表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
憂鬱やんボサノヴァ  作者: ふしみ士郎
29/53

29

「サンキュー。」俺は王様気分でウイスキーのグラスを傾ける。

「いいから飲みぃや。」バニーガール姿のメグが言う。

「サンキュー。」俺は王様気分でウイスキーのグラスを傾ける。横のソファには気持ちよさげな顔のノブ。

「ちょっと酔いすぎちゃう。」奈津美さんがヨウコに話しかける。

「大丈夫。こいつら慣れてるから。」誰がこいつやねん。

「ってつっこんじゃうよ、バカヤロー。」ヨウコに頭をはたかれる。

「調子のってんちゃうで酔っ払い。」と言われながらもひそかにメグちゃんの太ももに触る。

「あー今日はメグちゃん家泊まろうかな。」俺は周りのおじさんたちを見渡す。奴らの鼻の下はのびてる。

「いいよ、ウチ来る?」笑ってるメグ。

「ちょっとメグ、ほんまに行くでこいつ。」あかんのかよヨウコ。

「あー今日は林さん誘えばよかったな。」お前らこないだ二人していつのまに消えてたやろ。

「奈津美さん、ほんまタイプです。」ボンボンのノブが横でつぶやく。

「こいつ、最近彼女とうまくいってないみたいで、奈津美さんなぐさめてやってください。」

「あーそうなんや。」君のことだよ、ノブオくん。

「こんなところ若菜に見られたらどうなるんやろな。」俺が笑うと、ノブは真剣に落ち込む。

「そっか、じゃあお姉さんがなぐさめてあげよう、はい。」奈津美さんはノブの口に氷を持っていく。

「や、やめてください。」と言いながらもちょっと嬉しそうなノブ。

「君たちなにをやってるんだ。ダメじゃないか。」と言いながらヨウコもノブの口に氷を足す。

「じゃあ、あたしも。」メグも氷を入れ物ごと手にとる。

「むりむりむり。」さすがにノブはゲホゲホ言ってる。

「じゃあススム。くちうつしね。」ヨウコのナイスアシストで、俺はメグに口うつしで氷をうけ渡す。

「まじで。」ノブオがつぶやく。

「あー酔っ払いすぎて、味がウイスキー。」メグはカンカラカンと笑う。


「まじで。」ノブオがつぶやく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