俺コメ 第5話 レッツ青春!
「・・・まだあの子のこと好きなの?」
「あいつはオレの心の中では生きている気がするんだ・・・でも、もうさすがに追いかけてないよ。そんなことしても意味無い事くらいわかってる。」
「そっか。」
「さっ、帰ろうぜ」
「うん・・・」
帰り道、俺は華瑠と何も話さなかった。お互いに話そうともしなかった。華瑠は俺の心情をわかってくれているからかな・・・
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家についた
「おっ帰りー!」
「「ただいまー」」
「早く2人もお風呂入っちゃってねー」
「んじゃあ先はいるわ」
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俺は湯船の中で考えていた
「俺はまだあいつのこと・・・」
「何悩んでんだ俺!!今あいつのこと考えたって何にもならないんだよ!!」
自問自答が治まらない・・・
「もう出るか・・・」
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「華瑠ー!もう入っていいぞー!」
「はーい!」
華瑠に声をかけてから俺は部屋に戻る
(最近まともに寝てないし寝るか・・・)
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「・・・て、起きて!!風夜!!」
華瑠が起こしにきた
「んーー、後五分・・・」
「早く起きないとキスするゾ・・・(萌えボ」
「カモン!」
ドスッ!!
「ぐはっっ!」
殴られた・・・
「はやくおきなさーい。」
そういいながら部屋から出ていった。
「もう少し優しく起こせよ・・・」
朝飯を食い終わり学校へ行く時間となった。
「「いってきまーす!」」
「いってらっしゃーい!&いってきまーす!!」
「風夜と登校するなんて久しぶりだね」
「そうだな。最近は一緒に登下校することも亡くなったよな。」
「最近は花園さんと仲いいもんねー」
「別に話すくらいいいだろ?」
「まぁ、私の方が仲良いから別にいいけどね!」
「ホントだよ(笑)」
なんだろう・・・華瑠と話していると落ち着く。
「星宮君ー!おはよー!」
おっ、噂をすれば花園だ。
「おはよっ」
「あれっ?お隣にいるのは彼女さん?」
「違う!!」
そんな会話をしてると華瑠が転びそうになった・・・!
「あっ!」
バサッ!!
「大丈夫?」
なんと花園が受け止めた・・・
「あっ、ありがと・・・」
「怪我ないようだね!!よかったぁあ!!(満面の笑み)」キラキラキラキラ☆
なんだこのオーラは・・・
「花園さん・・・いや!美咲!!ありがとう!私、美咲に惚れそう・・・」
あんだけ花園を妬んでいた華瑠が一瞬でなついた!!
「華瑠ちゃん・・・(困り)」
ものすごい花園が困っている。てか花園も華瑠のこと【華瑠ちゃん】って読んでるし・・・
「さぁ!学校にいこー!!」
まぁ2人が仲良くなってくれるのであればこっちは色々安心だ。
まだまだ新年度は始まったばかり!これからも良き青春生活を送れるように!!
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今日の学校も終わった。
「月斗ー、帰ろうぜー!」
「あっ悪い!ちょっと今日無理だ」
「そっか。」
なんかある。絶対なんかある。
「風夜ー!一緒にかーえろ!」
「あ、華瑠。さっき月斗に一緒に帰ろって誘ったら断られたんだよ。なんかあると思わない?」
「あるね、なんかあるね。」
「「さぁ尾けるか(ニヤ)」」