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プロローグ2

「ねーねー!今日も隆介君かっこいいよね!」「だよね!でも両隣にいる美菜さんと鈴菜さんも可愛くて綺麗だよね!」「私もあそこに入りたいな〜」「私達には無理だって!美菜さんのような可愛さ、鈴菜さんのようなクールで美しくないと!」「彼氏にしたい。結婚したい」


 3人は門を潜り、学校の敷地内に入ると一斉に同級生の女子生徒達が3人の事を見て、ひそひそとしていた。


「ふーんふふんふーん!」

「美菜はいつも元気だな。俺にもその元気を分けてくれ」

「そうかな!なら分けてあげるね!」


 すると美菜は隆介の左腕にギュッとして、くっつく。


「キャー!美菜さん朝から大胆!」「いいな!私も隆介君の腕にギュッとしたい!」「いいないいな!」「私行ってくる!」「待ちなさい!このアホ!」「いいな…」


 何か毎日同級生の女子達賑やかだな。それはいいことだ。でも何でだろ?…てかまだ美菜はくっついたままか。正直恥ずかしい。


「美菜、元気でたからそろそろ離れてくれ。俺が恥ずかしい」

「そうよ美菜。私だってし…ゴホン!皆んなが見てるわよ。そろそろ離れなさい」

「分かった!」


 たく…美菜はいつも大胆だな。他の男共にやってないか心配になるよ。


「他の男共にやってないか心配になるよ…あ…」


 心の声が漏れちまった…。


「何々!僕の事を心配してくれてるの!えへへ!大丈夫だよ!隆介だけにしかやらないから!」

「そ、そうか。ならいいか…な?」

「あら?隆介は美菜のことを心配するのに私のことはどうだっていいのね?」

「そ、そんな訳ないじゃん!鈴菜だって毎日俺の為に色々してくれてるけど、体調は大丈夫なのかとか!他にもやる事あるのに俺を優先にしてていいのかとか!勿論2人共俺の大切な家族で友達だよ!」

「友達…」ボソッ

「友達ね…」ボソッ


 2人は急にシュンとテンションが下がってしまった。

 えっ?何か俺変なこと言ってしまったかな?まじか…謝らないと。


「ご、ごめん二人共俺変なこと言ってしまったかな?」

「だ、大丈夫だよ隆介!」

「ええそうね。大丈夫よ」

「な、なら良かった…」


 そんな会話をしながら下駄箱に着いて、外靴から学校用の中靴に履き替える。

 その途中余り同級生の男子達を見かけなかった為、今日もかと思いながらも顔には出さず、3人で廊下を歩いていく。

 廊下を歩き階段に近づくと、ちょうど視界になっている所から1人の男子が出てきた。


「や〜3人共。おはよう。特に菜(・)菜(・)繋がりのお2人さん。今日も可愛くて美しいですよ」

「おっはよー!ありがとう!」

「おはよう豪華さん。そんな事ないわ」

「……」


 視界から出てきた男子は、キラッと歯を見せ、爽やかな笑顔で3人に挨拶をした…というよりも2人の事を見てだが。

 やっぱこいつまじでウザい。

 金谷豪華(かねやごうか)。落ち着いたセミロングの金髪に、青い瞳、目鼻がシュッとなっており、柔らかい雰囲気でスタイルも完璧。身長は177㎝と隆介より2㎝高い。豪華は日本人と外国人のハーフ。更に大企業の社長の息子。金持ちでイケメンと全てが恵まれている。豪華は、鈴菜と同じ生徒会の副会長。成績優秀、運動神経抜群。テストは毎回学年2位でもある。1位は勿論鈴菜。生徒会の仕事がない時にはサッカーをやっている。しかもエース。他のスポーツも全て完璧。先生達や先輩方には、とてつもない程信用されており、学校の中心とも言える程の存在。女子達には圧倒的人気で、誰にでも優しく、笑顔が素敵だとか言われている。

