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能力の制限

 「よぉリブレ」


 そんな事を言いながら校舎から飛び降り水面に立つ。

 干渉の能力を使い、水面に立てるという関係を作ったのだ。

 水面に大きな波紋を作りながらリブレに近づく為、一歩二歩と近づく。

 

 リブレはそんな事お構いなしに、また津波を作り校舎を飲み込もうとする。

 

 しかし、その津波と校舎の間にいた蒼士によって阻まれた。

 右手を津波に突っ込み、大きく右手を横に振る。

 すると津波の真ん中に大きな穴ができて、リブレと蒼士の目があった。


 「俺はケンカ売ってんだぞ、ザコがァ」

 

 その一言でリブレは怒ったのか、それともただ邪魔と思ったか、

 どちらにしても、リブレは標的を、

 

 『世界』から『蒼士』に替えた。


 世界を飲み込むその牙を、蒼士に向けたのだ。


 リブレは、目を大きく見開いた。

 真っ赤な真っ赤な十字架の紋様が刻まれていた。


 「なんだァなんだァ徹夜でテトリス?ぷよぷよ?やめとけ

 目が真っ赤に充血してんぞォ」


 そんな事を言ってる割には、今までとはまるで違う雰囲気を放っていたリブレに

 大きく一歩後ずさりした。


 「我は、全てを飲み込み、その全てを糧とする、主の周りの

 海を司る」


 リブレはそれを言った後、水を纏った。

 

 纏った水は形を変え始めた。


 牙が生え、翼ができ、足は恐竜のように、

 芸術品の様に丁寧に作り上げられた。

 西洋のドラゴンを人型に作り上げた、そんな感じがした。


 紅い目玉がこちらに向いた。

 瞬間、俺は奴の目玉を抉りに行った。


 「うあぁぁぁァァァァァァ!!」

 

 感じたのは恐怖ではない。

 明らかな異質だ。


 今までとはまるで違う。


 まるで、いつもの教室の中に、一人、血の滴る包丁を持って

 友達と普通に喋っているそんな感じだ。


 蒼士も本気になるしかなかった。

 迷わず自分の額に、親指をぶち込んだ。


 脳みそに干渉して、電気信号のスピードを上げたり、

 脳みそを100パーセント使用可能にする。

 それに応じて、脳みその乗り物である人間が(身体能力)が

 以前と比べて10倍以上の力を得られる。

 『能力』でも『身体能力』でも『知能』でも、だ。


 体から副作用か何かで、体から電気らしきものが迸る。

 

 水面を蹴り、敵の近くに、立つ。


 「ニトログリセリンって知ってるか?」


 自分の服の内に、ホルダーを作って置いて、あの病院の

 試験管を入れていたんだ。


 何故、病院にニトログリセリンがあるかは知らない。


 だって、ニトログリセリンってのは--------------------------


 「衝撃加えたら爆発するから、気をつけろよ?」


 少々強がったセリフだったが、関係ない。

 既に投げられた試験管は、リブレの目の前にあったからだ。


 それを跳ね除けようと、弾いた瞬間爆発した。

 すると、何故か爆発の光は見えなく、爆発の轟音とケムリ

 だけがあった。


 「・・・その姿、異形だな」


 爆発の轟音とケムリから出てきたリブレに言った。


 奴の体は、ボロボロになった訳ではなかった。


 爆発を吸収して、人型のドラゴンでは無くなっていた。

 

               「人は生きていてはいけない存在」

 リブレは確かにそう言った。

焼きそばと、そばって全然違うよね(キリッ

どーもnaokisyougunです。


はい、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

・・・残念ながらまだ続きますよ?


という事でnaokisyougunという名前でやっているんですが。

今度からは、「じゅで」って名乗ります、はい。

それだけです。

IDは変えませんから、ただの気分転換です。

           

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