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詞集  作者: 村雨
41/48

departure

どうしようもない それはきっと

どこかでだれかが必ず傷つく

塗り替えたい でも力は無い

笑いたくなるよな


今歩く道の先

ずっと向こうに何があるのか知りたくて

いつの間にやらつまずいた


行こう 君だって

どれほど転んで泣いたって

また会えれば抱き合えるさ

君の想いがだれかに届くのを

願っている


手を放すこと それはいつも

繋いだ時より何より怖い

また触れたい たまにでもいい

泣きたくもなるよな


今見ている光の先

ずっと向こうにあなたが呼んでいる気がするよ

一生懸命手を振ろう


行こう 僕だって

どれほど無くして消したって

揺るぎのない景色がある

僕の想いがあなたに届くのを

願っている


吹き荒れる風が止んで静かになっても

耳を塞がずに歌い続けるよ


人混みの中でも手を出すから

注意深く見ていてくれ


行こう 君だって

どれほど転んで泣いたって

また会えれば伝うから


行こう 僕らだって

鞄の中身は一杯だ

線路の向こうでいつだって

君の想いがだれかに届くのを

僕の想いがあなたに届くのを

願っている



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