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ラスティア群像劇~第1章~  作者: niseimo38
第1章~そこで暮らす者たち~

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032、新たなるものたち

AI制作

朝霧がまだ低く漂う森の縁。

木々の間に、影がゆっくりと現れた。

大剣を背負い、魔法剣士のルートルード、狩りに長けたオーウェン、そして魔術師のエレシィが先頭に立つ。

15人の魔族たちは静かに足を踏み入れ、セントビア王国の監視の目に捉えられる。


リシャビエルが指示を出す。

「構えろ。敵か味方か確認するまで、距離を保て」

兵士たちは弓を構え、鉄製の矢を手に草むらに散開する。


ルートルードが静かに声をかける。

「我々は争いを求めない。ただ、この土地を渡り歩く者だ」

その声は低く、落ち着いている。兵士たちの手が少しずつ弓から緩む。


エレシィは手をかざすと、ゆがみを通して小さな光の球を取り出した。

中には森の果実や小枝が浮かんでいる。

兵士のひとりが目を見張る。

「……なんだ、あれは?」


フェルナンドが歩み出る。

「君たちは何者だ?」

ルートルードが答える。

「我らは魔族。争いを好まず、旅を続ける者。こちらは我が仲間の魔族15名です」


初めての言葉に、緊張が森の空気に張り付く。

オーウェンは距離を保ちながら弓の先を地面に下ろす。

「攻撃はしない。我々の警告に従え」


エレシィが軽く微笑む。

「少しお見せしましょう」

手をかざすと、時空のゆがみから様々な道具や小物が次々と現れる。

木製のナイフ、蔓で作った結び紐、小さな光る石…

兵士たちは息を呑み、驚きと興味の混じった表情を浮かべる。


フェルナンドも思わず声を漏らす。

「これは……生活に役立つ魔法か?」

「そうです」とエレシィ。「争いではなく、助けるために使うことができます」


数日の交流の後、セントビア王国と魔族の間に信頼の芽が生まれる。

ルートルードはセントビア東に小さな村を作ることを決める。

「王国の皆さん、少し手を貸していただけませんか」

民たちは、木材を運び、小屋を建てる作業に参加する。

オーウェンと兵士たちは協力して屋根を組み、フィフィやメルクリアは森から材料を運ぶ。


村は少しずつ形を成し、魔族と王国民の間に、静かな共生の空気が流れる。

エレシィの魔法で資材が運ばれ、手際よく配置されるたびに、王国側の民は感嘆の声を上げた。


ルートルードは村の中心に立ち、王国の民に向かって静かに告げる。

「ここから、我々は隣人として共に生きる。争いは望まない」

フェルナンドは頷く。

「その意志は尊重する。我々も協力する」


朝霧が消え、太陽が東の森を照らすころ、セントビア王国と魔族の初めての友好関係が、静かに始まった。

新しく魔族の人たちがやってきましたね。これで時代は新たな局面に差し掛かります。

この魔族は友好的で、セントビアの人たちともすぐに友好的になります。まずは一安心。

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