 だが言っておこう。こいつはまじでヤバい。猫を被っている。先生達や先輩方、女子達が知らない、俺合わせる一部の男子のみが知っているこいつの裏の顔を。

 菜(・)菜(・)繋がりっていうのは、美菜と鈴菜の両親がめちゃくちゃ仲が良くて、最後の漢字だけは一緒にしようと話してたらしい。これは2人の両親情報…というより遊びに行った時に何故か急に聞かされた。しかもめちゃくちゃいい笑顔で。


「あれれ?隆介君の挨拶が聞こえないな?」

「こら隆介!挨拶は大事だよ!」

「そうね。挨拶は大事よ?」

「わ、分かったよ。お、おはよう…」

「うんうん!おはよう隆介君!」


 挨拶をした後、豪華は華麗にお辞儀をしてから隆介の近くまで行き、耳元で何かを呟いて行ってしまった。


「絶対にそんな事はさせねーぞ…」ボソッ


 両手をギュッと握り下を向くが、2人がいた為何もなかったかのように階段を上がっていく。先に行ってしまった隆介を見て、慌てて美菜が階段を上がって着いてきて、その後ろから鈴菜がゆっくりと階段を上がっていく。


「ねぇ!隆介待ってよ!何かあったの!」

「隆介、私達に何か隠してない?」

「何でもないよ。2人には関係ない事だから」

「「……」」


 隆介は、上がった後自分の教室まで歩いて行く。隆介のクラスは1年C組、美菜はB、鈴菜はAと皆綺麗に分かれている。Dクラスに1人だけ俺の友達がいるが、今日は会ってない。この青空高校のひとクラスは40人。4クラス合わせて160人と、とても少ない。男子70人、女子90人と、女子の方が20人多い。

 隆介がC組の扉を開けると女子達は結構いるが、男子は殆どいなかった。


「はぁ〜…」


 深いため息を吐いて、自分の机に向かい、教科書等を仕舞おうとすると机の中に1枚の手紙が入っていた。その手紙を開け内容を見る。


「……」

「ねーねー!隆介君!誰からの手紙!」「もしかしてラブレター!」「相手は誰!」「いいな〜私も書いとけば良かった!」「皆んな!違うと思うよ!この手紙さっき豪華君が入れてたよ!」「えっ!本当!あ〜良かった〜」「安心したよ」


 隆介は女子達に囲まれて色々質問したり、安心したりしていたが、そんな事よりも手紙の内容を見て、またかと思っていた隆介は、女子達の会話を聞いてるようで聞いてなかった。

 またか…何でいつも俺を…。手紙の内容は「体育館裏に早く来い」というものだった。

 手紙を右手でグシャとしてポケットにしまい、教室の扉の方に向かう。

 どうせいつものだろ。でも今回は絶対に行かないと2人が危ない。クソ!あいつ卑怯だぞ!

 扉を開け廊下を歩いていると…。


「隆介君おはよう!どうしたの?そんな暗い顔して?それとどこ行くの?」

「おはよう春香。そうか?普通だろ?まだ時間あるからジュースを買いに行こうと思ってね」

「そっか!じゃー僕はAクラスに行ってくるね!また後で喋ろうね!」

「おう!また後で!」


 そのまま笑顔で隆介を通り越してAクラスに入っていった。

 今のは石上春香(いしがみはるか)。Dクラスにいる俺の友達で、首元まで伸びた綺麗な黒髪に、俺があげた白のヘアピンを4つ髪の左右に、バッテンにした状態で付けている。綺麗な黒い瞳、真っ白に透き通った白い肌、ぷるんとした桜色の綺麗な唇、美菜と同じく可愛い顔をしており、目もぱっちりしている。身長158㎝?で甘いお菓子や可愛いものが大好きな男(・)。そう春香は男。春香という名前は、女が付けるような名前だが、俺は別に気にしない。春香と出会ったのは、高校初日に、階段の曲がり角でぶつかってしまったのがきっかけ。最初初めて顔を見た時は女子だと思っていたけど、制服を見たら男子と同じだったのでビックリした。ま、それからというもの、春香とは仲が良くなって、休みの日に一緒に出かけたりしている。出かける時の春香の私服が女子っぽいって言うのもあるけど、特大パフェを食べてる時の春香は、女子そのもの。しかも待ち合わせの場所に1人でいると、絶対と言うほどナンパされてる。そんで俺が来て、一緒にいると他の男共に何故が睨まれる。春香を男だと知らないのは分かるけど…。プリクラ撮ろ!って言われた時は、男同士で?と思ったけど断れず撮った覚えがあるな。特に密着した時ふんわりと甘い匂いがして思わずドキッとした覚えがある。危ない危ない。学校でもよく喋るけど、たまに美菜と鈴菜が一緒に会話に入ってきたりする。けど何故か2人は春香のことをじっと見ていた。更には俺が春香と仲良く喋っていると、2人が睨んでくる。

