Season.Four In Addiction編 Story.13 Interview !
魚住隆也のオフショットです。後日談として、書き手は詩野忍、話し手は大隅綾音、が担当します。
よろしかったら足を止めて、ご覧になってみませんか?最後までお付き合い下さりますようよろしくお願いいたします。
りゅうくんの定期健康診断の結果項目で
血液に関して3点が基準値より低めとのこと。
要は貧血気味らしい。
『要精密検査』の赤い大きな判が押された書類を持って、
隣りの市にある内科クリニックにいざ参らん。
そのクリニック、
血液検査などの結果は、
当日即結果を出してくれるので貴重な存在。
クリニックの雰囲気はりゅうくんが
コンセプト、テーマにしているのとすごく似ていて。落ち着く!
クリニックに到着。
「取材を受けていますのでしばらくご迷惑をおかけします」
とのこと。ご当地ケーブルテレビが地元の紹介のために来ているんだろうなあ。
すると、1人の男性がりゅうくんに近付き
「お時間、よろしかったでしょうか?お話し掛けても?」
男性の身分を教えて下さいました。
「テレビ東京、カンブリア宮殿の番組制作の者です」
深夜に眠い目をこすりながら参考になればと
毎回楽しみに拝見している番組が。
ここに。
こんな片田舎のクリニックに
東京の放送局がなぜ取材するほどに取り上げられたのでしょう?
他のクリニックから見学に来られたり、
ローカルニュースに話題なったりの伏線はあったりらしいのですが。
堅い経済ドキュメントに、
りゅうくんは、私でよかった?
似つかわないのになあ。
と思いつつ密着取材がスタートです。
人生初です。
正面からはカメラクルーがスタンバイです。
さっそく
番組制作スタッフの男性から質問が、
このクリニックに来院した理由は?
なぜ市外の遠路からなのに選んだ理由は?
他のクリニックとの違いはどこにあると思う?
その違いはどうしてできたと思う?
他にもいくつかして下さいましたが
質問の項目を忘れてしまいましたとさ。
テレビ東京の番組で
『Youは何しに日本へ?』
の雰囲気そのまま。
堅苦しくなく、
気さくに、
ラフに、
カメラにはまったく気にならず、
2人の対話は2時間ほど続き、
血液検査用の採血シーン、
検査結果の時のクリニックスタッフと新くんとのやり取りシーン、
クリニックに来る、帰るシーン
など多岐に撮影して下さったそう。
番組制作スタッフから
最後の質問に、
あなたにとってこのクリニックの存在意義は?
りゅうくんは、
「親しい友人の家に遊びに来たよ。気兼ね無くくつろいで、ほっこりできて、明るく元気になれる場所でしょうか?」
お別れ際、番組制作スタッフの男性から
「実名、お顔をメディアに放映しても問題はありませんか?」
それってもしかして?
でもりゅうくんはメディア向けのお顔じゃないし、
他にも大勢の方にインタビューしていらしたので
そちらが優先だよ!
で諦めていたので
放映予定日は聞かずじまいに。
そんな出来事を
忘れかけてた数週間後、
いつものように、番組が始まります。
今日の特集はどこの企業様なんだろう?
と見ていたら?
あれ?見慣れた景色が!
ひょっとして?
はい。ひょっとして!
でした。
さあ、
新くんは登場するのでしょうか?
予想通りボツ!でしょうか?
はたして。
数秒ですが、
2回起用してくださいました!
1回目は、前段終了間際の数秒、
新くんとクリニックスタッフとのやりとりのシーンを。
2回目は、
静止画で、
『村上龍の編集後記』
のナレーションとともに
バックグラウンドに数秒ですが
出させて頂きました。
新くんにとっては貴重な体験をさせて頂きました。
番組制作に関わったすべての方々に
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
またいつか、
別の機会に、
別の場所で、
公私区別無く、
番組制作スタッフの皆様と
もう一度お話ができたら、
心よりお待ち申し上げます。
いかがでした?よろしかったら御意見、御感想を、将来の糧として、書き手の詩野忍、話し手の大隅綾音、心よりお待ち申し上げます。本日はお寄り下さいましてありがとうございました。




