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そう好を崩して


一見おとなしそうな人物だった。


「申し上げます。」


「おおっ。そなたは吉彦秀武ではないか。」


「殿。」


「申して見よ。」


義家はそう好を崩して喜んだ。


さて、


秀武はどんな秘策が


有るのであろか。


「お館様、


如何なる戦も篭城戦になれば


勝ち目は有りませぬ。


難攻不落の城でも


城内で米は作れない。


いずれは兵糧が尽きる。」


義家の目がその時ぎらりと怪しく光った。



兵糧攻めと云えば、


秀吉の毛利軍高松城が


有名でしたが、


実際戦に採用されたのは


稀なな事だった。


難攻不落と云えど、


当時の砦に兵共が


立て篭もり、


抵抗するには限度が


あったと云えよう。


長期戦には勝てずに武衡の秘策は


ものの見事に潰えたのである。


武衡も家衡も離れ離れに


逃げ切ろうと謀ったが


哀れな最後を遂げたとか。







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