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23 メイドや執事や料理人の今後

伯爵は子爵令嬢をイジメていたメイドや執事や料理人の処分に困っていた




子供がガリガリになるまで食事を抜いていたのだ


あと陰湿なイジメをしていた


それに見合うだけの罰を伯爵は用意できなかった





生き地獄というのがある


それを6歳から16歳の10年間味わった子爵令嬢に報いるための罰というのは存在しなかった





いや同じように食事を抜いてイジメ尽くせばいいのではあるがそんな暇なことをしたいと思う人間はいないということである




もう娼館と鉱山でいいか


伯爵は適当に決めることにした




まあ一応被害者というのが存在する


それゆえ子爵令嬢に聞いてみて何もないならば彼らを送り込もう


そう決心した




まともな人間が罰を決めるというのは大変なことなのである


一応善良な伯爵としてはお金で済むことならば対処できた


でも精神的な苦痛といった目に見えないものについては困ってしまっていた


それゆえの決断であった




後で思いもみなかったところから苦情が来るとは思ってもみなかった伯爵であった

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