病室
朝起きたら、病院の一室に居た。
「ハハ、なんだ生きてたのか、俺・・・」
実感がない。
とりあえず体中の骨を、握り折られるという、
人類史上初の体験をしたのだ。
白い病室、個人部屋らしく、俺しかいない。
花瓶には花が入っている。
これは誰かが持ってきたのか?それとも元から病室に飾っているのか?
分らないけど、綺麗な花を見て時が経った。
ガララー という音と一緒に医師が入って来た。
「やぁ起きていたんだね、君」
「ああ、また俺を治療してくれたのはアンタか?」
「まぁね、これでも、ある筋では、有名な医師なんだ。
それで君に話しがある。
これ以上の無茶はやめないか?
君の寿命は、どんどん削られて行くよ。
今回の戦闘は少なくとも、君の命を蝕むものだった」
「それでも、この町は守らなきゃいけない、と思ったんです」
「そこに君の命が無かったとしても?」
「そこに未来があったから」
「そうかい。ならいいんだ。
けど医者として言うけどこれ以上の無茶は許せないよ」
そう言って医師は病室をでた。
誰かとぶつかったのか「おっとっと、ごめんね」と言っているのが聞こえた。
ふう、とため息を吐きながら、窓から外をみる。
そこでは、退院した少女がくるくる回りながら、
親に笑いかけているのが見える。
「守ったんだな・・・俺
守れたんだ」
そう呟いて目を閉じる。
そして首に冷たい物を感じて、目を開ける。
「刀・・・!?」
そして、刀を持っている女の方を見る。
高須賀舞だ。
「いや、そのいきなり、殺されるのは不味いんですの事ですよ?」
そう言うと舞は血相を変えた様に、怒り始めた。
「アナタがいけないんでしょう!!」
怒られた。
多分、力を隠していたから、だろう。
けど
「よーく考えてください、俺が何かした?」
「・・・」
黙り込みやがった。
そうだよなぁ、俺は一ミリも悪い事はしてない。
「なんで、行き成り、こんな事をしたんだ?」
なんて、言い訳するか楽しみだ。
「その、なんていうか、ノリ?かな?」
この娘、天然だ。
これで、雰囲気を和ませたかったなら、天然。
これが本気なら、すごい天然。
「まぁいいか、嫌、良くないけど・・・」
回想終了
「まぁ、そんなこんながありまして、現在に至る訳なのですよ」
と虚空に向かって喋る蒼士の目は濁っている。
「なにを言っているんですか?」
そう言って、彼女は困惑している。
この時かわいいのは、言うまでもないだろう。
「あ・・・お礼のフルーツ盛り合わせ、良かったら食べてね」
そう言って顔を赤くしている。
まぁ変な勘違いしないか、気になるのだろう。
「ありがとな・・・質問いいですか、今どこからこれ出しました?」
素朴な疑問・・・というか、これを質問したくてしょうがない。
「私の能力です。確か、質量保存の法則の無視ができる、と言う物でした」
「ふ~ん・・・」
ちなみに、蒼士は理解できてないので、後でwikiで調べようと思っています。
無言のまま、時が過ぎたので、気まずく感じた、舞は帰ろうとします。
「お~い、お前、確か舞って名前だよな。
名字教えてくれねぇか?」
「名字は覚えなくいいですよ、舞って呼んでくれれば」
病室の扉は閉まった。
「今日も平和だ」
保存さして
バナナって冷蔵庫に入れてた方が、早く黒くなるんだよね。
どーもじゅでです。
今回はダメダメでしたな。
まぁいいけど、感想ほぢい。
この小説は、テンションでできているので、
良い曲教えてくれたり、良い感想くれると、
うp率上がります。
↓イケメンになります