表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

蛍石

作者: 月蜜慈雨
掲載日:2026/08/05

 







 絵本みたいな洞窟にいる

 紫外線ライトを照らすと蛍石が紫に光る

 ここにもそこにも

 魔力が宿っているみたい



 火花みたいな蛍石の蛍光を

 ただ見ている



 日光に照らした蛍石はにっこり笑う



 決して決して手に取ったわけではないんです

 魅入られて魅入られて魅入られていく



 全ての鉱物が

 頭の中を占拠する



 絵本みたいな洞窟にいる

 紫模様の銀河が広がっている

 ここにもそこにも

 魔力が宿っているみたい



 名前のない石の

 中身のない私の 



 透過された躰の



 研磨仕立てた外観



 日光に照らした蛍石はにっこり笑う



 惹かれて魅入られ



 指先にその石を乗せる









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
絵本みたいな洞窟に、魔力を宿すような蛍石。思わず魅入ってしまうような光景が想い浮かびました。紫模様の銀河、という表現も素敵ですね。 とても印象的な作品を読ませていただき、ありがとうございます。
読みました。 キラキラと輝く世界の光景を、一端ではありますが見せつけられたように思います。 歌うように軽やかと綴られる詩は美しく、読んでいて楽しくなりました。 『名前のない石の  中身のない私の …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