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ヒマジニスト(なんだそりゃ!)  作者: わかんむり
11/12

暇だ!犬だ!

三人が道を歩いていると。


「クウ~ン…」


段ボール箱に入った捨て子犬が居た。


マ「犬だ」


ハ「犬だな」


フ「犬だね」


マ「しかも子犬」


ハ「可愛いな」


フ「目に入れても痛くないくらいだ」


マ「どうしよう。捨て犬だし」


ハリモが手をポンと置き、ある提案をする。


ハ「秘密基地に連れて行こうぜ!」


マ「連れて行くのは良いけど、ご飯どうすんの?」


フ「僕、家にあるけど持って来ようか?」


マ「フウ持ってんの?」


フ「うん。犬一匹飼ってるし」


ハ「衝撃の事実!」


マ「そうなんだ。ていうかフウの家で飼えないの?」


フ「飼えるかも。相談してみる」


フウは子犬を抱えて、自宅へと帰っていく。


フ「ただいまー」


フ母「おかえり。あらその子犬どうしたの?」


フ「捨て犬。飼って良い?」


フ母「ピッキーの遊び相手に良いんじゃない?面倒見るなら良いわよ」


母から許可を貰い、翌日マルとハリモに報告する。


マ「へー、良かった。飼うことになって」


ハ「名前は?」


フ「まだ無い」


ハ「じゃあつけようぜ!」


マ「う~ん、じゃあベタにポチとか?」


ハ「いやそれベッタベタ過ぎだろ」


マ「汚ない表現にしないで…」


フ「う~ん」


ハ「ロメオはどうだ!」


マ「それを言うならロミオでしょ!」


ハ「じゃあ勝海…」


マ「犬の名前にしては堅い!」


ハ「シャウエッセン!」


マ「ウインナー!?」


ハ「アルトバイエ…」


マ「一緒だよ!」


フ「う~ん…」


ハ「おい!フウお前も何か出せ!」


マ「フウ。聞いてる?」


ハ「おい!フウ!」


マ「フウ!」


すると、フウは突然顔を上げる。


フ「フウ…」


マハ「え?」


フ「フウで良い」


マハ「へえー…?」


子犬の名前はフウになりました。


See you again.

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