120、歓喜の夜ふけ
AI作成、セリフ筆者
春奈「夏美! チェルシー君! やったぞ!」
研究室に響く歓声。
チェルシーはその声に反応して目を覚ます。
チェルシー「どうしました?」
春奈「言うより見た方が早い! 連れてきてるから見てくれ!」
静かに歩み出る機械人形。
長い髪がさらりと揺れる。
フォルタ「初めまして、チェルシーさん。“私”はフォルタです」
チェルシーは、わずかに目を細める。
チェルシー「ああ、初めまして。春奈さん。ココロの解析、成功したんですね?」
フォルタ「訂正。ココロ解析続行中。“私”の定義、“なんとなく”認識。私の名前はフォルタです」
“なんとなく”。
曖昧な語。
0でも1でもない。
春奈の頬が緩む。
春奈「ああ、フォルタ。ついでだ。そこの寝こけてる妹を叩き起こしてくれないか?」
フォルタ「了解、春奈」
フォルタは一瞬、停止。
次の瞬間、小型アンプを取り出し接続。
チェルシー「……?」
フォルタ「夏美! 起床!」
轟音。
研究室が震える。
夏美「きゃあ! な、何!? 警報!?」
フォルタ「おはよう、夏美さん」
夏美「あ、お、おはよう……って外まだ暗い!? 今何時?」
フォルタ「現在の時刻は23時55分です。おはよう、夏美さん。私はフォルタです」
夏美「おはようPC04。て、あれ? フォルタ?」
フォルタ「私の名前はフォルタです」
一瞬の沈黙。
夏美の目が見開かれる。
夏美「うそ!? “私”を認識できるの?」
フォルタ「“私”認識において、類似例『私は夏美』を参照しました」
チェルシーが静かに微笑む。
春奈「ということなんだ。夢にまで見た、完全人型ロボット“フォルタ”の完成だ!」
夏美は少し呆れた顔をしながらも、柔らかく笑う。
夏美「お姉ちゃん。おめでとう! ところで」
春奈「ん? 何だ?」
夏美「今何時だと思ってるのよ! 近所迷惑にもほどがあるでしょ!」
春奈「う、すまん……」
フォルタは一瞬、停止。
フォルタ「夜に大音量は近所迷惑。データ更新」
夏美「更新しなくていいから最初からやらないで」
フォルタ「学習完了。次回は別の起床方法を検討します」
チェルシーは小さく息を吐く。
チェルシー「解析、進んでますね」
フォルタは一瞬だけ考えるように沈黙し、
フォルタ「はい。未だ解析中です」
その言葉は、どこか誇らしげだった。
フォルタさん、その起こし方は深夜やっちゃいけないのよ……。
というわけで、フォルタさんのお茶目なシーン、いかがでしょうか?