 春香は男だぞ?別に男同士仲良く話しててもいいじゃん!


「いかんいかん。早く行かないと…ゆっくり行くか」


 自分のペースで体育館裏に向かう。


「はぁ〜毎回よく飽きずに…」


 隆介は、体育館に着いて裏に回る。するとそこには豪華を中心とした男子達が集まっていた。男子達は一切に隆介の事を見て、睨みつける。


「やぁーやぁー!隆介君!絶対に来てくれると思っていたよ!ああ違った…来ないと君の大事な大事な幼なじみ君達が私の雇っている人達に攫われちゃう?いいや違うね〜襲(・)わ(・)れ(・)ち(・)ゃ(・)う(・)だったねー!アハハハ!」

「……」


 こいつ汚い手段を!ふざけんな!こんな事させないぞ!


「嫌だな〜そんに私を睨まないでくれよっと!」

「ガハァ!?」


 いきなり回し蹴りを喰らった隆介は、吹き飛ばされ、壁におもいっきり打ち付けられる。

 こいつ!


「なぁ!何でお前は私の鈴菜を取るんだよ!」

「……」


 お前の鈴菜じゃないだろ…。


「何でいつもいつもいつも!一緒にいる!幼なじみだからそれが普通?ふざけんな!私が愛した鈴菜に振られだぞ!お前よりイケメンで!優秀で!財力もあるのに!どうしてこの私に振り向いてくれない!それは何故だが分かるかい隆介君?」

「……」

「それはね?隆介君?こういう事だよ!」

「グゥ!?」


 地面に座り込んでいた隆介の腹におもいっきり蹴りを入れる。

 ヤバい…意識が…こいつマジだ…。何で俺はこんな目に合わなくちゃいけないんだよ…。こいつが鈴菜に告って振られたから俺に八つ当たりするようになった。最初はまだゆるい方だったけど、それが段々と激しくなり、今じゃ俺に嫉妬する奴らのリーダーとかふざけてるよ…。これもう虐めってレベルじゃないだろ!何をしたっていうんだ俺は!


「お前が邪魔なんだよ!お前さえいなければ今頃美菜と鈴菜は俺のものだったんだ!だからね?隆介君。君にはここで今死んでもらおうと思ってね?あ〜心配はないよ?君を殺したところで警察とかは動かないから。私達の罪もなくなる。金の力で全て解決。ほら?心配ないでしょ?あ、それと隆介君の両親にはお金を沢山用意しておくから気にしないでね?」

「………」

「と、いってもその状態じゃーもう喋れないか。さてさてここで終わらせるとしますか。ショーの始まりだ!皆んな!今の気分はどうだい!ここで隆介君を殺せるんだよ!チャンスだよ!」

「中々にいい気分だ!」「やっとこいつを殺せる!俺達の美菜さんを返せ!」「あ〜豪華さんの所について良かったよ!罪も問われない」「鈴菜たん…あ〜いい!実にいい!その後が楽しみですね〜」「グフフフ美菜たん美菜たんグフフグフフ。こいつ殺せば美菜たんを!」

