・・・ごめん
「俺決めたんだ、たとえこの世界にどんな過去があろうと関係ない、
これから、俺達が未来を創っていくだ、叶。
だけどな、俺は思ったんだよ、俺のお父さんやお母さん、おじいちゃん
おばあちゃん、ひいじいちゃん、ひいばあちゃん、
皆が作ってくれた、今だけでなく、
過去も知りたいって思ったんだ・・・
だから、俺決めたんだ・・・叶。
歴史勉強する!!」
「お前・・・」
「は~い、そこまでだ」
ここで先生が止める。
なんとも空気の読めないゴリラだ。
しかし、なんとも補習というのは辛い。
そんな事を思いつつ外をみる。
俺は、公にはされていないが、あのリブレと戦って、
その後にスグに俺は、政府の一員にされたらしい。
それは、学校の教師の中の、このゴリラにだけ伝わっている。
理由は高須賀舞が相談しやすいからだ、と言う。
しかし、外を見ても、あれ以来、あのドラゴンのリブレと戦った時
以来、他のリブレ見ていない。
そんな事も考えつつ、補習を進めていく。
親指を額には突っ込まない。
それでも脳は人の3倍位の活動能力を見せている。
補習も終わり、喉が渇いたと、一人自動販売機に向かう。
「「あ・・・」」
途端二人の声が重なった。
ガタンという自動販売機の音が沈黙の中鳴り響く。
「アンタ、なんでこんな所いんのよ」
注意 ここは皆で使う公園だぞ♪
「おい、ここは皆で使う為に作られた公園だ。
それに、俺の人生は俺の物だ。
何をしようと、勝手だろ」
そう言うと、人の話しを聞きながら、飲み物を飲むという、
中学生でもわかる、イケナイ事をしていた少女が缶から
口を離した。
「それもそうね・・・」
それもそうね、と言った後に彼女はブツブツと何かを呟いていたが
それは聞こえなかった。
「なんだ、ヤケに大人しいじゃねーか」
そう言うと、七瀬七海は
すこし笑った顔でこう答えた。
「女の子には色々事情ってもんがあるのよ、それを聞くのは
少し、悪くない」
そういうと蒼士も納得のいった表情を見せて
「そっか、ならいいわ、あえて深追いする理由もねーしな」
そう言って、自動販売機からコーラを取り出す。
缶に口を付け、ゴクゴクと喉を鳴らしながら、一気に飲む。
「今日も平和だな・・・」
「ハァハァ、ハァ、」
走って逃げた。
逃げた。
息が切れてきた。
それでも、逃げなければ殺される。
そう思って、七瀬は走り続けた。
追いかけてくる化け物。
名前を『ウェイアウト』呼ぶ。
人間ではなく、人間と同じ感情を持つ。
しかし、それは普通の人間とは違う。
殺す、消す、そういった類の感情明らかに、人では無いと
理解するには、充分だった。
もし、そんな感情がなかったら
皆、ウェイアウトを人間と思って疑わないだろう。
くせ毛気味にカールした髪、少し黒い肌、近くから見ないと見えない
うっすら生えた髭。
誰もがそれを人間と認めただろう、そんな感情とある目的が無ければ・・・
「これでも喰らえ」
そう言って出された火の塊をなんの躊躇もなく、振り払った。
刹那、ウェイアウトが少女の首を撥ねた。
体と首が離れた。
しかし、その首は跳ね上がることも、落ちる事もなく、
ただ体の上にあった。
熱によって空気中の水分を蒸発させ、光の屈折角を変える事によって
作りだされた、幻影。
「まあいいか、いつでも、どこでも・・・殺せる」
小説ってなんで小なの?説なの?じゅでです。
とりあえず、感想でアドバイスくださいww
書く事がなかったので一応
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