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第1話

「ハァ、今日も学校ダルかったなー。

学校なんて隕石で無くなってしまえばいいんだ。

......明日も学校ダルいな。」


なんて、海斗が考えていると後ろから突然声がした。


「どけどけ!道を開けろ!命が惜しいやつはさっさとどきやがれ!」


後ろで叫んでいる男が突然大声でこちらに向かって走ってきている。

しかも、その手にはどう見ても切れ味が半端なさそうな見た目をしている。それに加えてめっちゃ長い。

海斗は逃げようとした、でも、不幸なことに恐怖で動けなかった。


(お、おい!動けよ!!俺の身体!このままだとしぬぞ!

動け動け動け動け!!)


グサッ...そんな鈍い音が背中から聞こえてきた。

その瞬間俺は察した。あっ、これ刺されたなって。

そして、苦しむ暇もなく俺は死んだ。運が悪いことに心臓に刺さってしまった。

ああ......死ぬってこんな感覚なんだな...なんて言うか、心地いい。

もう、何もしたく...な...い......。


......あれ?意識がある?それにここは何処だ?天国か?地獄か?


海斗が居たのは一面真っ白な空間だった。

真ん中には椅子とテーブルがあり俺は落ち着くためにそこへ行くことにした。

海斗がそのに辿り着くと突然目の前に絶世の美女が現れた。大体予想はつく女神だろう。


「違います。私は最上級天使のアリアです。

女神様は今も忙しくて相手にできません。」


あっ、違ったのね。なんかごめんね。


人魂の形をしている俺は口がないので心の中で謝る。


「いえいえ、気にしてませんよ。寧ろ女神様と間違えられて嬉しいくらいです。ありがとうございます。」


何故かお礼言われた。て、照れるなぁー。

っと、照れてる場合じゃない、まずはこの状況の説明をお願いします

アリア様。


「分かりました。では、何故この場所に連れてこられたかなんですが。

単純に魂が強かったからです。

私達は地球と違う惑星を何百万と管理しています。

その、何百万の星の一つの星が滅亡の危機に追いやられています。

なので!海斗さんにはその惑星を守って欲しいのです。

凄いことにそこはファンタジーな世界で私達が管理する惑星でも片手で数得るほどしかない貴重な惑星なんです!

勿論、強力なスキルも贈呈します。私の加護もおつけします。

なのでお願いします。」


天使アリアが海斗に御願いすると...


断る!面倒くさいだろ絶対!てか、敵を教えろ!どうせ魔王とか魔神だろえが!絶対に三回は死にかけるよね!

それに、絶対に休みとかないよね!だから、ヤダ!面倒臭い!


「そ、そこをなんとか!お願いします!魂がこんなに強い人はこの数千年で海斗さんだけなんです!

だから!お願いします!」


再び頼むも...


無理、却下!絶対に嫌だ。まぁ、俺の生活を邪魔する奴がいたら張り倒すけど......。魔王とか魔神とか絶対に相手したくない!


そう、海斗が言うとアリアがにっこりと笑って


「分かりました。魔王や魔神とは戦わなくていいです。

あちらの世界で自由に暮らしてください。

転生サービスとしてお金は三年遊べるだけのお金は用意しますので。」


ありゃ?意外と物分りがいい。もっと、粘られるかと思った。

まぁ、俺相手にこんな時間を割くのが勿体ないと思って諦めたのだろう。


ありがとう、じゃあ、早速頼む。


「分かりました。では、あなたが良い人生を歩めますように。」


アリア様がそう言った途端目の前が真っ白になり草むらにいた。



______________________________


海斗さんはきっとあの世界を救ってくれるでしょう。

海斗さんは言いました、邪魔する奴がいたら張り倒すと...海斗さんがあの世界にいる以上は必ず魔王や魔神が襲ってきて海斗さんの生活の邪魔をする。

そしたら、海斗さんも戦うでしょう。

海斗さん...あなたのスキルは使い方さえ良ければ恐らく世界最高峰の強さを持つでしょう。

海斗さん......無責任ですが頑張ってください。

海斗さんの無事を毎日祈ります。








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