●●●設定メモ その2●●●
読み飛ばしてOKです。
<嵐剣皇>
痩身の躯体に鎧のような装甲をまとう。紅い装甲は甲虫を思わせる。
前腕に伸縮自在な細身のドリルが折りたたまれている。
地中穿行時は下半身全体が回転し、ドリルの機能を持つ。
精命力エネルギーを利用した特殊戦術を実現させる為に、人間を丸ごと取り込み経絡の構造を得ている。
その結果、人間との会話が可能なほどの高度な自我をも持つに至り、『生贄』となった国主明彦の恋人を搭乗者とし逃亡する。
明彦の人格や記憶がコピーされているが、あくまでも嵐剣皇は個別の人格である。
<薙瀬夕>
26歳。恋人の明彦と長年の交際の末婚約し、幸せな人生の第一歩を踏み出そうとしていた。
セミロングの黒髪に眼鏡。年下好き。
数年前に、両親を居住区画のマグマ噴火事故で亡くしている。
<国主明彦>
23歳。地上で魔族を退ける家業についていた退魔戦士の末裔。
自らのルーツを確かめようと、採掘都市へやってきて夕と出会った。
遥か昔から練り上げられてきた退魔戦士の戦闘技術を修得しており、嵐剣皇にその技は受け継がれている。
普段は穏やかだが、興味のある話題になると早口になる。
<深中審也>
時命皇が人間に身をやつした姿。
本人としては、この形態をとるのはあまり好きではない。