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哉カナⅡ/18歳  作者: カレーライスと福神漬
90/90

番外編|怖い話について

♪テーマ曲♪


┃諸君。

 この文字列もじれつ

 48時間()つと、

 手動的に消滅する。

 それでは各位の健闘けんとうを祈る! ┃

 (byスパイ大作戦)

読者の皆様 元気 してますか?

❁ツツジ|躑躅| 満開❁

そろそろ(ゴールデン) (ウイーク) も近づいてまいりました。


嫋々(じょうじょう)サスティーン(あとき)によるものなのか?

はたまた、爛漫らんまん桜の余韻よいん✿によるものなのか?

ちょいとばかり、

心境しんきょうにベクトル変化をたし、

みちびかれるままにキーボードを叩いていたら

『哉カナ2』本編(ほんぺん)とはほとんど関係のない、

随筆ずいひつ」とも「し」ともつかぬ、

アマルガム(ごった())な 一文いちぶん が出来上がってしもうた。


━ おヒマな方・・

  GWをインドアで過ごそうと思っている方は・・

  この盲腸(もうちょう)エピを

 ソフトドリンク片手に駄菓子(だがし)※ でもつまみながら、

御一読ごいちどくくだされ。

  本筋ほんすじにはあまり関係ないので、

  スキップしてもらっても全然問題なしデス ━


 お代はもちろん無料(ただ)でっせー。


┃ 本文スタート ┃


むかし怪談 ━ 現在いまホラー。

呼び名は変われど、

怖い話を好む人は いつの時代も少なくない。

いな!│

予想外に、数多く、存在するンである。


今日日(きょうび)

格落ちしてしまったハリウッド映画の、

さして出来のよろしくないホラー映画()品に、

アトラクションとして観客が押し寄せる(米国内現象)、

(なげ)かわしき現実を見れば、容易に想像がつくではないか。

┃かつて・・

『サイコ(60)』や『エクソシスト(73)』

『エイリアン(79)』といった

 画期かっき的な作品を

 生み出した実績を持ち、

 しかも、

 インディーズ制作『悪魔のいけにえ(74)』を、

 世界配給してくれた、かの(・・)ハリウッドでっせー。

SAW(ソウ)(04)』の一作目だって、

 低予算でありながらも、

たっぷり知恵のまった ウレしい作品だった。

 ガンバレ聖林〈せいりん〉

 今一度 Scary(スケェアリー)パンチを! ┃


ひるがえり・・

ドメスティックなところに視線を転ずれば、

笹森ささもり しおりのマネージャー七尾ななおは、

『月刊ムー』を欠かさず読んでいるし、

 ¦内緒ないしょの話をいたすと・・

  ななちゃんは、

  『ムー』の編集者を志望していて、

  本気で 某社 の就職試験を受けようと考えたこともある。

  ただし聖林(ひいらぎ)プロから内定をもらったので断念だんねんした。

  芸能プロの方が高い報酬を得られるというシンプルな理由による。

  〇年の修行(しゅぎょう)〈研修〉期間を終え、

  笹森汐の担当を拝命はいめいしたときは、

  正直「自分が⁉」と驚き、

  一旦いったんは辞退してみせたものの、受諾じゅだく

  その直後・・友人たちには吹聴ふいちょうしまくった!¦


ー また、彼女は『リング』等の 《Jホラー》に目がないときて(・・)いる。

  プラスして、怪奇マンガも大好物。

  昭和のかおただよう・・

  ひばり書房(しょぼう)黒枠くろわくや、

  立風りっぷう書房のコレクションはちょっとしたものである。

  いつぞやも・・

  キャンピング控室で『亡霊学級』(秋田書店)を熟読していたさいには、

「ななちゃんって、ホント好きだよねェ!」

  と、しおりあきれさせ、反面はんめん感心もさせた※2

 

━ かてて加えて、

  ななマネは・・

  以前・・汐に・・真剣マジモードで、

  |スプーン曲げ|をさせようと(くわだ)て、

  タレントから結構な顰蹙ひんしゅくを買い、

  上司の左近さこんさんに

  こっぴどく 叱られた 前科ぜんかの持主でもあるのだ ━

 

ある種の超能力者でもある〈?〉DJアイドルは、

その手の(オカルト)話はフィクションわくとして、

合理的に脳内カテゴライズしており、

超常現象などにはさして(・・・)興味を示さなかった。

 |スプーン曲げ|できる(チカラ)ゆうするならば、

 そのパワーを生かして、

 (サイコミューを使い)

 遠隔えんかく操作そうさして、

 |燃料デブリ|を取り出せばいいンじゃね?

