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俺コメ 第3話 華瑠の想い

ーーーーーーー華瑠サイドーーーーーーーー


はぁぁあ・・・


私は今日も悩んでいる。新しいクラスになってまた風夜と同じクラスになれた。少し安心した。嬉しかった。・・・のだが、


風夜は最近花園美咲って子と仲がいい。なんの話をしているのかはよくわからないが、凄くいい雰囲気だ。


「星宮君!今日帰り一緒に帰らない?」


「おぉ、いーよー」


今日は一緒に帰るのかー。




・・・ん!?


あの2人いつからそんな関係に!?


これは・・・尾けるしかないね・・・(悪い顔



ーーーーーーー風夜サイドーーーーーーーー


「今日帰り一緒に帰らない?」


「おぉ、いーよー」


どうやら新話に出てくる新しいヒロインの名前が思い浮かばないらしい。それを相談したいとのことだ。


「どんな子なの?」


「えーっとねー、おとなしめの子なんだよねー。だからキラキラネームみたいなのは違うんだよー」


「・・・なのは」


「え?」


「【なのは】とか良くない?」


「たしかに、なんかおとなしい感じの名前だねー!よし!それでいこう!」


「決めるのはやっ!!」




なぜ俺が【なのは】という名前を提案したのか・・・それはもう少し先のお話・・・




「それじゃあじゃあね!!今日はありがと!」


「おー、じゃぁなー」



ここからまた1人だ。


(そういえば最近月斗と帰ってないな・・・)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

家にて



家の親は基本家にいない。海外で仕事をしているために、俺はこの一戸建てで二人暮らしだ。


ん?もう一人は誰だって?それは・・・



「風夜ぁー!腹減ったああ!!」


こいつは星宮彩夜(ほしみやさや)。俺の妹だ。


女子中学生のくせに女の子らしさがあまりない。



てか、飯作らなきゃ・・・あ。


「買い物忘れた・・・」


「え?(笑)」


やってしまった・・・


「もー!ダメな兄だなー!私ランニングついでになんか買ってきてあげるよ!」


「すまん、頼む・・・」


彩夜はそう言うと即座に家を出ていった。


(あいつに買い物任せて大丈夫かな・・・)


そんなこと思っていると


ピーンポーン♪


「誰だ?」


扉を開けると・・・華瑠がいた。


「どうした?こんな時間に?」


「あの、えっと・・・」


なにもぞもぞしてるんだ、こいつは。


「今日・・・泊めて!」






・・・は?

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