転化するのでしょうか?

今のところ、それは無いと思います。

ですが、頭の片隅に栄養の事もおいておきたいと思います。


 さて、僕に「大工さん」を探す事は可能なのでしょうか?

今のところ、見当もつきません。

ただ、調べて、調べつくす事しかできません。

 

 知りたい情報(知識)が得られる事を祈っています。

そして、「大工さん」を見つけた時に「大工さん」でも、

出来ない仕事があるのかを追求したいと思います。


第2話 神経


 アルコール依存症は、精神疾患に分類されます。

と、いうより明らかに精神疾患です。

 当事者が言う事ですから、少しは信憑性があると思います。

酷い目に合ったと思っています。

そして、未だ渦の中だと思います。


 そこで、精神疾患とは縁の深い神経について調べて見ようと思います。

ネットで検索を掛けると「神経」と「神経系」が調査対象になりそうです。

先ずは、「神経系」から調べて見ます。


 「神経細胞ニューロンの連鎖によって作られる神経を通して、

外部の情報の伝達と処理を行う動物の器官」(Wikipediaより)

とありました。


 この段階で、

① 神経細胞ニューロンとは何?

② 外部とは何処?

③ 外部があるという事は内部は何処?

と、なります。


②は少し解説がありました。

外部は、2種類あるそうです。

(1) 生体の外部

(2) 生体の内部の他の神経系(おそらく他の器官?)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以下 Wikipediaより


 ヒトの神経系は、大きく中枢神経系と末梢神経系の2つに分けられる。

末梢神経はどのような信号を伝えるかによって体性神経系と自律神経系に分けられる。


① 体性神経系 - 受容器から知覚情報を受け取ったり、運動指令を伝達したりして、

         外部環境と作用している神経系。

  (1) 求心性神経(感覚神経) - 知覚の信号を受容器から中枢神経系へ伝える。

(2) 遠心性神経(運動神経) - 運動の信号を中枢神経系から作動体へ伝える。


② 自律神経系 - 心拍、呼吸、分泌の調節など、内部環境の調整を行っている神経系。

  (1) 交感神経

  (2) 副交感神経

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 「えっ、神経系は、こんなにもたくさんあるの?」

次章から少しずつ調べて見たいと思います。


第3話 因子分解


 因子の定義をしておきたいと思います。

① 1つ以上の「質」を持つ事

② 同時(瞬間的)に、1つの「質」の形態しか取れない事


 つまり、因子は「見えるもの」で無くとも、物質で無くとも

その制限を受けません。


 また、「質」の定義もしておきたいと思います。

① 本質…「質」の本体。これ以上分解できないもの。


そして、観測質が存在すると思います。

それは、観測する者によって変化する「質」です。

 例えば、電子が「質」だったと仮定します。

(電子は「質」に相当しないと思っていますが)

電子を個数として観測する事も可能です。

電荷として、観測する事も可能です。

電位として、観測する事も可能です。

 つまり、観測する者の意図によって「質」が変化します。

しかし、「質」が変化しても電子は電子です。

あまり、いい例になりませんでした。


 言いたい事は、観測する者にどのように見えても、

実体が変化しないものを本質としたいと思います。

 本質は、「質」の形態を変化させるだけのものと、

定義したいと思います。

くどいようですが、因子はこの「本質」を複数持つとします。


 物質が存在します。

物質が持つ本来の本質は「位置」だけだと考えます。

物質が運動するのは、外部からエネルギーを与えられた時だけです。

重さも、重力という外部エネルギーによるものだと考えます。


 この考え方が的を射ている可能性は、極めて低いのかもしれません。

ですが、唯一、僕の思考を進める事に対しては有益です。


 凹図形の持つ頂点の「質」。

すいません。

これから「質」では無く「本質」と呼ぶ事にしたいと思います。

 戻って、凹図形の持つ頂点の「本質」の考察を次章でしたいと

思います。


第4話 旧石器時代


 日本で最初に発見された旧石器時代の遺跡は、群馬県の岩宿遺跡だそうです。

この遺跡では、打製石器が発見されたそうです。

後にナイフ形石器も発掘されたそうです。

つまり、人が石器を加工したと言う事だと思います。


 この頃、日本列島はアジア大陸と陸続きになっていたそうです

時期は、今から1万年以上前の氷河時代だそうです。

南方からナウマン象、北からマンモス象が遊び?に来ていたそうです。


 さて、この頃何人くらいの規模の集落が作られていたのでしょうか?

そして、集落と集落の間の距離はどのくらいあったのでしょうか?

集落と集落との間に交流はあったのでしょうか?


 食糧を得る手段は、狩りが主だったと思います。

氷河時代という事は、植物の恩恵は、現代と比べ遥かに少なかったと考えられます。

 漁も考えられます。

但し、釣りは出来なかったと思います。

そこまで、道具の開発は進んでいなかったと思います。

1番考えられるのは、手掴みですね。


 それより、驚異に思えるのは、どの動物が食に適するのかを、

どうやって、区別出来たのか?です。


 もっとも、もっと遡れば、原初に我々とほぼ同じ染色体を持った男女が、

何時、何処で、どうやって巡り会ったのか?ですが、

これを考えると先に進めなくなるので、止めておきます。


 さて、石器は何のために使われたのでしょうか?

結論から言うと「狩りのため」だと思います。


 集落の中で争いは無かったのでしょうか?

その前に、この時代の人々は幸せについて考えていたのでしょうか?

僕は無かったと思います。

あったとすれば、それは「今日を生き延びる事」だったと思います。


 どの程度の量の狩りが出来たのか?予測出来ません。

保存の手段を持っていたのか分かりません。


 狩りで、獲物を相当量得るためには、男手が必要になると思います。

よほどの事が無い限り争いは、無かったと思います。

生き延びるためには、争いは大きなリスクを持っていたと考えます。

(争いは、男手=労力の減少に直結するため)


 同様の理由で、集落間の争いも無かったと思います。

争うよりも獲物を求めて移動した方が、遥かにリスクが少ないと思うからです。


 と、考えると、争いが起こり始めるのは、

① 男手が充分にある時

② 食糧が充分にある時

なのかもしれません。





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