 そんなふうに考える18歳だ。

・・里見さんタイプに属するだろう。


言わずもがな・・

ミステリー作家志望の鈴木サユリも、

怖い話には心おどらせてしまう種族しゅぞくだ。

彼女の着想による

ホラーミステリーの腹案ふくあんは、

いくつかの未完成なプロットのひとつ(・・・)として、

PC内に、

The doors の曲名からいただいた「仮題かだい」を付け、

ファイル内保存されている。


━あらすじ━

 愛犬家の美形女子高生〈(あめ)〉が試練しれんを受け、

 ¦ものの()¦となり、

 スポーツ万能な友人〈モト子〉の手を借りて

 復讐ふくしゅうを果たしていく

 ・・というシンプルな物語。


♦この話のキーポイントは、主人公の 雨 を、

  いかにしてスライム(・・・・)ならぬ

  ¦()(いぬ)¦に転生(てんせい)させるかの一点 ♦


サユリ構想では・・

 あの世にった 雨 が、

 天使てんし代表とポーカーゲームをして、

 からくも勝利をおさめたのち、

 娑婆しゃば戻りするという展開だった。


かりに、手に汗握るポーカー場面を描出びょうしゅつできたとしても・・

親友のモト子と再会するまで・「最低4000文字以上」・を要してしまう。

スパン!とショートカットさせるアイディアをまない(かぎ)り、

当該とうがいストーリーは、間延まのびして、退屈な道行みちゆきになるのは明白必至(ひっし)

・・なんとか妙手(みょうしゅ)はないものか(◎_◎;)

脳汗のうあせき、

日々精進(しょうじん)している次第(しだい)なのである。


さてさて、

ひと口に ホラー(horror) と言っても、

受け手に、心底恐怖を与える作品は、本当にマレだ。


┃おどろおどろしい┃だけの〈こけおどし作〉、

あるいは┃(うす)(あじ)文学風味┃の

凡作ぼんさくとしあな〉をどうにか切り抜け、

困難こんなんハードルである 成功ライン を乗り越えたとしても、

┃巧い|鮮やか┃ 方面へと着地してしまうのだ。

ホールインワンたる┃シンの恐怖┃へ、

カップインさせる創作は、

破格はかくむずかしく、

tour(トゥール) de(ドゥ)force(フォース)

といって過言かごんではない。


━ ここで・・

  独断どくだん偏見へんけんオンリーで、

  堂々(どうどう) おそるおそる(どっちだ?)

 《読者の趣味・嗜好(しこう)・感性の問題に踏み込むと、

  ややこしいいので 取りあえず 置いておき》

  ホラーマニアではない一般的な受け手に・・

  真の恐怖をもたらしてくれる作品。

  その具体名をげてみようと思い(マス)トラウト。


ずは活字媒体(ばいたい)からいきますゾ。

前菜(オードブル)として、

有名どころの、

W・ジェイコブズ『さるの手(1902)』からし上がれ。

怖さの 中心マト を打ちぬいた好短編です。

筆者は子供時代に、

漫画化されたものを初読して ━

キモを冷やすインパクトをらった。

後年・・本家ほんけ(ほう)を活字で読んだら、

(時代を感じさせる文体のためか)イマイチでしたな。

  原作エッセンスを抽出ちゅうしゅつたコミック版は、

  それだけ上出来だったともいえる。

  英国製の30分ドラマも良かった。


すぐれた作品は・・

すべからく・・エピゴーネ(模倣)ンを生み出すもの。

本作を嚆矢こうしとするであろう(多分⁉)、

【三つのお願い】パターンは古典となり、

そのバリーエーションは豊富である。

 本題かられるが・・

 ショートショートの名人|星新一|は、この手をよく使う。

 ()の作品では、

 (『猿の手』発想とは無縁(むえん)な)

 オリジナルアイデアの『包囲(ほうい)』をしたい。

 秀逸しゅういつな着想+オミナス余韻よいんを引くラスト=隠れた名品デス。

・・これは現在読んでも(古びておらず)面白いと思われる。

  わずか10分で読めまっせー。 タイパに最適じゃ。


ここからは、メインデッシュ。

核心かくしんせまりませう。

時代を超えて、フルえあがるほど怖い話は、どれなのか?

