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ラスティア群像劇~第1章~  作者: niseimo38
第2章~旅人チェルシー~

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109/206

109、夕暮れの縁側にて

ト書きAI、ト書き修正・セリフ筆者

夕暮れの橘家の縁側。和美とイザヨイは、台所で食事を終えた後もまだ元気いっぱいで、旅人さんと一緒に空を見上げていた。


「ねえ旅人さん」

和美が好奇心いっぱいの目を輝かせる。


「ん? なんだい?」

チェルシーはにっこり笑って答える。


「マナって2種類あるよね? 空気と体内。でもどっちもマナ。分かりづらいよね」

和美は考えながら指で空中に小さな円を描く。


「そうだね。実は、ある国では空気のマナを『リア』、体内のマナを『ラオ』と呼んでいるんだよ」

チェルシーは手元の小石に指を置き、マナの流れをほんの少し示してみせる。


「へえ! そうなんだ!」

和美は目を輝かせ、頭の中で想像を膨らませる。


「ねえねえ、じゃあ私に教えてくれたマナはラオなのかな?」

イザヨイも興奮気味に身を乗り出す。


「ああ、そうだよ」

チェルシーは笑顔で頷く。


「わあ! すごーい!」

イザヨイは小さく飛び跳ね、手をぱちんと叩く。


「リアとラオ。考えたら試したくなるね」

和美は指先で空中に小さく模様を描き、楽しそうに言った。


「うん! 明日一緒に試そうよ!」

イザヨイも元気よく同意する。


「その時は旅人さんも見に来てね!」

和美の声に、チェルシーは優しく笑って応える。

「ああ、そうするね」


そのとき、明美の声が縁側越しに響いた。

「イザヨイ、そろそろおうちに帰らなくて大丈夫かしら?」


「あ、そうだね。それじゃあ、また明日!」

イザヨイは手を振りながら、夕暮れに染まる町並みへと走っていく。


チェルシーはその背中を見送りながら、和美の手を軽く握る。

朱雀町の夕暮れは、学びと遊び、笑顔が溶け合った柔らかな時間で満たされていた。


ここではウォル領の図書館で学んだマナの種類について子どもたちに説明しています。

学んだことをすぐに実践する姿は美しいですね。

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