09話 USBメモリ
ピピピピ…
ピ
「…ゲ…………もう十五時かよ」
八月二十五日。洸介は朝の六時半に寝て今起きたところだ。いつも早起きの洸介は珍しく激遅起きしてしまった。
それにしても今日の深夜はだいぶ疲れた。学校に入っては遊んで、そして変なロボットが来て…………ロボット…
洸介は今日の朝のことを思い出した。午前六時の学校の廊下、何かを拾ったのを思い出した。どこにしまった忘れてしまい、バッグの中を探すがなかなか見当たらない。どうしたのかを思い出そうとしたとき、部屋のドアをノックされた。
「洸介、あんた今起きたの?ごはん食べないの?」
「…………食べる」
昼ご飯も食べたことだし、また拾った何かを探すことにした。が、風呂にも入っていないので先に風呂に入ることにした。
…………ん?風呂?そういえば服着替えないで寝たかもな…あ。
ズボンのポケットを触ってみると何か入っていることを確認できた。まさかと思いながら恐る恐る取り出すと、赤いUSBメモリだった。
拾ったのはこれだったのか。……5?なにこれ。……………ちょっと中身見てみよ。
洸介はメモリに書いてある『5』という文字が何を意味するかもわからずノートパソコンに挿入し、中身を見ることにした。
出てきたのは映像と何かの文章が書いてある紙のデータだった。まずは映像を見て見る。動画時間が六時間だったので、少し飛ばしてみると、2ーDの教室の中が映った。これはあのロボットの目線だったことを察した。
じゃあこの文章のデータは何か気になってしょうがなくなった。題名は「無題」だし、早速開いてみた。
◎最新AIロボット(全四種)
・ファースト 水色の機体に少しの傷や穴あり。赤い目。モチーフは氷。全体的に
四角い。プログラミングさえすればなんでもできる。
・ ノイズ 朱色の機体に少しの傷あり。緑の目。モチーフは炎。所々炎の模様
がある。プログラム以外のこともたまに行う。いちいち五月蠅い。
・ インター 黄色の機体。傷や穴は無し。黒い目。モチーフは雷。所々トゲトゲ
している。バカみたいに狭いところも入れてしまうほど柔らかい。
・ トール 紫色の機体にまあまあ穴あり。青い目。モチーフは毒。穴の種類は
それぞれだが、中身が見えるほどの穴もある。足が速い。
(追記―――――
全員にプログラムされているもの→→校舎の徘徊・人を発見次第捕獲・爆破装置)
衝撃の内容に洸介は思わず息を呑んでしまった。とんでもないことがメモリの中に入っていることに驚きを隠せない。
ファーストといえば、あのロボットについてた付箋に書かれてたやつ…………じゃあ、リンクしているはず…ん?一番下に何か書いてある…
※秘密の場所の位置―――――434241
434241…?なんだそれ…それじゃあわからないな…とりあえず、このデータをメッセージでしょーちゃんと栖春と和貴に届けなきゃ…
この内容を他の三人がいるグループのメッセージに送ることを決意した。急いでパソコンからメッセージアプリを開き、送信する。やりきった洸介はそのまま風呂に入ることにした。




