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せいしゅん部っ!  作者: 乾 碧
第一編〜七章〜
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恋のセンセーション



……気を使った……?

マナーを、本来なら守るためにあるマナーを、咲夜は曲げた。ここにいるメンバーならもう仲がとても良いから、という理由でだ。

だが、渚は、咲夜が気を使ったんではないかと感じた。

今、護の隣にいるのは、悠樹と心愛。さっきと変わらない。この二人は、護の隣から動かないようにしているようにみえる。

その場所は、絶対に守りたい場所だろう。一度離れてしまったら、次いつになったらその場所に行けるかが分からない。

咲夜の言葉で、悠樹と心愛、二人の表情が少しだけ変わったのを、渚は見逃さなかった。

もちろん、変わったのは、二人だけではない。皆だ。


……ありゃりゃ……。

付け足すように、咲夜は言った。積極的に、と。

積極的に。この言葉がなにを意味するか。何に対して積極的になればいいのか。この場にいる皆が理解している。

護に対して積極的になればいいのだ。積極的に、護との距離を縮めていけばいいのだ。

だって、そのための七夕パーティーだ。皆、そのことを理解している。

皆が、皆の気持ちを理解している。互いの気持ちを理解した上で、その中で一番になろうとしている。

それは杏だって。

「積極的にだって。遥」

「……………………」

ボソっと遥だけに聞こえるように声をかけてみたが、遥から返事は返ってこない。しかし、聞こえてはいるようだ。遥の表情が、一瞬変わった。それが何を意味してるのか、杏には分からないけれど。

……私も、だね……。

遥に投げかけたが、それは自分にも言えること。

この言葉によって、誰が真剣に、積極的に、行動を起こそうとするのだろうか。皆が行動するかもしれない。そうなるのだとしたら、自分だけでけが動かない、なんてことはない。


……これは……。

悠樹に誘われたから、楽しそうだと思ったから、この七夕パーティーに、麻依は参加した。護にも、楽しめると言われた。このメンバーで、仲が良いのは片手でも余るほどだが、楽しくなるに決まっている。青春部のことは、前から聞いてきたから。

……でも……。

咲夜の言葉により、場が変わった。空気が変わった。意識が、護にへと移った。

明らかに、麻依は場違いだ。この場に、この修羅場に、いるべきではない。

自分だけが護を好きではないのだろう。自分が護を好きになれば、ここにいる全員が護を好きなことになるのだろう。

だけど、それは許されない。悠樹の気持ちを知っているから。この場にいて、皆の気持ちを知っているから。


本当に、咲夜さんはすごい。これだけの料理を一人で作ってしまうのだから。

料理を全て机の上に運び終えると、一瞬にして豪華な雰囲気が増してくる。

咲夜さんからは、色んなマナーを聞いた。意外と知らないこともあるもんだ。

一番驚いたのは、友達の分の料理を取ったりしては駄目だということ。自分の分は自分で取るのがルールだそうな。 知らなかったら、これはマナー違反をしていたかもしれない。

心なしか、フランス料理が多いような気がする。

咲夜さんのフランス料理を食べるのは、これが二回目だ。フランス料理自体、食べるのも二回目。そのどちらもが、咲夜さんのフランス料理ということになる。

本場のフランス料理を食べたことはないけれど、今後も食べる機会は訪れないと思うけれど、咲夜さんの料理の腕前は本当に一流だと思う。

こういうことって、咲夜さんに直接言ったほうが良いのかな。いや、でも、なんか恥ずかしいし………。咲夜さんより一回りは下な俺が上から目線ぽく言ったところで、どうにかなるわけではない。

でも。

「咲夜さん」

取り皿とお箸を持ってきたくれたところで、話しかける。

「お礼は後にしてください。まだ、皆さんの口に合うのか分からないんですから」

先読みされていた。ばれてた。顔に出てしまいやすい癖をどうにかせねば、とか思っていたけど、どうやら直るのには時間がかかるようだ。

「それも、そうですね」

「はい。護様も、そろそろ位置についてください。もちろん、自分が最初に食べたいところでも構いませんが…………」

逆接の助詞で言葉を繋ぐ咲夜さん。

「ラタトゥイユを作ったので、そちらから食べてみてもらえませんか? 」

「ラタトゥイユ………………? 」

聞きなれない単語だ。

「はい。あそこにある、野菜煮込みのやつです」

そう言い咲夜さんが指をさしたのは、心愛と渚先輩の間に見える料理。

「ラタトゥイユは軍隊や刑務所で出されたりもして、フランス語では「臭い飯」と同意語として使われてますから、名前としては少々あれだったりするんですけど、もちろん、美味しく作れたと思うんです。今日が初めてだったのでちょっと自信が無い部分はあるんですけど、護様に美味しいと言ってもらえれば料理を作る活力が湧きますから」

