【作品紹介004】聖と魔の名を持つ者~剣を手にした少女は、やがて国を守る最強の騎士となる/ラーソルバール・ミルエルシ物語~
この前から少し間が空いてしまいましたが、三日坊主ということではありません!
前回の更新から若干時間が空いてしまいました。その間もスコップは続けていて、これはと思う作品も見つけましたが、まだ5万字に達していないということでこちらでは紹介できずに悶々としていました。何せ更新頻度が遅い作品なので。
このままだと次はかなり先になりそうだと思いながら、ふと過去のスコップ履歴を調べていたところ、目に止まったのが今回の作品となります。
■この作品をどうやって見つけたのか?
覚えてないです。既に書いた通り、自分の閲覧履歴に入っていたのに気づいて読み始めました。ただ、オリジナル戦記タグの作品を総合ポイント3000を上限として、日間ポイント順で並べてスコップするという儀式を定期的に行なっているので、その時に見つけた作品ではないかと考えています。こういった細かい条件での検索は、なろう本体でも可能ですが、私は『なろうファンDB』の「こだわり検索」を使っています。なろう本体よりも一覧性が高いというのが理由ですね。はい、自画自賛で恐縮です。
■見つけた時のステータスは?
上と同じく覚えてないです。2021年7月4日の時点ではブクマ360、評価ポイント599で総合ポイントは4桁を超えていることから一定の評価は得た作品と言えましょう。ただし、連載開始が2019年ですでに100万字に達しようかというボリュームであることを考えると、地道にコツコツとポイントを獲得していったものと推測されます。ちなみになろうで総合ポイント4桁を超える作品は、上位4%のみとなります。
■何話まで読み進めたのか?
直近5日の読書時間をほぼこれに費やして最新話(518部分)まで読破しました。
■この作品のどこが自分に刺さったのか?
なろうではテンプレ作品であってこそ支持を得られると言っても過言ではない状況が続いていますが、時々、そういうのとは違う正統派のファンタジーも読んでみたくなるわけです。その気持ちがちょうど高まってたタイミングで出会ったのがこの作品。結果その時のニーズにマッチしたので、相当なボリュームを物ともせず最新話まで読んでしまったというところです。
作品としては、かなりオーソドックスなタイプで1人の少女の英雄譚となります。舞台は中世ヨーロッパ社会に良く似た剣と魔法の世界です。なろうで似た作品を挙げるとすれば、総合ポイント17000の『妖精騎士の物語』が真っ先に思いつきますね。
この作品はすでにプロットがしっかりできているようで、完結までは4部構成らしいです。現在3部を連載中。2部までは騎士学校を舞台にした成長物語、3部は今のところ戦記物の色が濃い印象です。私は3部に入ってから、より面白さが増したかなと思っています。
また、この作品では、貴族の振る舞い1つ1つが、それぞれに信念や野心、打算や嫉妬などが見え隠れする納得感のあるもので、その振る舞いに対する主人公の対応が、後のストーリーに様々な影響を与えていくよう絶妙にコントロールされているように思います。そしてそれが、結果的に読者を物語に引き込む大きな要因となっているのでしょう。
まぁ若干主人公が才能やチャンスに恵まれすぎな気がしますが、英雄譚なのでそれはそんなものかなと折り合いをつけながら読んでいます。
■どんな人に読んで欲しいか?
本格ファンタジーや戦記物が大好物という読者に向いていると思います。
■ざっくり評価
8.5
■テンプレ要素
無双 7/10
■作品成分
成長 25%
恋愛 20%
戦記 35%
バトル 20%
■更新頻度
5-6日ごと
■URL
https://ncode.syosetu.com/n8153fq/
本文でも触れたように紹介する作品のストックがあるのですが、果たしてその作品が5万字を超えるのはいつなのか・・・。結局また別の作品を紹介してしまいそうな気がします。