ポイントはもらえてないけどグー○ルには捕まったお話
あ、どうも、底辺作者です。
自分、拙作『サイタマーの守護者』を書いてて、見事に低空飛行どころか地べたを這いずっております、ずるずる。
ちなみにポイントは現在……
ええと止めときましょう、空気がとっっても悪くなってしまいます。
ともあれ、年明けと共に連載二周年になるのを契機に、エッセイを書いてみることにしました。
お目汚しかも知れませんが、どうぞよろしく。
さて、去年も色々ありました。
私事も多事多難でしたし、『なろう』についても本当に色々あった一年ではなかったでしょうか。
ジャンル再編と異世界転生・転移の隔離、所謂相互クラスタ問題とそれに伴う規約改訂、正に波乱万丈だったと思っています。
皆様にとって2016年とはいかなる年であったでしょうか?
自分が此の『なろう』で小説を上程しようと思ったきっかけは……
ええと自分、身内に物書きが居りまして、彼に対して、
「素人の私でも、この位は書けるんだぜぃ」
ということで発破をかけようなどとヨコシマな思いを抱いたからなのです。
そのあたり上手くいったかどうかは――取り敢えずこっちに置いといて(ヲイ)、
皆様、皆様は『如何なる理由で』ここに作品を上げていますか……?
見栄虚栄心自己顕示欲衝動気まぐれ或いは何も考えず、
頭の中に浮かんでは消える言の葉を記憶の川岸よりふと拾い上げて、
組み合わせて繋ぎ合わせてそしてまたばらばらにして、
そうして織り上げていったものが自分だけの『ものがたり』でしょうか。
古典にも「いと物狂おしく思いけれ」とあるように、
時に人とはよく分からない内なる衝動に身をかられて、
何かを成したいと思うことがあるのでしょう。
それらは人それぞれで、それで良いのだと思います。
そしてそんな物語には、読者が居ます。
そんなこと無い自分のは全く誰にも読まれてない、なんて思わないで下さい。
たとえポイント0であっても、そこには必ず、『読者』が居るのです。
その物語を作り上げた、『あなた』という読者が……
この読者は、ポイントこそ入れてくれませんが、何より決して裏切ること無く、
けなすことも傷付けることも悪口言うことも無く、
永久未完りかけたら続きはよ書けと文句言うことも無ければ、
どんな駄文書いてもつまんねー面白くねーと罵声を浴びせることも無く、
常に作者である『あなたの味方で居てくれる』、そんな理想の読者なのです。
ですから皆様方、あなたには『最低でも一人の読者が居る』ことを大切にして下さい。
彼、或いは彼女は、誰よりもあなたの側に居るのですから。
だからせめて、より面白く。
だからせめて、より楽しく。
だからせめて、より興奮して。
だからせめて、よりドキドキして。
だからせめて、より素晴らしいものを。
そんな作品が、出来るといいですね。
さて、自分は先程「決して裏切ること無い」と言いましたがここで前言撤回です。
この『読者』は、ときに人を裏切ります。
……それは『作者であるあなた』が自身を裏切ったとき。
『何が』とは敢えて言わないでおきましょう、自分を裏切るという行為。
そんなとき、あなたは『読者』に対して胸を張れますか?
そんなとき、あなたは『作品』に対して胸を張れますか?
そんなとき、あなたは『自分』に対して胸を張れますか?
規約がどうのとか法律がどうのとか関係ありません。
あくまでも、『自分』が『作品』とどう向き合ったのかが問題になるのです。
だから、あんまりヘンな事はしないようにしましょうね、自戒を込めて。
ちなみに自分はこの辺については『本質的に規制反対派』です。
理由は「所詮、ここは素人の遊び場じゃないか」という所でしょうか。
性善説に立つ気など更々有りませんが、だからと言って規則をゴリ押しするのも。
その辺り、自分にとっては『まるで美しくない』ので反対です。
その上で、皆様各人に於かれてはそれぞれ『せめて、美しく』あって下さいな。
そして「奇麗ゴト言うな自分はポイントに賭けてるんだ」と仰る方については、
同様に「所詮、先ずは素人の遊びじゃないですか」と返すつもりです。
実際、作家デビューならば公募もあるしナントカ賞も沢山あるのですから、
まずはそちらを目指されては如何でしょうか?
なろうからだとキーワードを設定するだけですよ。
青臭い『シロウトの意見』ですが、敢えて述べさせて頂きます。
それにですね、長く書いてるとそれなりにいいこと(?)もあるのですよ。
例えば自分の場合だと、思いがけず感想をもらえたこととか。
他にも、文章に関して4点とか5点とかポイントもらえたのは嬉しかったですねぇ。
……いけない、自分にもポイントの暗黒面への誘惑が!
という訳ですので、ようやく最後にその『いいこと』の一つを紹介しましょう。
これを見て、皆様もほっこり(生暖かく)笑って下さいませ。
……いや、これ最初見たとき『アゴがガクーン』てなりましたーョ。
かくして、拙作『サイタマーの守護者』は、
ポイントこそ地を這う低レベルに有りながらも、
日夜『グー○ルの最前線』にて熾烈な争いを繰り広げているのです。
今のところ、『ニ○動』や『ぐん○のやぼう』が強敵なのです。
「人間至る処青山有り」、
どうかここの皆様も、一面にばかり目を向けずどうか『創作を楽しんで』下さい。
……あなたの、ただ一人の『読者』を楽しませる為に!