表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラスティア群像劇~第1章~  作者: niseimo38
第3章~若き天才たちと支える者~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

176/206

176、原石の訪問

AI作成、セリフ筆者

時は少し戻り、スキアと別れたレインとニーチェ、サンはナスティア村へとやってきた。


入り口前でイールと談笑していたエレンが、レインたちに気づく。

イールは小さく目を細め、呟いた。

「……原石だな」

エレンも頷く。

「ああ」


レインは静かに礼をして言う。

「初めまして。レインです。少しの間、村で滞在したいのですが、大丈夫ですか?」


イールは笑みを浮かべる。

「ここには堅苦しい掟はないよ。せいぜいあるとしたら、『みんな仲良くしましょう』だ」


ニーチェは頭を下げた。

「ありがとうございます」

サンも静かに頷く。

「お嬢、良かったですね」


エレンは二人を見回し、問いかける。

「時にお前たち。名は何という?」

「レインです」

「ニーチェと申します」

「サンだ」


エレンは再び頷く。

「私はエレン。観光できたようには見えないのだが、何をしに来たのかな?」


レインは少し微笑み、丁寧に言う。

「この二人に、何か武器を見繕ってくれないですか? 最近人の姿になったばかりなので」


ニーチェは礼をする。

「レイン様のお心遣い、感謝いたします」

サンも少し照れくさそうに言う。

「お嬢の気持ち、確かに受け取りました」


エレンは軽く頷くと、足にマナを込め、すさまじい速さで街へと繰り出していった。


レインはイールに二人を任せ、自分は魔術を見てみたいと村の奥へ向かう。


ニーチェは深く礼をした。

「イール殿、でしたかな。この度は私たちのためにご助力していただきありがとうございます」

サンも感謝を伝える。

「ありがとうございます」


イールは肩をすくめ、柔らかく笑った。

「そんなかしこまらなくていいよ。しかし、みたところ、真っ白だな」


サンはイールの背に尊敬を込める。

「イールさんからは、長年積み上げた何かを感じる」


イールは苦笑し、肩をすくめた。

「ま、才能がないなりに努力はしてきたさ。おかげで、野生動物におびえる必要はなくなったかな」


ニーチェは深く頷く。

「左様でございましたか。並々ならぬ努力の跡を感じましたゆえ」


イールは軽く微笑む。

「ニーチェさんはもうそれが地なんだな」


ニーチェは少し照れつつ答える。

「申し訳ありません。なにぶん、位が低い身でございましたから」


サンは笑みを浮かべる。

「そんなニーチェさんだから安心して一緒にいられるんだけどな」


ニーチェは小さく笑った。

「嬉しいことを言ってくれますな、サン」

サンは少しはにかむ。

「へへ」


ここでは、元下級悪魔の二人、ニーチェとサンにフォーカスを当てていきたいと思います。

彼らはまだ何も知らない原石のような存在。でも、磨けば光る何かをイールとエレンは見抜いています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