●●●設定メモ その8●●●
<ゲドー軍>
地獄界唯一のまとまりのある勢力。
鬼などヒエラルキーの上位に位置する魔族で構成された暴虐集団。
彼らを束ねるのは地獄王ド・ゲドーである。
<地獄の愉快な仲間たち>
ヒャッハー鬼:思うさま暴力を振るい日々を過ごすエンジョイ&エキサイティング勢。だいたいはゲドー軍所属。彼らに頭髪は無いが、もし生えたならヘアスタイルはモヒカンであろう。
ガーデニング鬼:愚鈍なインドア派ながら軍勢の食糧事情に割と貢献していた。
武者鬼:トゲトゲのついたアーマーを着用する世紀末ファッションリーダー。
人面花:種子は淫具、発芽したらグロ系のリョナ担当植物。実は脳みそみたいな味がするらしい。
蝙蝠男:女子中学生をさらうと言う、人間界でやったら個人的な趣味までワイドショーで晒されるレベルの罪を犯した。
猫人:ネコミミ獣人。かなりマイルドなケモなので捕食される様はショッキング。
浮遊毛玉:ケサランパサラン的なアレ。大きいのと小さいのがカルガモ親子のように漂っていることが多い。視界に入るとかなり鬱陶しい。
踊る草花:往年の大ヒット商品。
<淵鏡皇・改>
退魔士の里で改修を受け、大幅に強化された淵鏡皇。
搭載された超兵器の数々は、魔族にのみ有効という訳ではなく、単純に破壊力がとてつもないだけである。
動作プログラムのセッティングは、虎珠皇のサポートを意識していた初期の状態から格闘戦を優先したものに再調整している。
特級退魔士オオキミに搭載されていたパワー増幅装置を受け継いだこともあり、搭乗者・宇頭芽彰吾の能力も最大限に発揮できるようになった。
<阿修羅虎珠皇>
肉体にDRLを取り込んだ搭乗者・天原旭と融合することでドリルの力を引き出した虎珠皇の姿。
背部から伸びていた4つのドリルが全て腕へと変化している。
6本の腕が生えている胸部は躯体が大きく変形。
元々の腕の上下に備わる腕は、左右が対角線上になっている。
たとえば6本腕でパンチを連打する場合は、水平の左右・右上と左下・左上と右下がそれぞれ独立して交互に繰り出される。
<泥魔>
千年前に斥候として送り込まれていた魔族の元エリート戦士。
雨深那たち退魔士との交流を通し、人族のあり様に惹かれた。
魔族軍と袂を別った際に左腕を喪ったが、退魔士の技術者により高性能武装義手を贈られている。
本人的にも気に入っているらしい。
<微鬼>
ディマを慕う下級魔族。
特別な力も何もない彼女は、魔族の理にあっては造作も無く喰われるだけの存在。
それを理由もなく助けたいと思ったのは、同胞たる魔族ではなく人間の方だったのだ。