表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詞集  作者: 村雨
39/48

たったひとつの

もう少しだけお話しよう

たとえば君の好きな絵とか

考え込んだ哲学より

僕にはよっぽど心地良い


もう少しだけお話しよう

たとえばラジオで鳴る歌とか

キャスター話すニュースより

僕にはよっぽど心地良い


「どこにあったの」

「ここにあったよ」

ようやく今なら言えそうだ

明日や昨日や世界より

今ここにいる君が好き


もう少しだけお話しよう

たとえば今朝に見た夢とか

どんなに綺麗な本当より

僕にはよっぽど心地良い


もう少しだけお話しよう

たとえば降り出す雪だとか

地球の裏の事件より

僕にはよっぽど心地良い


また明日会えたって

この話が嘘だって

素直なんかは柄じゃなくたって

渡したいたったひとつの


「どこにあったの」

「ここにあったよ」

ようやく今なら言えそうだ

明日や昨日や世界より

今ここにいる君が好き



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