30/53
30
気がついたらメグが隣に寝ていた。
気がついたらメグが隣に寝ていた。彼は裸同然で呆然とした。彼女はパジャマを着ていた。どういうシチュエーションかわからないが、外じゃないことだけはたしかだった。ベッドはいい匂い。ここはどこ、あたしはだれ?酔っ払いの戯言?カーテンからは朝日が染み込む。彼は少しづつ嫌悪感に包まれた。吐き気がして、トイレをさがして吐いた。それからキッチンで水を飲んだ。ぐっすり眠ったメグの寝顔は大学生というか子供だった。ましてや夜の女には見えない。彼は服を着ると、黙って部屋を出た。
ましてや夜の女には見えない。




