第四話 双子神の転機 2
精神的に、つらい事がありましたので、明日、投降出来るかわかりませんので、投降します、次こそ予定どうり(だといいな)一つ、ストック 増えましたが、中々進みません、できれば、励ましのお言葉をください。
~ ツア―ル&ロイガー の視点~
あの後、土下座して謝ったのが、効いたのか皆さんは、笑って赦してくれました。
人間否、神様話せば、分かり合えるものです。
ただ、問題が…。
『幼女が土下座萌え』『お持ち帰りしたい』「 ペロペロ したい』となぜか、意味不明の言葉を、皆様が語りだし、ギラ ついた眼で、此方を見たのは、正直引きました。
アルゴさんが、その豪腕で、沈黙させなければ、どうなった事やら。
長い時間経ってから、この時の事を聞いた事があったんですが。
皆の間で、紳士協定が結ばれており、誰もが、二人に近づけなかった、と教えてもらいました。
もっとも、この時点では知らなかったんですが。
「姉様この後どうします?」
「勇者様を…」
「却下、いくら姉様の電撃魔術が凄くても封じ込められたら終わりですよ」
「二人なら…」
凄惨な笑みを浮べるロイガー。
「うっ」
「私は魔術は使えませんが、素手でもLV6の槍使いに勝てますよ」
「分かった」
しょんぼりする私。
「話は戻しますがどうします?」
「そうね、主神様から新人の魔人候補を送ったから、見極めてくれと、言ってたから、少し見に行きますか?」
「あ~とおいうか、役に立つの?」
妹の言葉に考え込む。
「主神様の話では、かなりの者らしいよ、なんでも【ドーテイ の大魔導師】というらしいは…なぜか爆笑まじりでしたけど」
「聞いた事はありますが、都市伝説 レベル ですが、特別な修練で、三十代まで積めば魔術師、ならば更にそれ以上とは、凄いですっ! これは期待がもてますっ!」
ちなみに、なぜこの時、馬鹿みたいな勘違いをしたか理由はあります。
まず、現実世界の事を知らない架空の世界の神である事。次に、この世界に来て数年しか住んで無い事。
周りが子供だからと教えてない事です。
それなのに興味津々で、色々聞いたり調べたりした結果、変な知識を得てしまったのです。
なかなか、アホな話です。
まあ他には血迷った馬鹿が私達を襲おうとした時、半殺しした事で、その手の人間が離れたのもありますが、アルゴさんや良識のある大人が、それとなくそお言う人間を、隔離してたのもあります。
他にも色町は大人でないと、いけないという変な知識も持ったのもご愛嬌でした。
「それで、肝心の新人はどこですか 姉様?」
「えーと…いつものあれ、監視もつけてるから連絡がくると思うけど」
私のいいずらそうな顔に察したロイガー。
「あああ、恒例の新人つぶしですか…生き残れるかな、死んでも心が折れなければいいけど…」
「うーんなんとも言えないわね、私達と違って、人間は死んだときの痛みが普通に、感じるようにされてるからね、心が折れた時点で、魔人候補から唯の人間に格下げだし」
ちなみに他の神は普通に痛覚はあるが、私達には半分しかない。
『御嬢、戦闘司書一号ですが、新たな魔人候補が、盗賊に接触しましたが…』
新人の魔人候補を、尾行させていた戦闘司書から連絡が入る。
「どうなりました?」
『やはり、いつもどうり、戦闘経験がない為か死亡しました』
「そう…」
「はあ、やっぱり…それでその後は? やはり唯の人間になった」
『いえ、すぐさま蘇生し、魔人として、全員無力化しました』
「はあっ!?」
「嘘っ!」
『嘘ではありません』
「相手の数はっ!」
「数人でしょっ!」
『百人を、超えてました』
「どうやって!?」
「そうよっ!」
『それが…突然の事なんですが、青い大きな月が顕現したかと思うと、新人の魔人の人数が増えて、恐ろしい程の速度で瞬くまに、無力化したんです』
「待ちなさい、最初は普通に殺されたののよね、なんで、魔人になった瞬間、そんな早業で無力化できたの?」
『わかりません、少なくとも自分の知覚できる速度ではありませんでした、もうそろそろ魔力が枯渇するので、念話を切ります』
この念話に呆然とすろ私達。
「ねえ、この新人の顔を見に行かない? ロイガー 」
「うん、行こうっ! 姉様」
「この方が、私の運命の勇者だわ」
「『違うっ!』」
ロイガーと念話を切ったはずの戦闘司書一号から、突っ込みを受けたのは、仕方ないと後から思いました。
そしてこの時の選択が、私達の運命を大きく変える事になる事を、当時の私は知りませんでした。
もっとも、双方にとって悪い意味でも、良い意味でもですが、それは神のみが知る。
あっ、私達は神だった。
しまらない話だ。
更に締まらない話として、魔人ウィルの元に行けるようになるまで、半年ほど仕事に忙殺されるのは、ご愛嬌です。
なおこの時無力化した盗賊達は、狂気じみた新人の魔人の戦い方に怯え、戦闘司書になってもその恐怖が抜け切れず、全員転属願いを出したのは割愛します。
お読みくださり有難うございました。