「あはは……。分かりました」

ここまで俺を信頼(? )してくれるのは、嬉しいというかこそばゆい。

「ありがとうございます」

まぁ、咲夜さんの笑顔も見れるし、良い事尽くしなのかな。





動いた。誰が? 護が。

心愛の後ろにいるから、姿は見ていない。足音で、判断した。これは、護だと。

少なからず、スペースを開けていた。護が来てもいいように。

さっきまで隣にいたから、今度は来ないかもしれない。でも、来てくれたら嬉しい。移動はあるけど、嬉しい。最初に自分を選んでくれたということになる。

……いや……。

心愛がスペースを開けているその右側に、渚がいる。

護が入るなら、その間にということになる。

だから、自分の隣に来てくれるわけではないかもしれない。渚の隣という可能性もある。

でも、どちらでもいい。護の隣にいれるかもしれないのだから。

「あ、護君」

渚の声が聞こえた。護が隣に来たことを知らせる声だ。

……良かった……。

本当に護が隣に来てくれた。願っていたら来てくれた。

「ラタトゥイユってのはこれか…………」

「ラタトゥイユ………………? 」

聞きなれない言葉。今、自分と渚の真ん中に置いてあるその料理のことだろうか。

「簡単に言うと野菜煮込みってことらしい」

「へぇ」

どんな野菜が使われているのだろうか。見てみよう。

見た感じ、見て分かる範囲で、玉ねぎ、ズッキーニ、茄子、赤ピーマン、オレンジトマト。夏野菜といったところだろうか。

「咲夜さんがこれを食べてくれって」

「そうなんだ」

ちょっとだけがっかり。自分で望んでここに来たわけではないのだ。咲夜に頼まれたから。

……本当に護は……。

優しい。他人の頼みを断ろうとはしない。護が何かを断っているところを、心愛はあまり見たことがない。嫌な顔一つせず、引き受けてくれる。

何故そんなにも優しいのか。詳しく聞いたことはない。聞いてどうにかなるものではないからだ。何か、信条みたいなのがあったりするのだろうか。護の行動を形作ってるものがあるのだろうか。

「ねぇ、護? 」

「ん? 」

「いや、何でもない。呼んでみただけ」

「そうか? 」

「食べよっか」

「おぅ。そうだな」



……しっかり、私……。

渚は自分に言い聞かせる。

頑張る。頑張るためにここにいる。何かアクションを起こさないと、ここに何をしに来たのか分からなくなってしまう。

今、護の隣にいれる。護は心愛とお話をしているけれど、護の隣にいるのは自分だ。そして、心愛だ。

いれるだけでいい。こうして、一緒の空間で楽しんでいるだけでいい。

でも、それだけでは駄目なのだろう。そんな気がしてくる。それだけじゃ、この先、やっていけなくなるかもしれない。

どうしたら護の隣にい続けられるか。そんなのは簡単だ。護の彼女になればいい。

皆が分かっていること。分かっているからこそ、こうやって集まっている。護の隣にいれるように、頑張っている。護に振り向いてもらえるように頑張っている。

……私は……?

渚は、何かを頑張ってきたのだろうか。他の青春部の皆と比べて、何かしてきただろうか。

分からない。記憶にない。護に振り向いてもらうために何かをやった、という記憶が。

……やっぱり……。

このままじゃダメだ。

護のことが好きだという気持ちを持ち続けるのであれば、その気持ちを前に出していかなければならない。皆と同じように。前に出して、護に気付いてもらわないといけない。

護はもうすでに、告白を受けている。何人から受けたのかそれは知らないが、成美からは確実に受けているだろう。そして、葵、心愛、薫からも。

簡単に自分の気持ちを伝える方法。

それは告白だ。

好きだと伝えられるから、その言葉を言えばいいだけ。それが難しいのだけれど。

告白をしないと、護に考えてもらえない。自分を選んでもらえない。

告白をしないと、護に選んでもらうという選択肢が出てこない。

……この場で……。

この場で、この皆がいる場で、佳奈の家で、不案内なこの場で、何が出来るだろうか。

告白をしようとするなら、二人きりにならないといけない。皆の前でするわけにはいかない。気持ちがばれているとしても、それだけは嫌だ。やっぱり、二人きりがいい。そういう、シチュエーションがいい。

……急ぐべきではない……?

