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二つの愛  作者: ココロ
2/6

二面性

起きると火曜日の朝だった


身体が痛い

どうしたんだっけ? クエスチョンが踊り狂う


ああ、そうだ

君と喧嘩した

したくもない喧嘩を

心は勝手に傷付くし、身体は勝手に動いてるし

自分のものじゃないのかもしれない

そんなことないけれど


君は部屋にいない

部屋にいないならリビングだろう


降りた先にも君はいない

どうしたんだっけ? クエスチョンは嗤ってる


ああ、そうだ

君は帰った

田舎の家に

電話も無けりゃあ、メールも来ない

なんだか悲しいな

虚しいし寂しいな

そろそろ仲直りでもしたいよ


携帯を手に取り電話をかける



「思違いさ。誰だってある。僕にも君にもその他大勢の民衆にも」


「そうだよね」

遅れて君は笑っていた


君の作ったご飯を食べて

明日に備えて元気をつけよう。


思わず欠伸

眠気が襲う




寝た後に君は問いかける



「ねえ、最後に二人で笑ったのは何曜日?」

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