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99.龍眼を得た!! ※写真あり


 こんにちは、お久しぶりのふとんねこです。

 秋、無かったですね……ふとんびっくり。

 寒すぎて死にそうですがまた来週はあったかくなるってほんと? 気温差で鼻水が止まりませんよ。


 さて本日は『龍眼を得た!』と言うことで、ふとんねこが長らく得たいと思っていた品物を得たお話をして参ります!! なんと本エッセイも99部目。次回で100の大台に乗ります。



 えー、数週間前のことです。

 ちょっと遠出した先で、出来心でスーパーマーケットの青果コーナーを覗いておりましたところ、見慣れないものの入ったパックが目に入りました。覗き込んでみれば、でかでかと「ベトナム産、龍眼」の文字が!!


 龍眼!!!!!!!!


 衝撃のあまりその場で「龍眼?! 龍眼ナンデ?!」と声が出てしまうくらいでした。マジで予想外の出来事だったのでパックを見下ろしたままその場で口を押えて周囲を見渡しましたもん……明らか不審者ムーブメンツ。

 震える手でパックを手に取り、お会計へ。一パック五百円弱でした。


 さて……


 皆様、龍眼をご存知ですか??

 もう読み方からわからん、という方もいるかもしれませんし、逆にふとんと一緒に大興奮している方もいるかもしれませんね。

 ザックリ解説いたしましょう。


 えー、龍眼は「リュウガン」と読みまして、ムクロジ科の植物です。

 無患子ムクロジの名は目にしたことのある方もいるんじゃないかなぁ。ライチ、ランブータン等の果樹の他、あの可愛い観葉植物フウセンカズラも含む科です。

 中国南部、インドを原産としますが、現代でメジャーな生産地は中国南部と東南アジアのようですね。調べてみたら日本でも南の方の一部で分布があるみたい。

 生食の他に漢方の材料としても用いられるようです。


 そして、我々オタクがその名を目にする機会と言えばそう!

 中華モノの小説を読んでいる時!!※諸説あり


 ふとんもまさにそれでした。

 そしてライチと同様「いつか生で、生で食べたい……!」と思っておりました。

 そんなライチはこのエッセイで書いておりますが生食の野望を叶えて久しいです。

 が、流石に龍眼は、無理かもしれない、中国に行かなきゃかも、と悩んでいました。


 ありがとう出先のスーパーマーケット……(五体投地)

 いい時代になりましたねぇ……今度はランブータンかな……(尽きぬ野望)



 それでは、折角なので写真を交えて食レポをお届けします!

 みてみんの画像挿入機能ひっさびさに使うなぁ……


挿絵(By みてみん)


 ででん!! こちらが龍眼です、一個白いのが剥いたやつ。

 見た目は、食用にならないちっちぇジャガイモって感じ。これが木の枝から鈴なりになっているところを見てみたい気もしますね。


 一瞬どう剥くんだろう、と眺めまわしましたが、押してみると少し中身の柔らかさを感じられたのでこの皮を剥くのだなとライチと同様に爪を立てて皮をブツリと破りました。流石同科。

 皮は表面がつるりとしているので、ごつごつのライチより剥きやすい感じ。その下に薄皮が存在しますが、時折それが果肉にくっつくライチと違って皮と一緒にとれていました。


 皮むきの段階でライチと違うなと思ったのが果汁の出。ライチ生食経験者なら分かると思うのですが、ライチって皮を剥いている段階でそれなりに果汁が溢れてきて手を汚すじゃないですか。龍眼はそれがとっても少なかったです。でもジューシーじゃないわけじゃないという。


 そして出てきた果肉。マジでちょっと小さいライチって感じです。ライチほど大きくないが故に中の種を透かして少し灰色に見えるくらいの半透明さ。


 いざ実食。

 味もほぼライチ、と思いきや何となく薬効を感じる青臭さのようなものがありました。勝手な感想として、ライチより原種に近いのかなっていう印象。フルーツ、というより青果って言う感じ……

 その青臭さも相まって、爽やかなので、きちんと甘いけれど後味すっきり。でもこの青臭さが好き嫌いを明確に分けそうな印象でした。

 それから、いくつか食べていく中で「何か、ライチ以外の何かに似ている……!」って感じていたのが六つ目くらいで判明。それは「和梨」です! なんか味がすごく梨に似ているんです。


 一つが小さくて、甘くて爽やかなので無限に食えそうです。残念なことに無限ではなかったので一日でニ十粒程度入りだったパックを食らい尽くしました。無くなった……


 美味しかったです、ごちそうさまでした、ありがとうベトナム……


 調べてみたところ、2022年までは生の龍眼は貿易上の観点から輸入禁止だったそうです。それが2022年11月からベトナム産に関しては一定の条件を満たせば輸入OKになったそう。それで、その次の収穫期である2023年の夏から日本の市場に出回るようになったようですね。ふとんの住まいは田舎なので、一年遅れであったと……つまり、来年も龍眼を、食せるということ……?? ハッピー!!



 そんなお話でございました。

 皆様は珍しい果物を食べたご経験はありますか?

 ふとんが最近気になっているのはマンゴスチンとランブータンです。ランブータンが売っているのは目撃したので後はあのくせ毛のウニみたいな見た目にビビらず買うだけ……

 もし、そのほか珍しい果物を食べたよ~って方がいたら是非教えてほしいです。


 それでは、また次回の思いつきで!!


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おひさです! 長編の書き方、、、ふとんさんは長編のイメージが強いので意外な感じでした。10万字程度で終われるのも一つのスキルだと思うのですよねー。 そして龍眼! タイではまり、外国に行ったら求めてる…
龍眼、なつかしい~! というのが、昔中国に出張行ったことがあったんですが、その時に初めて出逢ったのです(´ω`*) ライチより青臭い感じ、すっごくわかります……! あと、ひとつの枝に結構実がついていて…
 龍眼。昔、「美味しんぼ」で読んだ記憶があります。  確か「ロンガン」と呼んでたような……、生ライチとかランブータンも食べてたような……、だいぶ前のことなのでうろ覚えですが。  今は世界中のいろんな…
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