そもそも、そのような作品は存在するのか?

正体見たり 尾花おばなみたいな・・

都市伝説よろしく、実体は無いのではないか?

「OK牧場!」

それらの問いに答えてしんぜよう。

━ 「確かに 存在する」と。


ただし、これからお出しする お(さら)〈作品〉は・・

ノンフィクションとして執筆しっぴつされていて、

ホラー効果を狙ったものではないことを、あらかじめ、お断りしておく。

前置き長すぎ ・・ アイムソーリイね。


筆者が最も怖かった作品とは、

松本清張『日本の黒い霧(上)』の冒頭ぼうとうおさめられている、

()短編『<下山国鉄総裁謀殺論>』。


言霊ことだま宿やどした文体による

イメージ喚起力かんきりょくがズバ抜けており、

読者を 総毛そうげたせる 魔力を持つ。

こんな文章〈内容も〉・・そうそう お目に かかれませんぜ。


下山総裁は、

いまだに、

|自殺か?|他殺か?|

真偽しんぎさまざま取り沙汰ざたされている。

・・警察による 間接的告知 では《〇殺》見解(けんかい)


『黒い霧』を手に取り、

虚心きょしん一読(いちどく)すれば、

比類ひるいなきスリルを味わうことが出来るプロミスよ。

(すす)めです。


お次は、

遠藤周作の短編『月光の男』をげたい。

これまた下山総裁(がら)みであるけれど、純然たる 創作(フィクション)

導入部のうらなによるスムースなつかみ。

シーンをり上げ、読者をゾワゾワさせる、文体テクニック。

ラストの見事な切れ味。

もうぶんない()がりだ!

感服かんぷくした記憶、今も あざやか。


三番目は、

ロングタイム・ア・GOに海外短編アンソロジーで読んだ、

たしか・・『地下室の中』(?)という題名だったと思う。

「あっ⚡」と言わされた覚えあり。

この手があったか!と 目からウロコ

しかも、変奏(ヴァリエーション) 可能なアイディア。

いつの日か、

(いただきマンモスして)

コロモを変え、

読者の皆さんに提出ていしゅつしたいと、

ひそかに思うちょります。

・・気長に待っててちょうだいな。


ほかは正直思いつかないデス。

どうしても┃うまい・あざやか派┃ばかりなり。

まあ、この方面の代表作は、

鬼才アイラ・レヴィンの、

長編『ローズマリーの赤ちゃん(67)』に(とど)めをす。

(読み手の想像力次第で、

 怖さが違ってくるという、

 高IQ(知能)=サイテス(ワン)作品。

 童話作家<ハッチ>の登場する場面は、

 どれもこれもつかまれてしまう、さすがな出来栄できばえ!)

今作は・・

高校時代の鈴木サユリに

やしナミダ を流させたくらい 、

ニクらしいほど簡潔かんけつな文体で、

おそろしくたくみに組み立てられている。

ダイアローグも素晴らしい。

とにかくウマい。上手うますぎる!

(ラストにいた道中(どうちゅう)の数ページが、

 いくぶん冗長(じょうちょう)かも?)

ともあれ、

活字を読む醍醐味だいごみあふれているのは間違いない※3


━ 勝手な妄想もうそう付言ふげんすれば

 この作家の持つ脅威きょういの力量で

 『〇刑〇廷(37)』を構築こうちくしたならば、

 とてつもない傑作になったはずだ。

 それくらい、こなすにほねれる

 アクロバティックな着想なのよ、

 『〇urning 〇ourt 』のトリックは ━


話の流れとして・・

当然、映画&コミックも紹介したいのですが、

\ ちょうど時間となりました♪(浪曲ろうきょく調ちょう) /

この続きは、またの機会に。


(@^^)// バイバーイ!












※:先日、(もち)太郎を大人買いしたら、

30袋すべてに《おまけ(ピー)ナッツ(一粒)》が入っておらず、

・・煩悶はんもんした。

製造メーカーに一言(ひとこと)

おまけPナッツは《もち太郎の良心》であるゾ。

┃忘れるべからず┃

・・以後、気を付けて下され。


※2:対象たいしょうがなんであれ、

ひとつ(こと)追及ついきゅうしている人を

リスペクトしてしまうへきを ・・(しおり) は持っていた。


※3:ポランスキー監督による1968年の映画化作品も有名。


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