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ラスティア群像劇~第1章~  作者: niseimo38
第3章~若き天才たちと支える者~

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201/206

201、いつもと少し変わった日常

AI作成、セリフ筆者

翌日朝。4人はもはや日課になりつつある君生飯店へ向かう。


「いらっしゃいませ。あら、また来てくれたんですか」

テリアの声に、スキアは軽く笑う。

「今日もお邪魔するよ」


「ありがとうね。4名様ご案内します」

フラムも厨房から顔を出した。

「おはようございます」

「あれ、ディアーは?」

「それが、これが置いてあって……」

フラムはメモを取り上げ確認する。

「どれどれ。『仕込みは1時に終わらせました。保管用の棚に全部置いてあります』か。ちょっと確認してくる」

レインは興味深そうに覗き込む。

「へえ」


テリアが注文を取りに来る。

「ご注文はいかがいたしますか?」

スキアはウーロン茶を4つ頼むだけだった。

「あら? メインはいらないのですか?」

「フラムさんの準備ができてから頼みますね」

テリアは笑顔で頷く。「なんて優しいお客様……! じゃあこのウーロン茶、私のおごりにしてあげる」

「ありがとうございます」

フラムが確認する。

「テリア。たしかに全部仕込み終わってる。しかも長時間保管しても大丈夫なように調味料まで調整してくれてる」

「てことは、昨日は仕込みが終わった後、下宿先に帰ったのね」

「なるほどなあ。となると、これからは朝ちゃんと出ないとだめそうだな」

「本来は毎日ちゃんとでなきゃいけないのよ……」

レインが訊ねる。「フラムさん、もう調理できますか?」

「おう、大丈夫だぜ」

スキアは注文を告げる。「では青椒肉絲を4つ」

「かしこまりました。フラム、聞こえてたわよね?」

「青椒肉絲4了解」


やがて料理が運ばれ、フリジットも顔を出す。

「あら? フリジットは今日午後からじゃなかった?」

「ディアーから伝言頼まれた。今日はお休みしたい、だってさ」

フラムは目を丸くする。「ちょ!? はあ!? あの勤務の鬼が休みたい!?」

「フリジット、他に何か聞いてないの?」

「いや、これだけだ」

レインがぽつりと呟く。「あ、多分原因、私」

「お客様が? 昨日何かあったんですか?」

「まあ、いろいろありましたな」

テリアは原因を尋ねる。「その原因、教えてもらってもよろしいですか?」

「休みの必要性を説いた」

「なるほどね。あの子、思いついたら即行動するからね」


フリジットは厨房に入り、割烹着に袖を通す。

「テリア、今日給仕任せてもいいか?」

「いいけどどうしたの?」

「厨房入ろうと思う。昼までに補佐ぐらいはできるようにしたい」

「入ってくれるのはいいけど料理したことあるのか?」

「家でメニューにある物は一通り練習してきた」

「じゃあ基礎はできてるわけね。フラム、残りの仕上げ頼んだわ」

「はいよ。フリジットは中へ。野菜の切る大きさと切り方のコツ教える」

「はい」


スキアたちは料理を味わいながら静かに食べ、会計を済ませる。

「ごちそうさま」

「お会計をお願いします」

「はーい」

「ありがとうございました」


食後、サンが提案する。「さてと、スキア様。ちょっと単独行動していいですか? 本屋行きたいです」

「単独になる必要はない。私も一緒に行く」

レインは言う。「私はニーチェとくれはさん探してくる」

「毎朝いる場所を聞きましてな。少々用があるので行きたく思います」

スキアは頷く。「では、昼前に例の場所で落ち合おう」


今日もまた、少しずつ日常が動き出している。


スキアたちは昨日の出来事から観光モードから理想実現モードになっているため言葉少なです。

また、飯店でもディアーが休んだりフリジットが厨房へ入ったりと変化があります。

日常は動いている。でも、小さな変化も起きている。

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