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彼女が寝取られそうで怖い件について  作者: 日本語上手くないガイジン
5/13

俺の妹がこんなに優しいわけがない-1-

“When trouble comes, it’s your family that supports you.”

「トラブルが起きた時、支えてくれるのは家族なのです。」

–Guy Lafleur-


-------------------------------------------------


「で、くそ兄貴、なんかあったの?」


コンビニに向かっている途中妹が俺に話しかけた。

妹はとても優しい表情で俺の目をじっと見つめる。

俺は心配させたことにちょっと罪悪感を感じた。


「心配してくれてありがとうな、でも大丈夫」

今も正直大丈夫じゃないけど。

「そうなの?困ったことがあったらいつでも言いなよ、くそパシリ」

うちの妹優しいって言いたいところだったけど…

くそパシリか…別に気にしてないからね…

気に、してないよ…


「お兄ちゃんやっぱり家に帰る…」

「また朗読しましょうか?」

妹は小悪魔みたいに笑いながらそう言った。

「なに買おうかな!!」

「いい子いい子」

兄としての威厳を取り戻すにはどうすればいいのでしょうか?

-------------------------------------------------


「ありがとうございました~」

いろいろ買いましたね、とりあえずこの新作のポテチめっちゃうまそう…

早く食べたいけどもう夜だし、なんかポテチを食う罪悪感がすごいからやっぱりやめるわ。

「兄貴、おしっこ」

兄貴はおしっこじゃありません。

「もっとオブラートに包めよ、こっちはめっちゃ反応しにくいんだけど。」

男子の気持ちを考えて欲しい。

「お花摘みに行ってきます、くそ兄貴。」

「いってらっしゃい。」

語尾のくそ兄貴いる?


どこで時間潰そうかな?

マンガでも読もうか。

最近のマンガアプリってめっちゃ便利だよね、ポイント買うだけでいつでも読めるし。

しかも好きなマンガの単話だけ買ってもいいし。

まあマンガアプリは邪道だと思ってる人もいるんだろうけど。


「最新話出たじゃん!」

聞き覚えのある声。

妹のものじゃない、ゆきの声だ。




パート2あるよ~



(感想とか書いてくれると嬉しい~

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