気持ちがまとまらない。何をするのが一番いいのかが分からない。どの選択肢が、自分にとって一番いいのか。

急がないと、置いていかれる。渚が追いつけないほど、前に行ってしまう。前に。前に。

でも、焦ってはならない。焦ったところで、どうにかなるものでもないからだ。落ち着きが必要。

……もぅ、分からない……。






……ふむ……。

フランス料理。咲夜の作ったフランス料理。いや、咲夜が作ってくれたのはフランス料理だけではないのだけれど、やっぱり目に付くのはフランス料理だ。

佳奈は思う。咲夜の料理を見て。咲夜のにこやかな笑顔を見て。

……忘れている……?

「咲夜」

少し席を外れ、シャリオを厨房まで戻しに行こうとする咲夜に声をかける。

「どうしましたか? 佳奈お嬢様」

「何か…………、忘れてること……ないか? 」

「忘れてること、ですか? 」

「いや、別に困ることでも何でもないし、もうここまで来てるからどうにもならなかったりするんだが……。やっぱり気にしないでくれ…………」

「そうですか? 」

ポカンとしている咲夜。

「あぁ。悪いな。シャリオ直してすぐに戻ってこい」

「はい。分かりました」

まぁ、別にどうでもいいこと。本当に、どうでもいいこと。

でも、咲夜がそれを忘れたということは、そこに何かが影響したということ。

何が影響したのか。それは簡単に分かる。このタイミングでフランス料理を作ったこと。もちろん、護が関係している。簡単なこと。

人数が多いから、最初はバーベキューをしようという話をした。佳奈が提案して、それに咲夜もOKを出した。

それなのに、咲夜が作ったメインの料理はフランス料理だ。バーベキューではない。

咲夜はどんな料理でも作る。それはフランス料理だって。だけど、滅多に作ることがなかった。こんなに短いスパンでフランス料理を作ったのは、今回が初めてだ。

そして、その二回に、護が関与している。

護が来ることによって、咲夜にも変化がおとずれている。分かりやすくはないけれど、表にはあまり出さないけれど。

護のことを考えていたからなのか、だからなのか。だから、バーベキューがフランス料理になってしまったのか。そうだろう。そうとしか考えられない。

咲夜もそのことを忘れている。ということは、無意識だろう。無意識のうちに、咲夜は護のことを考えていることになる。

……本当に無意識なのか? 咲夜……。

こっちから見る限り、無意識に見える。無意識に見えない時もあるけれど。

でも、本人はどうなのだろうか。無意識だということを意識しているのか。意識しているということを無意識にしているのか。

それは、分からない。



……隣りにいない……。

護が隣りにいない。さっきまでは隣にいたはずなのに。料理を並べているうちに、そのどさくさに紛れるような感じで、悠樹の隣から守るがいなくなった。

仕方ないのかもしれない。護の気持ちを自分だけに向けられるはずがない。そうなことが出来るのならもうやっているし、護と付き合えているはずだ。

今、護の隣にいるのは心愛と渚。自分ではないことを、何回も確認する。

目の前にあった料理を適当な量だけ自分のお皿に移す。多く取るのは、マナー違反である。

はむはむ、と咀嚼する。

「どう……? 悠樹ちゃん。美味しい…………? 」

隣にいる麻依が、首を傾げて問う。

「うん。このお肉にかかっているドレッシングが良い味を出してると思う。黒粒胡椒……? 」

詳しいことは分からない。だけど、そんな気がする。

「そうだね。黒粒胡椒……だね」

「麻依ちゃん、料理よくやるんだっけ……? 」

「うん。さすがに……フランス料理は作ったことないけど……」

フランス料理。そう、フランス料理。どのようなことがあってフランス料理を作ろうと思ったのかは分からないが、この大人数が集まるなか、フランス料理を作るというのはなかなか勇気のいることではなかったのかなぁ、と思う。

普通に生活していて、フランス料理に触れる機会なんて滅多にない。それなのに、咲夜は作った。それほど、自信があったということなのだろうか。

「テリーヌか…………」

「…………テリーヌ? 」

「この料理の名前」

「そうなんだ」

「まぁ……、テリーヌ型という陶器の器に詰めて作った料理の事をテリ-ヌって言うだけなんだけど……ね」

「へぇ。意外と知ってるんだね。麻依ちゃん」

知らなかった、意外な麻依の一面。

「調べたりは沢山してるから」

いづれ作る時のために、今から知識を蓄えておくということだろう。

悠樹は、あまりそういうことをしない。その場その場で考えることにしているから。その場における最善の方法を取るようにしているから。事前から何かを考えるということはあまりしない。

