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departure
どうしようもない それはきっと
どこかでだれかが必ず傷つく
塗り替えたい でも力は無い
笑いたくなるよな
今歩く道の先
ずっと向こうに何があるのか知りたくて
いつの間にやらつまずいた
行こう 君だって
どれほど転んで泣いたって
また会えれば抱き合えるさ
君の想いがだれかに届くのを
願っている
手を放すこと それはいつも
繋いだ時より何より怖い
また触れたい たまにでもいい
泣きたくもなるよな
今見ている光の先
ずっと向こうにあなたが呼んでいる気がするよ
一生懸命手を振ろう
行こう 僕だって
どれほど無くして消したって
揺るぎのない景色がある
僕の想いがあなたに届くのを
願っている
吹き荒れる風が止んで静かになっても
耳を塞がずに歌い続けるよ
人混みの中でも手を出すから
注意深く見ていてくれ
行こう 君だって
どれほど転んで泣いたって
また会えれば伝うから
行こう 僕らだって
鞄の中身は一杯だ
線路の向こうでいつだって
君の想いがだれかに届くのを
僕の想いがあなたに届くのを
願っている