【作品紹介001】ライブ・オブ・アイドル
作品の傾向はファンタジー中心と言ってましたが、記念すべき第1回目の作品は文芸ジャンルの作品を選びました。
この作品は、今は充電期間中みたいで連載が止まっているのですが、再開が待ち遠しい作品ベスト3に入っています。
■この作品をどうやって見つけたのか?
2020年度のマンガ大賞にノミネートされるぐらいの勢いがある『推しの子』ていう漫画がありまして、これはアイドルをひとつのテーマとして、色んな問題に切り込んでいく作品なわけです。
キャラもとても魅力的で、私はもちろん有馬カナ推しなんですが、それはともかく、なろうで『アイドル』をテーマにした作品が読みたいぞ!て思って、『なろうファンDB』のこだわり検索から、アイドルをキーワードに探し出した中の1つが今回紹介する作品です。ただその時は、1話読んだところでブクマしてしまい長らく積読状態になってました。
で、ある日、スコッパーが集まるコミュニティで、ひょろさんていうなろうの有名読み専のエッセイで満点をつけるほどすごい作品!みたいな文句でこの作品が紹介されました。
それで色々確認してみたところ、「あ、積んでた」て気づいた次第です。
もしあの時コミュニティの書き込みを目にしなかったらまだ積んだままだったかもしれません。スコッパーとしてはなんとなく悔しさを感じる話です。はい。
ちなみにひょろさんが紹介したことで、総合ランキングに一瞬食い込んでいたこともあるようです。すごい影響力。私のこのエッセイも、あやかりたいものです。
■見つけた時のステータスは?
覚えていないです。
■何話まで読み進めたのか?
1話読んで積読して、再開したあとは最新話(外伝4)までノンストップで読みました。
■この作品のどこが自分に刺さったのか?
まず作品のもつ熱量に圧倒されました。
その上で、ストーリー展開、キャラクターの魅力・個性、作品世界を構成する情報量の多さとにも圧倒されました。
読み終わったあとは、『なんだこれ、なんだこれ』て呟いていたとかいなかったとか。
大急ぎでレビューも書いたんですけど、その素晴らしさを言葉にしようとした瞬間陳腐化してしまうような気がして、その気持ちをそのまま表現するというなかなか珍しいタイプのレビューとなりました。
ただタイミングが悪くて1時間ぐらいでレビュー一覧の表紙から落ちてしまい、とても悔しい気持ちになったことを今でも覚えています。
あと特筆すべき点として、『天才』と呼ばれる人たちの造形にこだわりを感じました。『天才』を本気で描写するのってとても難しい気がしていて、見事に表現していると感じた作品は数えるぐらい。例えば『すべてがFになる』の真賀田四季あたりですね。
そしてこの作品の『天才』たちは、それに肉薄するぐらいに異様な説得力があると思いました。
■どんな人に読んで欲しいか?
ジャンルの好みに関係なく、万人に読んで欲しい作品です。
過去に何度か『なろうの埋もれた良作の象徴』みたいに思える作品に出会いましたが、これもそう思わせるレベルの作品だと思います。
■ざっくり評価
10点
■テンプレ要素
無双: 7/10
ハーレム: 1/10
■作品成分
恋愛: 20%
コメディ: 10%
成長: 40%
サスペンス: 30%
■URL
https://ncode.syosetu.com/n3891ie/
※こちらは改訂版となります
次の投稿はスコップに成功したとき!




