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『DRL』機皇退魔陣  作者: 拾捨
地底激震編
5/58

●●●設定メモ その1●●●

ここまで出てきた固有名詞とかをざっくりまとめました。

だいたい同じ内容を本編で触れているので、読み飛ばしてもらって結構です。

<地上と地底世界>

我々が生きている世界から1000年ほど経過している。

ちょうど20××年の現代にあたる時代に、人類が絶滅の危機に瀕するほどの大災厄が起き、種としての繁栄のピークは過ぎている。

文明レベルの衰退は見られないものの、目覚しい発展もない。

かつて世界中を覆っていたインフラの網は壊滅しており、精々ごく近くの居住区画同士に交流がある程度。


<超物質DRL>

石英のような状態で採掘され、熱や電気など何らかの刺激を与えることで内部に機械的な構造を発生させることができる。

複数の素材を組み合わせ製造する必要がある機械も、DRLだけで造り上げることが可能。

生物のように外部の物質を取り込み代謝する性質があり、磨耗や損傷も物質を補填すれば自己再生する。

惑星中に『鉱脈』が出現しているようだが、複雑な機能を持たせるには特殊な技術ノウハウが必要。

穿地研究所は最先端のDRL実用化研究を進めている。


<採掘都市>

DRL採掘と実用研究の拠点として居を構えた人々が集まり、都市を形成した。

現在の東京都に匹敵する規模である。総人口が10分の一以下になっている。

作中世界においてはかなり大規模な都市。


<ドリルロボ>

DRLで形成された『躯体』と呼ばれるフレームに、戦闘に耐える装甲や武装を施した戦闘マシン。

人間が『搭乗者ナビゲーター』として乗り込み制御する。制御方法は機体によって異なる。

穿地研究所の進めるDRL実用化は、ドリルロボ開発における基礎研究の副産物である。


ドリルロボの名の通り、最大の特徴はドリルと呼ばれる削撃武器を持つこと。

ドリルは躯体から直接生えており、ドリルロボが扱う武装の中で最大のパワーを発揮する。

回転する螺旋状の構造はDRLが最も安定する状態であり、ドリルの形態こそが超物質DRL本来の在り様であると考えられている。


虎珠皇こじゅおう

黄色と橙色の装甲を持つ獣人型。拳や爪を使った格闘戦を得意とする。

両腕をドリルに変形させられる。

全てのドリルロボの中で最も地中での活動に適正がある。

熱源震源探知機や地中魚雷など、地中戦闘を想定した装備を充実させている。

自我を持ち、搭乗者である天原旭とは意思の疎通が可能。

旭の獣性に惹かれ、搭乗者として受け入れる。


挿絵(By みてみん)


時命皇じみょうおう

墨色の人型ボディはすべてDRLによって形成され、身体の至る所からドリルが生えている。

ドリルロボに勝るとも劣らない戦闘力と共に明確な自我も備える、出自不明の存在。

外部の物質の吸収・排出を自在に行い、人間サイズ~巨大ロボットサイズまで拡大縮小が可能。

その気になれば外見も変えられる。


天原旭あまはらあさひ

24歳。採掘都市に父母と妹の四人家族で暮らしていた。

家族をドリル獣に惨殺され、自身も拉致され一度はドリル獣となる。

凄惨な体験が、潜在していた獣性と強靭な精命力を目覚めさせた。

怒りの叫びに惹かれ出会った虎珠皇と共に復讐の戦いに身を投じる。


天原明あまはらめい

旭の妹。16歳。兄を慕い、母と共に家庭を支えている。

穏やかかつ明るい性格で、入学したばかりの高校生活も順調であった。


宇頭芽彰吾うずめしょうご

24歳。穿地研究所の職員。ソフトモヒカンの屈強な男だがオネエ口調。

常人離れした怪力を持つ。

子供の頃から異様にドリルに愛着を持っており、研究所に半ば押しかける形で就職した。

十代の頃、ドリルビークルによる暴走族を率いていた。

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