「……」


 おい最後のオタク野郎2人…生まれ変わったらお前ら覚悟しとけよ…。

 豪華が右手を上げ、合図をだすと男子達がバット、小型ナイフ、カッター、ハサミなどを取り出して隆介の方にジリジリと近づいていく。

 ああ…俺は今日ここで死ぬのか…。3人とも…今までありがとな…。

 いつも元気で明るい美菜。毎日朝起こしてくれるけど毎回俺の腹に跨って起こすのは俺としても恥ずかしい。でも美菜には本当に感謝している。美味しそうにご飯を食べてる姿や、一つ一つの仕草が俺の癒しでもあるよ。最後にアホ毛触っとけばよかった。

 クールで完璧な鈴菜。俺は知っている。俺の前ではいつも完璧にこなしているけど、裏では相当努力をしていることを。なのに鈴菜は自分のこともあるのに俺の為に色々してくれる。本当に感謝の気持ちしかないよ。無理しなくていいよと言ったが、自分が好きで俺に色々してるって言っていた。俺鈴菜に任せっきりだな…。最後ぐらいは、俺から鈴菜に色々と何かしてやりたかったな…。

 俺の唯一の男友達春香。春香とはよく休みの日によく出かけたり、気軽に接したりとできる男友達。たまに手が触れたり、俺が食べてる物を見てたからあげようとすると、何故か春香の顔が真っ赤になる時があるのは何でだろ?ま、でも気にしてたらダメだな。ぬいぐるみを笑顔で抱いている時思わずドキッとしたよ。もし春香が女だったら惚れてただろうな。はは、俺何言ってるんだろ。

 でも…そんな3人が俺にとって特別な存在だよ。ありがとう。

 ジリジリと男子達が近づいて、刃物を隆介に振りかざした瞬間…。


「「「「「「キャー!」」」」」」


 突如、教室の方から女子達の声が聞こえてきた。

 な、何だ!?


「おい!いったい何の騒ぎだ!いや!そんなことより行くぞお前達!隆介君はまたあとだ!レディー達に何かあったのかも知れません!」


 豪華は皆んなに指示をして一足先に教室の方に走って行った。


「よし!俺達も行くぞ!」「こいつなんかより、まずは女子達だ!」「刃物とかは先生達にバレないように何処かに隠しておかないと!」「あ〜!この私を呼んでいる声が!可愛い子ちゃん達!待っててね!」「グフフ、女の子が僕を呼んでいる。この僕!ヒーローが今行きますよ!」


 男子達も豪華の後ろに続くように走っていった。

 俺は助かった…のか?いや…そんなことより!3人が心配だ!はやく俺もいかないと!

 お腹を抑え、ふらふらとしながらも教室の方に歩いていく。


「ハアハアハア…。やばい…意識が朦朧とする…。でも行かないと…」


 歩いている時周りの人から心配されたが、転んで痛むだけと嘘をついた。


 階段付近に近づいて、登ろうとした瞬間…。


「お、おい!何だよこれ!俺の体が消えて…」


 階段まで聞こえたその声は、何かが起こっていると隆介には分かった。

 早くいかないと!

 痛む背中とお腹を我慢しながら階段を上って行き、廊下に着くと、Aクラスに人だかりができていた…というより俺を殺そうとしてきたやつらがほとんどだが。


「いったい何が…」

「隆介!」

「良かった。無事だったのね!」


 反対の廊下から美菜と鈴菜が慌てた様子で隆介の元に走ってきて、美菜と鈴菜は隆介の右腕と左腕にギュッとくっついてきた。


「良かった!隆介が無事で!」

「良かったわ」

「つぅ…あ、ああ二人も無事で良かったよ」


 痛いのを我慢して二人を受け止める。

 ここは男として我慢だ。


「それでこの状況は何だ…」

「そうだった!何かね!いきなりAクラスの床が光だしたと思っていたら中にいた人達が全員薄くなって消えていったんだよ!」

「だから今は誰も入らないように注意しに回ってたのよ。隆介がいなかった時はヒヤヒヤしたけどいて良かったわ」


 2人の説明を聞いて、俺はヒヤっとした。

 春香…春香はどうなった!まさか巻き込まれて!


