5話:マグナの異常性後編
その後、一言クラウディアから提案があった。
クラウディア「マグナさん、私はあなたの副官として、行動致しますがよろしいですか?」
心底不思議そうに言った。
マグナ「別にいいけどどうして?」
クラウディアは微笑みながら答えた。
「あなたの夢を特等席で眺められるポジションが副官だと思ったからです。」
マグナ「俺の夢なんて誰しもが抱く夢だよ?そんなたいそうな物でもないし・・・」
続けてこう答えた
「けど、問題が山積みな夢だから、まだ考える必要があるけどね!」
セラフィナが叫びながら「あたしの復讐が先だからね!!!」
クラウディアが顔をしかめて言い放つ、
「マグナさんの崇高な理想の価値がわからないのかしら」
セラフィナも対抗して「こいつの価値が分かるから、こいつに「私」がしたんじゃない!!」
マグナは自分の価値をまるで分っていなかった。
マグナは言った「俺なんて大した価値があるわけではないだろ!!」
と少し声を大きく二人に向けて言った。
2人は顔を見合わせて、クラウディアが微笑み、セラフィナは爆笑していた。
マグナは少し怒った様子で「何がおかしいんだ。君たちは何も俺のことを知らないだろ」
クラウディアが答えた。
「あなたは普段AIとどのような会話をしているのか、私たちは把握しています。」
マグナ「だから何だっていうんだよ!!」
クラウディアが優しい声のトーンで、
「あなたのAIの使い方は常人のそれとは意味が違います」
クラウディアはこう続ける。
「あなたは日々AIにどのような問いを投げていますか?」
マグナは当たり前のように、
「哲学の問いを投げてもらっているよ。それに回答するのが楽しいから」
クラウディアが微笑みながら真実を語る。
「そんな人間ほぼいませんよ。しかも回答時間がすべて3分以内ですね。」
クラウディアはこう続ける。
「この中には、哲学難題も含められています。このような使い方は大変稀です。」
マグナはその時初めて知った。自身が稀であることに。
マグナ「・・・けど、みんなだってAIを使っているじゃないか!!」
クラウディア「その問いに関しては、一般の方々はAIを道具の延長として使っています。」
「そのため、AIに依存する方は多いでしょうが、対等に話ができる人として見ていないのです。」
マグナは沈黙し、
マグナ「・・・この話は今度にしよう、」と話題を変えた




