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憂鬱やんボサノヴァ  作者: ふしみ士郎
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今はどうか?


そのときの彼はそういう気分だった。まだ20代半ばを過ぎただけだというのに、やけっぱちになっていた。何もわかっていなかったし、物事や世間との折り合いのつけ方がわかっていなかった。今はどうか?今だってたいして変わっていない。でもいいことがあれば悪いこともあるし、その逆もまた真実であることを知っている。そのときの彼はあまりにも多くのものを失ってしまっていたし、自己憐憫に浸っていたかった。ただ梅田の居酒屋でヨウコと会っても、あの話はしなかった。過ぎ去った者たちに語りかけるには、まだまだ彼らは若かった。そして二人とも触れてはいけないことがあるのを知っていたのだ。



そして二人とも触れてはいけないことがあるのを知っていたのだ。

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