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ラスティア群像劇~第1章~  作者: niseimo38
第2章~旅人チェルシー~

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155/206

155、氷の大精霊フォルシス

AI作成

砂漠を歩き続けるチェルシーの目に、遠くの砂の表面が不自然に盛り上がっているのが映った。

「…あれは…?」


足を止め、近づく。形作られた砂の塊は、まるで意志を持つかのように規則正しい輪郭を描いていた。チェルシーが手をかざすと、結晶化したマナの粒子が術式のように編まれ、立体的な形を成していることに気づく。


「なるほど…これは単なる砂像じゃない…」


より詳しく観察しようと手を伸ばしたそのとき、不意に背後から柔らかい声が響いた。


「…不用意に触らないでほしい」


振り返ると、そこにいたのは澄んだ青い光を纏った女性の姿。フォルシス――下位大精霊、氷の精霊である。


「…あ、失礼しました。驚かせてしまったみたいですね」

チェルシーは手を引き、柔らかく微笑む。


フォルシスの声は落ち着いていて、しかし確かな威厳を伴っていた。

「この地は、私たち精霊にとって良質な住処になっている。人間の召喚士たちがここに住み、私たちと契約を結び、時折砂漠の秩序を保ってくれる」

フォルシスは砂像を示す。

「この砂像は、偉大なる大精霊――ルルアのご神体だ。ここにある術式とマナの結晶が、彼女の意思を象っている」


チェルシーは深く礼をする。

「教えてくださってありがとうございます。気をつけます」


フォルシスは微笑み、砂像の先にある次の座標を示した。

「次はあちらに。あなたが興味を持つなら、ぜひその目で確かめてほしい」


チェルシーはうなずき、砂漠を進む足取りに力を込めた。未精霊の気配、マナの砂、そして精霊たちの存在が、これからの旅をより豊かで、刺激的なものにしてくれる予感がした。


氷の大精霊フォルシスは砂漠の環境というより、マナの密度でこの地を選び生息しています。

彼女らにとって気候よりマナ密度の方が大事ですからね。

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