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緊張で噛んだ「お嬢さんをください」が、すんなりOKされた件


春節に帰省した我は、両親に結婚の意思を伝え、

了承をもらった。


正確には押し切ったーーかもしれない。


労働節連休には、ついにマオチョンを連れて両親に挨拶に行くことに。


マオチョンの出番。


「お嬢さんを僕にください」


をビシッと決めてもらう。


広州から四川省の実家までは長旅だった。

飛行機、タクシー、高速バス、乗り合いタクシー…

丸一日かけてようやく到着。


菜の花畑や竹林、川向こうの山も自宅の土地。

我には普通の光景だが、マオチョンは目を丸くしていた。


そしていよいよ対面。


マオチョンは緊張で中国語がカタコトに。


「我、我、我…お、オジョウ…さ、さん…く、ください…」


普段なら標準語で普通に話せるのに、

発音も言い回しも幼児レベルに低下している。


我は落ち着いて、マオチョンの中国語を四川語に訳す。

さらに両親の四川語を標準語に戻してマオチョンに伝える…

まるで多重翻訳のゲームだ。


両親はニコニコ笑顔で見守ってくれ、

噛みまくるマオチョンに、きちんと敬意を表してくれている。


さらにマオチョンは、緊張で「我、我…我茶…タ、タバコ…差し上げる…」とお土産の説明もカタコトに。

お茶とタバコ、ご近所も親族なので量が多く、抱えきれずにヒーヒー言う姿は、思わず可笑しくなる。


そして…奇跡的に、緊張で噛みまくったマオチョンの

「お嬢さんをください」は、すんなりOKされた。


「え、もういいの?」と驚くマオチョンの顔を見て、

我は心の中で小さく笑う。


不器用で、真面目で、緊張でカタコトになるマオチョン。

でも、結果オーライ。

この日一日、我は安心して、そして少し愛おしく思った。


ここまでお読み頂きありがとうございます。

両親のOKが出たら、次は結婚前後のドタバタ編です。


ep5 憧れの結婚写真撮影が過酷過ぎた件

ep6 パパがプロデュースした結婚式が、

   主役の我にアウェーだった件

ep7 マオチョンとの結婚生活に

   チビックリン兄弟が加わった件


次回は 2026年2月15日 公開予定です。

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