この恋についてもそうだ。

行き当たりばったりが多かった。護を好きになったのも、護の優しさに触れたから。最初は一目惚れだったかもしれない。

だけど、今は、ちゃんと理由がある。護の隣にいたいと、そう思う気持ちは日に日に増してくる。

他のことが手に付かなくなるくらいに。

麻依が言っていた。最近、ボーッとすることが多くなってるよ、と。

自分ではあまり気付いていない。護のことを考えているだけで、別にボーッとしているわけではないからだ。

……これからは……。

もっと護のことを考えていかないといけないだろう。先々のことを考えていかないといけないだろう。

のんびりしている暇はないのだ。頑張らないといけない。護の隣にいることを維持するのは難しいのだ。今だって、出来ていない。

……今から……。

間に割って入ろうか。心愛と渚の間に。

でも、そうしたら、そうしてしまったら、いづれ、それが自分に返ってきてしまうかもしれない。自分と護とが二人きりの時に、誰かに邪魔されるかもしれない。

それは困る。自分が困るということは、心愛も渚も困るということ。

……今は……。

今だけは、身を引いておく。チャンスがあったら入っていく。うん。それでいい。護が移動するタイミングで自分も移動する。そうすれば、護の隣にいれる。

その時を、待っていればいい。


……まーくんの……。

隣にいたい。でも、いれない。いつも、理想と現実とが食い違っていた。

ずっと昔からそうだった。ずっと、雪菜は受身だった。

護が来てくれるのを待っていた。自分から、護のところに行こうとはしてこなかった。

今日だってそうだ。七夕だから、諦めようとしていた。だって、自分より仲の良い女の子がいっぱいいるだろうから。

それなのに、今、ここにいる。

それは、お姉ちゃんが教えてくれたから。お姉ちゃんが背中を押してくれたから。それがなかったら、今、この場に、この楽しい場に、雪菜はいない。

これも受身だ。受身だらけ。自分から行動を起こしたことが、本当にない。

……今日は……。

今日だけは、頑張ってみたい。どこまで頑張れるか分からないけれど。



心愛と一緒に、俺は咲夜さんオススメのラタトゥイユを口に運ぶ。

……おっ……!

野菜がかなり柔らかくなってる。これほどまでに柔らかくなっているということは、どれだけの時間煮込んだのだろう。数十分で完成する代物ではないだろう。

このラタトゥイユだけではない。ここに並べられている料理全てから、咲夜さんの頑張りが伝わってくる。

どれくらいの時間をかけて作ってくれたのだろうか。俺達のために、どれだけの労力を費やしてくれたのだろうか。感謝の言葉しか出てこない。まだ始まったばっかりだけど。

ニンニクが効いているというか、オリーブオイルが良い味を出しているというか。あぁ……、もっと料理をしておけば良かったかもしれない。そうしたら、この味がもっと美味しく感じられたかもしれない。

「護。美味しいねっ。これ」

心愛のテンションも上がっている。

「さすが咲夜さんだよ」

「ありがとうございます。護様。心愛様」

「「……………………わ」」

さっき料理をここまで運んで来た台みたいなものを直しに行っていたはずの咲夜さんが、俺達の後ろにいた。戻ってくるの早すぎ。

「お口にあったようで何よりです。護様には合うと思ってましたが、心愛様にも好評なようで」

「心愛様…………………………………………」

「どうかなさいましたか? 心愛様? 」

「い、いえ……っ! なんでもありませんっ」

心愛様と呼ばれた恥ずかしさからか、顔を少しだけ赤くさせた心愛が、プルプルと首を左右に振った。

咲夜さんがくすっと笑っている。こういう反応が返ってくることが分かっていた上で、心愛のことを心愛様と呼んだのだろう。

俺だって、最初、護様と呼ばれた時は恥ずかしかった。その時のことを思い出してしまう。

「し、不知火さんは……料理お得意なんですか? 」

青春部で行動していたとしても、あんまり聞きなれない心愛の敬語。杏先輩達に使う競馬ととは、どこか雰囲気が違うような気がする。あくまで、雰囲気が。

「好きですよ。料理を作るのは。自分の作った料理で人が笑顔になってくれるのですから、とても幸せです」

「すごいですね。あたしは……そこまで考えたことなかったです」

心愛の料理が得意かという質問に、咲夜さんは料理は好きと答えた。得意かどうかについては、何も言っていない。

ここまで作れれば、もうそれは得意と言って良いレベルだ。いや、そんなレベルすらも咲夜さんの料理は超えている。

それなのに、咲夜さんは謙遜している。咲夜さんの中では、まだまだということなのだろうか。

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