「ごめん2人とも!」

「りゅ、隆介!?いきなりどうしたの!」

「ちょ!どうかしたの!」


 Aクラスに集まっている人だかりの中に、痛む背中とお腹を我慢しながら入っていく。春香の為だ。我慢!

 たどり着いた隆介は、教室の中を見ると床が光っており、机や椅子とかは消えてないが人の姿が一切なかった。

 嘘…だろ…。


「隆介!近づいたら危ないよ!」

「入っちゃダメよ!」

「分かってる!でも!春香が!」

「や〜や〜!隆介君。それにお2人さん。これは私にとってチャンスでしかないよ」


 後ろから豪華の声がして、3人は振り向くとニコニコといい笑顔をしながら左右に分かれた男子達の真ん中を、優雅に歩いてきていた。


「……」

「豪華君チャンスって何のこと?」

「豪華さん?」

「ああ、お2人さん。心配はありません。この私が責任持って隆介君の代わりをしてあげるからね!」

「なぁ!?」


 いきなり豪華が、隆介をおもいっきり押して、教室の中に飛ばした。いきなりだったので受け身を取れず、床に背中が叩きつけられ、衝撃が走った。

 こいつ…2人がいるのに…。ヤバいもう限界…。

 隆介は意識を失い、体もどんどん透けていく。


「何をするの豪華君!僕達の大事な人に!」

「やはりあなた、それが本性なのね」

「あはは!こんで邪魔者は居なくなった!思う存分に「パチーン!」…この私に何をする!」


 鈴菜がいきなり豪華な頬にビンタをすると、その周りにいた生徒達は一瞬にして静かになる。


「何をする?それはこっちのセリフよ!何であなたを振ったか分かる?それはね!私はあなたの性格を知っていたからよ!何で知っているって顔をしてるわね?それはあなた達が怪しい行動をしていたから様子を見てたのよ。そしたら隆介の悪い噂を広めようと計画していた事が分かったわ」

「何故それを!」


 豪華は、冷や汗を流しながら鈴菜のことを見ていた。


「何故それを?それはね豪華さん。隆介を悪者にして、私達2人を遠ざけることで、私があなたに惚れて付き合うって計画を聞いたのよ。裏校舎でね。豪華さん何故あなたはそんなこと?」

「うるさいうるさいうるさい!全て隆介君が悪いんだ!」


 狂ったかのように大声をだして顔を押さえる。そうだ!全て隆介君が悪いんだ!あいつさえいなければ今頃私は幸せな人生を送っていた!そう!全てはあいのせいだ…あいつのせいだ!


「もういいわ。私も隆介の元に行くから。じゃあね豪華さん。美菜はどうする?」

「ぼ、僕も勿論行くよ!隆介がいない毎日なんて耐えれない!死んでもまた隆介と一緒にいたい!」

「ま、まて!早まるな!この私がいるではないか!イケメンで万能でお金があるこの私が!何故行ってしまう!」

「「……」」


 豪華の言葉を無視して、2人は教室の中に入っていく。中に入ると2人は意識を失っている隆介の両サイドに座り、美菜は右手、鈴菜は左手をギュッ握る。2人の体は徐々に消えていき、向こう側が見えるほど薄くなっていた。


「クソ!なら私も行く!隆介君ばかりいい思いはさせない!」


 豪華も教室の中に入っていく。すると豪華も薄くなっていく。


「隆介…僕も同じところにいくね」

「隆介を1人にしないわ」


 この日、青空高校1年A組にいた生徒、入った生徒含める男子11人、女子17人、合わせて28人が行方不明になるとニュースで取り上げられた。

 特に金谷家の人達が豪華を探す為、地球全部回るという調査が行われたが、発見されなかった。


いったい28名の生徒達はどこに飛ばされたのか…。予想は大体つきますが…。

次回、28名の生徒達はどうなったのか!


次も読んでくださると嬉しいです!

読んで下さった方々、ブクマ、評価等下さった方ありがとうございます!今後楽しく投稿していきます!m(__)m

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