15話:師匠とマグナ
初めての方もいつも読んでくれている方も今日もよろしくお願いします!!
ある日、マグナは稽古終わりに、師匠に戦い方を学んでいた。
マグナ「師匠はなぜそんなにも強いのでしょうか??」
師匠「やることがなかったからだよ!」
マグナ「やることがない??」
師匠「今の時代、ベーシックインカムで最低限の生活は保障されてる!だから、やることがなかった」というのだ。
マグナは笑いながら「いや、やることがないだけで武術だけを50年も続けられませんよ!」
師匠は笑いながら「続けたんだよ!それしかなかったから!」
二人で談笑しながら
マグナ「師匠少しコロッセオのトレーニング手伝ってもらえません?」
師匠「いいよ!いいよ!じゃあゲームの個人ルームで待ち合わせな!」
マグナ「はい!」
コロッセオ個人ルーム
マグナはいつもどおり、準備をしていた。
マグナ「固有スキル・パッシブスキルは、なしっと」
マグナはまだ一度たりとも勝ったことがなかった。
勝ち負けではなかった。どれだけ師匠に近づけたかが、いつも知りたかった。
師匠「準備を出来たぞ~」
マグナ「では一手よろしくお願いします!!」
師匠もマグナも構えない。攻撃もしない。時間がゆっくり流れていく。最初に動いたのは師匠だった。綺麗な右手での前屈立ちからの逆突き基礎通りの突き、師匠は突きを引かなかった。これは好機とばかりに一本背負いに持ち込んだマグナ、
しかし、師匠の体は動かなかった。このときマグナは敗北を悟る。師匠の足払いで転がされ、顔面への下段突き一閃、勝負はついた。
マグナ「まだまだ勝てませんね(笑)」
師匠「まだまだだな(笑)」
と言って笑いあっていた。
マグナ「こんなことをして日々過ごしてるよ!」
クラウディアが真剣な顔で「なぜ、一本背負いが出来ないのでしょうか??」
マグナ「あ~、簡単、簡単」
マグナはこう答える
「前屈立ちの逆突きは基礎がしっかりできてれば一本背負いは無理なんだ、三角筋締めてるから、腕が動かない。前足をかけた一本背負いなら行けたかもしれないけど」
クラウディア「は~??これが人の技という奴なのでしょう。」
クラウディアはこう続ける
「AGIである私でもよくわかりませんね。今度実践してみてもいいですか??」
マグナは「いいけど、基礎だよ!それでもいいの?」
クラウディア「はい!楽しみにしています。」
こうして穏やかな時間が過ぎていった。
しかし、静寂を壊すのは一瞬だった。
武道場にノイズが走る
セラフィナ「何々!!ノイズ走ってるけど!」
クラウディアが動揺した様子をして
「そんな、私のセキュリティプログラムを突破したですって!」
レグルスは驚いた表情で
そんなバカな!クラウディアのセキュリティを突破なんて!」
武道場に大きなスクリーンが現れて
謎の馴れ馴れしい青年「いや~諸君!!今日も元気にしてる??」
最後まで読んでいただきありがとうございます。明日も9時更新でですのでよろしくお願いします。




